紹介文

伊王野城は13代・伊王野資清によって築かれたと伝わる城です。伊王野氏は那須六家のひとつで、子孫の伊王野資信は那須七騎に数えられましたが、1590年(天正18年)の豊臣秀吉による小田原征伐において那須衆は秀吉の不興を買い、所領を削減されました。その後「関ヶ原の戦い」において上杉勢を阻止した功績から加増され、旗本となっています。現在城址は一部が公園として整備されており、堀切や竪堀などの遺構を確認することができます。

伊王野城をいろんなキーワードで分類してみましょう。

訪問ガイド

伊王野城を攻城した団員が残してくださったコメント(クチコミ)です。じっさいに訪問した方の生の声なのでぜひ参考に。

  • たかし 西側にある城山公園駐車場から登城。山全体が城になっており、堀切、虎口など堪能でき見事な山城です。草は刈られていますが、細く固い竹が足に刺さるので、固い材質の靴で行くことをお勧めします。(2023/11/25訪問)
  • 狸親父 旧小学校(伊王野館)の側から登城しましたが、登城路の草が刈られており、鳥居や祠のある本郭(三郭?)まで気持ちよく攻城できました。途中四国88カ所巡礼を模した石仏が建てられており、最後に空海の像がありました。(2023/07/20訪問)
  • みっちゃん 小学校裏のお寺の所から登城、500m10分で本丸に着きました。(2022/10/03訪問)
  • 江戸川父ちゃん 294号線沿いに「霞が城跡」の看板あり。そこから三の丸までは車で登れます。時間があれば二の丸、本丸まで行きたいところでしたが、三の丸近傍で今回は引き返しました。それでも堀切がしっかりと分かります。(2021/11/07訪問)
  • hinak 伊王野館跡前の駐車場に車を置いて小学校裏から登場。公園ということで油断してましたが、主郭は草ボウボウで、ひっつきむしが収穫できます。土塁等の遺構は良好ですが足元悪し(2021/11/06訪問)
  • 利信 黒磯駅から町民バスに乗車、道の駅東山道伊王野にて下車、徒歩12分。旧伊王野小学校裏側の登城口から攻城。4の郭、三の郭から二の郭を移動、竪堀と横堀、土塁を見学。本丸は藪化が深く断念しました。西側駐車場方面から降りると案内板がありました。(2021/10/03訪問)
  • axia 三の丸側まで車で行けました。三の丸は全域が草花で覆われ、抜けるとズボンに種が大量に付いてました。 二の丸に向かう通路はまだ16時台ながら暗闇と草木で閉ざされ断念。もう少し天気が良ければ先に進めたかもしれません。(2020/10/19訪問)
  • 不識庵 南側(小学校裏)から登城しましたが、西側から車で三の丸近くまでアクセスする方法もあるようです。二の丸と本丸の間の大きい堀切があります。本丸は藪化が進んでいて奥まで行けませんでした。(2020/08/07訪問)
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構造

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曲輪構成

連郭式

縄張形態

平山城

標高(比高)

333.6 m( 98.6 m)

城郭規模

内郭:-- ha  外郭:-- ha

築城主

伊王野資清

築城開始・完了年

 〜 竣工 1487年(長享元年)

廃城年

1627年(寛永4年)

主な改修者

---

主な城主

伊王野氏

遺構

土塁、堀切

指定文化財

町史跡

復元状況

---

登録日:2022/11/21 01:16:50

更新日:2024/10/10 04:16:54

観光情報

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営業時間

---

料金(入城料・見学料)

---

休み(休城日・休館日)

---

トイレ

あり

コインロッカー

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写真撮影

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バリアフリー

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伊王野城の見所は城メモをご覧ください

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アクセス

地図

アクセス

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アクセス(電車)

  • 東北本線黒田原駅からバス「伊王野小学校」下車、徒歩4分

アクセス(クルマ)

  • 東北自動車道那須ICから25分

駐車場

あり(10台)

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    図説 近世城郭の作事 櫓・城門編

    三浦先生が書かれた「近世城郭の作事 天守編」に続き、今回は「櫓・城門・土塀」編を読みました。特に、城門、土塀については書いてあることのほとんどが初めて知る事でした。城門の種類ですが、薬医門は安土桃山時代だけで、高麗門は文禄・慶長の役で朝鮮半島での築城時に発明され、構造は薬医門と変わりませんが屋根が小さいので防戦上で有利、屋根が小さいので用材が少なくて済むなど、関ヶ原の戦い後、薬医門から進化した高麗門に取って代わられたそうで、現在城跡に残っているのは圧倒的に高麗門で、医薬門は少ないとの事です。また、関ヶ原以前の櫓門では石落がないので、櫓門の石落は関ヶ原以降の発明と考えられるとの事を初めて知ります。土塀についても、付壁塀、築壁塀など色々な種類があるそうで、天守、櫓以外に城門、土塀にも注目することにより、新たなお城巡りの楽しみを再発見させてもらえた一冊だと思います。

    まーちゃんさん)

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