福知山城の天守付近には復元鯱瓦が展示されています。
福知山城天守閣復元鯱瓦
高さ150cm 基部たて80cm よこ45cm
この鯱瓦は福知山市と旧大江町との合併を記念して、「日本鬼師の会」が福知山城の天守閣の鯱瓦を原寸大復元したものです。同会は平成3年に伝統的鬼瓦の保存と技術の継承を目的として設立されました。会員は国内各地110余名からなる鬼瓦制作集団です。
平成18年9月2日から10月1日まで30日間にわたり、福知山市大江町にある「大江山鬼瓦工房」に、のべ91名の鬼師が参集し、土と格闘し互いに技術の交流をはかりながら完成した作品です。 伝統的鬼瓦の技術継承と、瓦文化の普及のため製作された鯱瓦です。より多くのみなさまに身近に触れてもらえるよう、この場所に設置しました。鬼師の卓越した技術を御覧ください。
鯱瓦の重さは120kgもあるそうです。
ところで、この鯱瓦は現在の復元天守の鯱瓦を原寸大で復元したものだということですが、そもそも復元天守の鯱瓦は何かの資料を元に製作されたものなのでしょうかね。
(外観復元とあるので根拠がないわけではないと思うのですが)