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原田城の詳細は不明ですが、この地の土豪である原田氏の居城だと推定されています。1541年（天文10年）に管領・細川晴元の家臣である木沢長政によって攻められた記録があります。その後も三好長慶と細川晴元の抗争は激しさを増し、1547年（天文16年）に細川晴元が3万の軍勢で攻め寄せ落城させています。1578年（天正6年）には謀反を起こした有岡城主・荒木村重を討伐するための付城として、織田信長の家臣である中川清秀らが在城しました。現在城址周辺は市街地となっており遺構はありませんが、発掘調査で幅18ｍ、深さ6ｍの堀が見つかりました。また「旧羽室家住宅」の庭園の一部に土塁跡があり、築山として利用されています。
目次
原田城を攻城した団員が残してくださったクチコミ（レビュー）です。じっさいに訪問した方の生の声なのでぜひ参考に。
「原田しろあと館」は地域のコミュニティセンターのようになっているようです。周辺は道の狭い住宅地なので車は阪急曽根駅近辺に止めて歩いたほうがいいでしょう。（2023/06/11訪問） 
有岡城攻略の際、織田方武将が付城にすべく改修した土塁があります。申し出るとガイド付きで土塁へ上がれます。常時公開していないのでご確認ください。（2021/10/09訪問）
住宅街の中、大きな家の庭に遺構が残されている、という感じでした。（2019/08/25訪問）
城跡としての遺構は少ないのですが、係員の方がいっぱい説明してくれるので、時間には余裕をみましょう。（2019/08/25訪問）原田城に関するデータ 情報の追加や修正
（ 8 ｍ）
内郭：-- 外郭：--
原田氏か
着工 鎌倉時代頃か
慶長年間（1596年〜1615年）
原田氏、三好氏、中川氏
土塁、堀跡
市史跡
| 項目 | データ |
|---|---|
| 曲輪構成 | |
| 縄張形態 | 平山城（丘城） |
| 標高（比高） | --（ 8 ｍ ） |
| 城郭規模 | 内郭：-- 外郭：-- |
| 築城主 | 原田氏か |
| 築城開始・完了年 | 着工 鎌倉時代頃か |
| 廃城年 | 慶長年間（1596年〜1615年） |
| 主な改修者 | |
| 主な城主 | 原田氏、三好氏、中川氏 |
| 遺構 | 土塁、堀跡 |
| 指定文化財 | 市史跡 |
| 復元状況 |
更新日：2023/11/29 03:49:22
| 項目 | データ |
|---|---|
| アクセス（電車） |
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| アクセス（クルマ） |
|
| 駐車場 |
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中世城郭の研究家が、東京に残る後北条氏の城、滝山城の歴史と縄張りを紹介する小冊子。前半では、戦国時代に武蔵国の多摩地域で起こった武将たちの争いを時系列で紹介しながら、それに関わる城を紹介していく。後半は、古い甲州道沿いに築かれた「滝山三城」（根小屋城、高月城、滝山城）の縄張りと防御のシステムを、わかりやすい図で解説している。当時の城の様子を想像するのに良い本だと思う。(2007年刊行)
（
こめつぶさん）
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