紹介文

宇陀松山城は、福島正則の弟・福島高晴の居城として知られています。もともとは南北朝時代に秋山氏が居城(秋山城)を築いたことにはじまりますが、豊臣政権においては、伊藤義之加藤光泰羽田正親多賀秀種らの居城となり、大規模な改修が行われ近世城郭へと移行しました。豊臣秀長大和郡山城や、脇坂安治高取城とともに大和国支配の要として認識されていたことが伺えます。「関ケ原の戦い」後は福島高晴が入城しましたが、1615年(元和元年)の「大坂夏の陣」において豊臣方に内通したとして、高晴は改易され城も小堀遠州らによって破却され廃城となりました。城下町は重要伝統的建造物群保存地区に選定されており、現在も優美な町並みを残しています。

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宇陀松山城は「続日本100名城」「奈良県三名城」のバッジに登録されています。

  • 続日本100名城
  • 奈良県三名城

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城主の攻城メモ

宇陀松山城を攻城した団員が残してくださったクチコミ(レビュー)です。じっさいに訪問した方の生の声なのでぜひ参考に。

  • 城域の東側は立ち入り禁止になっています。城域での出土瓦が城下の宇陀松山会館、まちかどラボに展示されていますので、立ち寄るとよいでしょう。(2023/02/25訪問)
  • 大宇陀バス停(道の駅)から徒歩10分強で城跡に到着。帰りは大手である春日神社方面に抜けました。大きな空堀や厳重な虎口がよく残っていますが、立入禁止区域もありあまり自由には動け回れません。城下町が良い雰囲気なのでそちらとセットがお勧め。(2022/08/15訪問)
  • 千軒舎隣の駐車場に車を停め攻城。頂上の主郭へは徒歩20分程度です。また、当時の建造物として唯一残っている「松山西口関門」も見てきました。千軒舎から北へ徒歩10分強です。(2022/07/30訪問)
  • 道の駅宇陀路大宇陀に駐め千軒舎経由で攻城。城域の南側の舗装道を10分+山道を少し行くと雀門跡に到着。折れた空堀に埋もれかかった石垣、外枡形の虎口が迎えてくれます。郭の形状も良く分かり、本丸と天守郭の周囲には深い横堀、隅石垣も残っていますが、立入禁止に急坂の所もあるので注意して下さい。あと城下町にある春日門跡の立派な石垣もお忘れなく。(2021/04/30訪問)
  • レンタカーを道の駅宇陀路大宇陀に停め攻城開始。登城路はとてもよく整備されています。さすが続100名城に恥じない城跡で、復元状況も素晴らしいです。登城口脇のまちづくりセンター千軒舎では宇陀松山城の資料をいただけますので必ず訪問することをお勧めします。(2022/01/16訪問)
  • 道の駅宇陀路大宇陀からの登城が楽です。今の時期は 落ち葉で滑りやすいので、気をつけて下さい(2021/11/28訪問)
  • 榛原駅から大宇陀まではバスで。続百名城スタンプは、道の駅より徒歩ですぐのまちづくりセンター千軒舎にて。登城路は途中までは舗装道路で歩きやすかったです。宇陀は推古朝の昔から薬草で有名な地。重要伝統的建造物群保存地区を歩けば、日本最古の森野旧薬園や薬問屋などがあります。宇陀は人麻呂公園など万葉集ゆかりの地もあり、見どころ沢山のロマン溢れる地でした。(2021/10/26訪問)
  • 春日神社コースの倒木は処理されて、通行可能になっています。  千軒舎では縄張り図掲載の資料が貰えるだけでなく、宇陀松山城のビデオも観せて頂けます。CGの復元想像図が凄い。 攻城前にぜひ観せてもらうことをお勧めします。(2021/04/11訪問)
  • 春日神社からのコースは2か所に倒木あり、千軒舎に通行止めの告知が出ていました。(春日神社の方には通行止めの表示もなかったので、倒木をまたいで通り、下りてきてから知りました…)(2021/02/14訪問)
  • 榛原駅からバスで15分「大宇陀」下車。山頂までは徒歩20分でした。枯葉の絨毯のような本丸は美しく、また松山城下の街並みも往時の風情が残ります。(2020/11/23訪問)
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宇陀松山城について

宇陀松山城に関するデータ  情報の追加や修正
項目データ
曲輪構成
縄張形態山城
標高(比高)345.6 m( 110 m )
城郭規模内郭:--  外郭:--
築城主秋山氏
築城開始・完了年着工 南北朝時代か
廃城年1615年(元和元年)
主な改修者
主な城主秋山氏、加藤氏、福島氏など
遺構門、石垣、曲輪、空堀
指定文化財国史跡
復元状況

更新日:2023/03/31 03:28:19

宇陀松山城の観光情報

宇陀松山城の見学情報・施設案内  情報の追加や修正
項目データ
営業時間
料金(入城料・見学料)
休み(休城日・休館日)
トイレ
コインロッカー
写真撮影
バリアフリー

宇陀松山城の見所は城メモをご覧ください

現地周辺の天気

今日(31日)の天気

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アクセス

宇陀松山城の地図

宇陀松山城へのアクセス

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項目データ
アクセス(電車)
  • 近鉄大阪線・榛原駅から「大宇陀」行きバスに乗り「西山」バス停下車、徒歩20分
アクセス(クルマ)
  • 南阪奈道路・葛城ICから40分
  • 西名阪自動車道・天理ICから50分
駐車場
  • 慶恩寺駐車場を利用
  • 大宇陀バスセンター(無料、約30台)

じっさいに訪問した方の正確な情報をお待ちしています。

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      たまご肌美人の湯 美榛苑(みはるえん)

      ★まるで「美容液」に浸かるよう――。ph8.9を誇る「美肌の湯」 ●滞在を彩る「色浴衣」「温泉まんじゅう」 ●花の寺・女人高野「室生寺」まで車で15分 ●<地産地消>旬を味わう会席料理に舌鼓♪(評価:4.2、参考料金:5,000円〜)

      多武峰観光ホテル

      客室からは四季折々の談山神社の風景が一望できます。名物「義経鍋」もご賞味ください。(評価:4.2、参考料金:9,350円〜)

      guest Villa逢桜(ゲストヴィラほうおう)

      吉野の林業家『桶辰』の敷地3000坪。趣きがある日本庭園に、築150年の本館と築70年の別邸は厳選した希少木材を使用した日本建築。平均客室面積78平米以上のスモールラグジュアリーな宿(評価:4.8、参考料金:23,000円〜)

      奥大和ビール TAP to BED

      1日3組限定の古民家宿◇隣接されたbarでビールを飲みながら過ごす大人な時間◎醸造したてのハーバルクラフトビールをお楽しみください◇そして飲んだ後はゲストハウスでのんびりお過ごしください(評価:不明、参考料金:5,800円〜)
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        • 平均評価:★★★★☆(10位)
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        • 攻城人数:1537人(90位)
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        • 見学時間:1時間2分(82位)
        • 攻城人数:1615人(84位)
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