北不明門(きたあかずもん)は本丸北側の搦手(からめて)に位置する門です。
1995年(平成7年)から2004年(平成16年)にかけておこなわれた松代城址の整備工事で、太鼓門とともに復元されました。
18世紀前半までは千曲川の河川敷に位置していたことから「水ノ手御門」とも呼ばれていました。
自立する櫓門と「枡形門」と呼ばれる高麗門と続塀が復元されています。
北不明門
本丸の裏口(搦手)(からめて)に位置する門です。太鼓門と同様に櫓門(やぐらもん)と表門(枡形門)(ますがたもん)の2棟による構成でした。
18世紀中頃に行われた千曲川の改修以前は、門が河川敷に位置していたことから、『水ノ手御門(みずのてごもん)』と呼ばれることもありました。
絵図資料をもとに、当時の門礎石をそのまま利用して忠実に復元しました。櫓門は石垣に渡らずに独立しており、中世的な様相を残した松代城の特徴的な門です。
This gate protected the rear entrance to Hom-maru. It was faithfully rebuit using the cornerstones.