安慶名城は14世紀後半に伊波按司の三男(もしくは五男)とされる安慶名大川按司によって築城されたといわれています。自然の断崖と急傾斜を巧みに利用した山城で、連郭式縄張りの城が多い沖縄のグスクの中では珍しい輪郭式のグスクです。また、主郭北側の城壁には狭間もあり、沖縄では中城城と安慶名城にしかない珍しいものです。現在は安慶名中央公園になっていますが、主郭はあまり手を入れられていないため、無骨ながらも見ごたえのある城址となっています。
安慶名グスクを訪問した102人の報告によれば、平均見学時間は31分、平均評価は3.19点となっています。
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「日本史の知識をアップデートするための勉強会」にて榎本先生から紹介もあり、読んでみることにしました。幕末から明治初期に渡り、加賀藩の御算用者であった猪山信之、直之、成之3代に渡り残された家計簿その他の書簡・日記から、その当時の武士の経済状態や考えが良く解る内容となっています。猪山家が困窮する家計を如何に立て直したか、また幕末から明治にかけて時代が変わる中で猪山成之がどのように考え行動していったかが、そして当時の士族が時代の流れの中でどのようになっていったのかの一端を垣間見ることが出来ました。この本が原作となった2010年公開の映画「武士の家計簿」の中で、原作では娘の髪結に際にお金がなく絵に描いた鯛を用いたエピソードが、長男の着袴の際のエピソードとして描かれておりましたが、映画の方も楽しく鑑賞させて頂きました。
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