一宇治城は島津氏15代当主・島津貴久の居城です。1549年(天文18年)9月に来日したフランシスコ・ザビエルが貴久と対面してキリスト教布教の許可を得た城でもあります。もともとは伊集院氏の居城でしたが、島津忠良(日新斎)・貴久父子が奪取すると、薩摩半島における交通の要衝であったこの城を本拠としました。1550年(天文19年)に貴久が鹿児島の内城へ移ったあとも城番を置き管理していましたが、一国一城令で廃城となりました。城の縄張りは「神明城」「伊作城」「中尾曲輪」「釣瓶城」「弓場城」「護摩所」「南之城」「上平城」など、大小30個あまりの曲輪で構築された大規模な山城でした。現在城址は「城山公園」として整備されており、本丸にあたる神明城跡には地上16mの展望台が建設されています。
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144 m( 80 m)
内郭:-- 外郭:--
伊集院氏
着工 建久年間(1190年~1199年)
1615年(元和元年)か
島津忠国
伊集院氏、島津氏
曲輪、土塁、堀、井戸
市史跡
項目 | データ |
---|---|
曲輪構成 | 群郭式 |
縄張形態 | 山城 |
標高(比高) | 144 m( 80 m ) |
城郭規模 | 内郭:-- 外郭:-- |
築城主 | 伊集院氏 |
築城開始・完了年 | 着工 建久年間(1190年~1199年) |
廃城年 | 1615年(元和元年)か |
主な改修者 | 島津忠国 |
主な城主 | 伊集院氏、島津氏 |
遺構 | 曲輪、土塁、堀、井戸 |
指定文化財 | 市史跡 |
復元状況 |
更新日:2024/04/26 03:43:28
項目 | データ |
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アクセス(電車) |
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アクセス(クルマ) |
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駐車場 | 城山公園駐車場(無料) |
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おそらく、八王子城の解説本の中で最も重要な一冊でしょう。
八王子城跡が現在のように整備されたのは、落城400年にあたる1990年以降のことです。本書の出版も同時期で、出版後に発見された遺構もあれば、今は目にすることのできない遺構も多数あります。言い換えると、1990年当時の八王子城跡の姿を記録した書であるとも言えます。八王子城に興味を持ってくださった方にはお薦めの一冊です。すでに廃刊となっていますので、古書店か図書館で探してください。
トンネル工事や台風・地震などにより、現在は失われてしまった石垣などの貴重な写真も多数掲載されていますが、白黒で小さいため分かり辛いのが残念。
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