紹介文

多喜山城はいわゆる「元亀争乱」の際に六角氏などの抵抗勢力に備えるために、織田信長の家臣である佐久間信盛が築城したと伝わっていますが定かではありません。この地は奈良興福寺領であったことからそれ以前に地頭代によって城が築かれていたという説もあります。現在城址は公園として整備されており、山麓からは「ふるさと創世事業」によって作られた721段の石段がつづいています。城が築かれた日向山は東海道、中山道を見下ろす要衝にあり、山頂からは合戦の舞台となった野洲川を眺めることができます。また東西にある虎口はいずれも桝形構造となっており、そのほか土塁や櫓跡などが残っています。

多喜山城をいろんなキーワードで分類してみましょう。

訪問ガイド

多喜山城を攻城した団員が残してくださったコメント(クチコミ)です。じっさいに訪問した方の生の声なのでぜひ参考に。

  • ばやし 日向山駐車場に車を止めて奥の入り口より721段の階段をひたすら登ると本郭に着きます。周辺の景色が素晴らしいです。(2024/05/19訪問)
  • ぽち太365 日向山登山口駐車場に車を停めて、721段の階段を登って主郭に着きました。主郭は土塁で囲まれ、東虎口には土塁で囲まれた桝形?が西虎口には石垣が一部残されています。北側、南側の景色がいいです。(2023/07/08訪問)
  • やまとや 石段を登る向きで見ると右側を作業用モノレールが並走します。 石垣は曲輪(山頂)のモノレールの奥側です。でも乗り越えたり、潜り抜ける必要はありません。モノレールが途切れるので廻り込む事ができます。 この地に築城した事が納得できる眺望です。国1(東海道)、国8(北国道)、琵琶湖が広角度で広がります。(2022/03/15訪問)
  • 伊勢守 山登りではなく、頂上までひたすら階段登りです。 草木で隠れて見にくいですが、主郭入口の石垣は必見です。(2021/12/05訪問)
  • 猫セブン 登城道入口に杖が用意されています。(2021/11/03訪問)
  • やっちん 城域は非常にコンパクトですが、しっかり土塁が残り、西側虎口付近にわずかに石垣がみられました。近江富士の眺めが素晴らしいです。(2020/03/21訪問)
  • ゆずあんこ 日向山登山口駐車場(位置情報)を利用して攻城。しっかりと整備されているが、見所の西虎口・東虎口共に草木多く食い違いになっている部分がわかりづらい。(2019/12/31訪問)
  • Tiger 景色がとてもよい。あの石段721段を何往復も走っている女性がいて感心しました。(2019/08/25訪問)
すべてを表示(9コメント)

構造

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曲輪構成

連郭式

縄張形態

山城

標高(比高)

222.9 m( 107 m)

城郭規模

内郭:-- ha  外郭:-- ha

築城主

佐久間信盛か

築城開始・完了年

着工 元亀年間(1570年〜1573年)か

廃城年

---

主な改修者

---

主な城主

佐久間信盛

遺構

曲輪、土塁、石積

指定文化財

---

復元状況

---

登録日:2021/05/07 01:26:28

更新日:2024/10/10 04:07:41

城メモ(見所)

多喜山城の見所や歴史などを紹介します。

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観光情報

見学情報・施設案内  情報の追加や修正

営業時間

---

料金(入城料・見学料)

---

休み(休城日・休館日)

---

トイレ

遊歩道入口(駐車場)にあり

コインロッカー

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写真撮影

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バリアフリー

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多喜山城の見所は城メモをご覧ください

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アクセス

地図

アクセス

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アクセス(電車)

  • JR草津線・手原駅から徒歩40分
  • JR草津線・手原駅からタクシーで約10分
  • JR草津線・手原駅からバスに乗り10分、「日向山」バス停下車
  • JR琵琶湖線・草津駅からバスに乗り14分、「高野」バス停下車、徒歩13分
  • JR東海道本線・栗東駅からバスに乗り「六地蔵団地」バス停下車
  • 登城口から約20分

アクセス(クルマ)

  • 名神高速道路・栗東ICから約5分

駐車場

無料(10台)

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    図説 近世城郭の作事 櫓・城門編

    三浦先生が書かれた「近世城郭の作事 天守編」に続き、今回は「櫓・城門・土塀」編を読みました。特に、城門、土塀については書いてあることのほとんどが初めて知る事でした。城門の種類ですが、薬医門は安土桃山時代だけで、高麗門は文禄・慶長の役で朝鮮半島での築城時に発明され、構造は薬医門と変わりませんが屋根が小さいので防戦上で有利、屋根が小さいので用材が少なくて済むなど、関ヶ原の戦い後、薬医門から進化した高麗門に取って代わられたそうで、現在城跡に残っているのは圧倒的に高麗門で、医薬門は少ないとの事です。また、関ヶ原以前の櫓門では石落がないので、櫓門の石落は関ヶ原以降の発明と考えられるとの事を初めて知ります。土塀についても、付壁塀、築壁塀など色々な種類があるそうで、天守、櫓以外に城門、土塀にも注目することにより、新たなお城巡りの楽しみを再発見させてもらえた一冊だと思います。

    まーちゃんさん)

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