藤式部卿

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新型コロナの影響もだいぶ落ち着いて来たので、公共交通機関を利用しての遠征を再開しています。「正続100名城スタンプ」「御城印」「御朱印」を求めて全国を行脚し、訪れた土地でご当地グルメを頂くことに幸せを感じています。その昔「せまいニッポン、そんなに急いで何処へ行く?」なんて交通標語がありましたが、いやいやなかなかどうして、日本全国結構広いと実感してます。お城めぐりと平行して、諸国一の宮に奉拝して御朱印を頂いております。基本的に鉄路の旅が好きなのですが、コロナ禍でクルマ移動の便利さを覚えてしまったので、行き先に応じて使い分ける様になりました。モットーは「歴史と地理が解れば、旅はもっと楽しくなる」です。

藤式部卿さんのレビュー(書籍)

藤式部卿さんは26件のレビューを投稿しています。

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殿様の通信簿 (新潮文庫)

「英雄たちの選択」でお馴染みの磯田道史氏の著書です。元禄期の書物である「土芥寇讎記(どかいこうしゅうき)」を基に、他の史料も併せて、殿様達を批評しています。この「土芥寇讎記」とは、公儀隠密が各藩を内偵した情報を、幕府高官が纏めたものだと言われています。書物の性格上、内容は辛辣に書かれている様です。この本に取り上げられている徳川光圀や浅野内匠頭は、ドラマや映画のイメージと実像は違っているのは知っていましたが、岡山藩二代藩主・池田綱政には子供が七十人いたのには驚きました。オットセイ公方と言われた?将軍・家斉でさえ五十人でしたよね。解りやすく書かれているので、結構、気楽に楽しく読むことが出来ました。余談ですが「土芥寇讎」とは耳慣れない言葉ですが、出典は「孟子」で江戸期の武士階級には馴染みのある言葉だったらしいです。意味は「殿様が家来をゴミの様に扱えば、家来は殿様を敵の様に見る」です。これは現代の組織でも通用しますね。

東京の城めぐり

東京のお城は江戸城ばかりではありません。本書は東京都区内に残る、120のお城の解説書です。さあ、激動の時代を生きた人々の痕跡を訪ねてみませんか。

城山三郎伝記文学選〈3〉雄気堂々

武州血洗島の農夫だった渋沢栄一が、実業家として名を成すまでの半生が描かれています。渋沢栄一は「第一勧銀(現・みずほ銀行)作った人」程度の認識しかありませんでしたが、幕末から明治に掛けて波乱万丈の展開でした。この本を読めば、大河ドラマ「晴天を衝け」の今後の展開が分かるので、ネタバレに通じてしまいます・・・?

北条政子 (文春文庫 な 2-55)

大河ドラマ第17作「草燃える」の原作です。「尼将軍」としてよりも「苦悩する母」としての北条政子が描かれており、登場人物が現代風に語るので初心者にも読みやすいと思います。読了後1番驚いたのは「政子」と言う名が、三代将軍・実朝時代に従二位の官位を授かった際、父・時政から一字を貰い付けられたもので、それ以前の名前は分かっていない!ことです。「草燃える」を思い出しながら楽しく読むことが出来ました。

全国 「武将印」 徹底ガイド 見どころ・楽しみ方がわかる

「御城印」に続きブームになりつつある
「武将印」のガイド本です。デザインの解説から発行情報、集印帳まで掲載されています。色々な武将印があり、眺めているだけで楽しめます。

廃城をゆく7 “再発見

役所や学校、公園、寺社として市街地に今も残る城跡を紹介しています。特に、江戸城三十六見附の「今」の紹介記事が興味深く、コロナ過がもう少し落ち着けば、都心散策の参考にしたいと思いました。

全国 御城印 大図鑑

まずは316城461符の御城印に圧倒されます。眺めているだけでも楽しいですが、文字や家紋に関しての解説があるので「御城印」について理解が深まります。沼田城のページは眺めているだけで楽しいですが、東北の名城を集めた、奥羽御城印セットのページは圧倒的です。
御城印収集にさらに火が付きました。

「このレビューを読んだあなた。共に御城印沼にハマってみよう!」(笑)。

城めぐりがもっと楽しくなる! お城の地図帳 ハンディ版 (タツミムック)

都道府県別に900城掲載されています。
JR全線と主要私鉄の路線図も掲載されているので位置関係が把握しやすく、個別のお城に関する情報が簡潔にまとめられているので重宝しています。個人的には、都道府県三名城を選定する際の参考書として活用しています。

