山本山城は阿閉氏の本拠となった山城です。平安時代末期に山本義経によって築かれました。織田信長による浅井攻めに際して、城主の阿閉貞征が信長に降ったことで小谷城は孤立し、浅井氏は滅亡の一因となりました。その後、貞征は秀吉の与力となりますが、「本能寺の変」で明智光秀に加担して、秀吉方の長浜城を攻めたために、「山崎の合戦」で光秀を破った秀吉に追討され、阿閉氏は滅亡し、山本山城も廃城となりました。現在は山本山から賤ヶ岳までの約8kmがハイキングコースとして整備されています。
山本山城を訪問した131人の報告によれば、平均見学時間は1時間8分、平均評価は3.10点となっています。
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朝日山神社に駐車スペースあり
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江戸時代の大名について詳しく知りたいと思っていた時に目に止まり、読んでみることにしました。江戸時代大小併せて260~300藩有ったと言われていますが、本書では大名の格差をテーマとして石高、将軍との関係、江戸城、江戸藩邸、参勤交代の5つに分けてエピソードを交えて書かれています。石高の大小による格差をはじめとして、将軍家から嫁をもらったり、養子をもらったした大名の家格が上げられたり、その家格によって江戸城内での将軍との拝謁の仕方や服装が違ったり、江戸藩邸では門構えや屋敷の広さに差が見られたり、最後に参勤交代の道中でかち合いそうになった場合とか宿場が同じになりそうになった場合にその大名の格差が顕著に表れる事を細かいところまで知ることが出来ました。その当時の大名たちは自分の家格を十分に認識した上で行動し、少しでもその家格を上げることを日々考えていることがよく理解できる一冊でした。
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