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余野城は能勢氏の一族で「能勢の三惣領』と呼ばれた余野山城守頼幸によって築かれた城です。天正年間、余野山城守高綱は高山右近夫人ジュスタの出身地であることから右近と親交があったものの、のちに対立して1584年（天正12年）に右近の攻撃を受けて落城、国綱も自刃しました。現在城址は学校法人淀之水学院の城山キャンパスとなっており、中に入ることはできません。
余野城を攻城した団員が残してくださったコメント（クチコミ）です。じっさいに訪問した方の生の声なのでぜひ参考に。
国道沿いのファミマで食糧調達して徒歩10分程度です。（2023/04/01訪問）
余野自治会館に車を止めさせてもらい攻城しました。（2022/12/05訪問）
余野自治会館から府道109号線を隔てた空き地に車を停めて登城。 城跡は淀之水学院の敷地となっているが、守衛さんに許可をもらって校内に入れてもらった。敷地の南端に立つ案内板と城石碑を撮影して登城は終了。（2021/06/28訪問） 
学校敷地内なので案内板のみ。 道路から案内板は見えますが駐車スペースはなく、ちょっと行ったところの空き地に停めさせてもらいました。（2020/12/24訪問） 
案内板は学校の南東、遊仙寺の案内板の隣にあります。（2020/02/02訪問）余野城へのアクセス情報 情報の追加や修正
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余野城とあわせて訪問するのにオススメのお城です。
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三浦先生が書かれた「近世城郭の作事 天守編」に続き、今回は「櫓・城門・土塀」編を読みました。特に、城門、土塀については書いてあることのほとんどが初めて知る事でした。城門の種類ですが、薬医門は安土桃山時代だけで、高麗門は文禄・慶長の役で朝鮮半島での築城時に発明され、構造は薬医門と変わりませんが屋根が小さいので防戦上で有利、屋根が小さいので用材が少なくて済むなど、関ヶ原の戦い後、薬医門から進化した高麗門に取って代わられたそうで、現在城跡に残っているのは圧倒的に高麗門で、医薬門は少ないとの事です。また、関ヶ原以前の櫓門では石落がないので、櫓門の石落は関ヶ原以降の発明と考えられるとの事を初めて知ります。土塀についても、付壁塀、築壁塀など色々な種類があるそうで、天守、櫓以外に城門、土塀にも注目することにより、新たなお城巡りの楽しみを再発見させてもらえた一冊だと思います。
（
まーちゃんさん）
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