家康<一> 信長との同盟 (幻冬舎時代小説文庫)

地元の新聞に連載されていたので愛読していましたが、この度文庫化されたので、購入し再読しました。第1巻は桶狭間から清州同盟まで描かれています。

桶狭間合戦で今川義元が討ち死にすると、家康は難なく岡崎城に戻って今川家から独立し、信長と同盟した印象を持っていましたが、実はそうでもなく、綱渡り的な展開だったことに少々驚きました。我々は歴史の結末を知っているので、歴史の流れを「当たり前」と思うことが少なからずありますね。

図説 ヨーロッパ100名城 公式ガイドブック (ふくろうの本/世界の文化)

この本をここで紹介するのは「どうなんだろう?」とも思いましたが、日本城郭協会選定の100名城だし、興味を持つ団員もいると思い紹介します。

本の内容は、欧州城郭の様式、築城の歴史、見所、エピソード、周辺の景観、交通アクセスまで徹底編集されています。

また巻末に登城記録ノートがあり、10城以上登城して所定の手続きをすれば、登城数に応じて日本城郭協会から認定書を頂けます。

こ、これは・・・正続日本100名城に続いて・・・いやいや、今は妄想で我慢しよう(笑)。

まっぷる 明智光秀 (マップルマガジン)

旅行ガイドブック「まっぷる」シリーズの1冊ですが、明智光秀関連史跡の情報掲載に特化し、イラスト入りで解りやすく解説してあります。勿論、近隣の食事処なども記載してあります。今年は光秀関連の史跡に行く気満々なので、重宝しそうです。行けると良いな・・・。

目指せ! 全国制覇 御城印ガイド お城版“御朱印"をもらおう!

令和元年10月末時点で御城印を頒布しているお城を掲載しています。「聖寿館」や「明知城」など一部のお城の写真は「攻城団」のものが使用されています。それにしても鹿児島県の御城印数が凄い。最終的には77城以上の城郭が頒布されるみたいです。来年(令和二年)もがんばって集めよー(笑)。

逆説の日本史〈1〉古代黎明編―封印された「倭」の謎 (小学館文庫)

文庫版は、現在22巻(明治維新編)まで出版されています。全巻通して読むことで、通史として日本史を理解することが出来ますが、興味のある時代の巻だけ読んでも楽しめます。キーワードは「言霊・ケガレ・怨霊」。内容に対しては個人的に「へえぇぇ!」や「それは・・・?」がありました。

はじめての御城印ガイド: 【特別付録】家紋デザイン オリジナル集印帳

御城印の記事を読んでからこちら、御城印に興味があったので購入しました。付録としてオリジナル集印帳も付いているので、これから御城印を集めようと考えている方には最適なガイド本です。収集癖を刺激されますね(笑)「はっ!これでは自分自身が御城印や御朱印収集にハマってしまうではないか!・・」(笑)
かくして、更に全国を放浪することになるのであった・・・(笑)

会津執権の栄誉 (文春文庫)

会津蘆名氏には、家督相続を巡る内紛を伊達政宗に付け込まれ滅亡したと言う、負の印象がどうしても拭えませんでしたが、そこに一石を投じる作品です。「金上盛備」「富田隆実」ともに、摺上原合戦で敗れた武将、程度の印象でしたが、見方が変わりました。

一度はいくべき 行きにくい城 (双葉社スーパームック)

全国の「行きにくい」けれど、「行く価値のある」お城について取り上げています。お城までのアクセス方法、見どころ、専用駐車場やトイレの有無、携帯電波や藪・倒木についての記述があります。「山城撮影術」は今後の写真撮影の参考にしようと思います。

鬼神の如く: 黒田叛臣伝 (新潮文庫)

「三大お家騒動」の一つ黒田騒動を、叛臣と言われた栗山大善を主人公に描いています。様々な登場人物の思惑が交錯しながら物語が展開しますが、黒田騒動に関して知識がなかったので、ドキドキしながらページをめくりました。

明石城完全攻城ガイド

明石城の歴史が漫画で描かれているので、とても解りやすいです。明石の町割りに宮本武蔵が関わっていたことなど「へえ!」な知識が満載。明石城攻城の際の予習テキストに最適です。

日本100名城公式ガイドブック (歴史群像シリーズ)

日本100名城についての解説書。この本が、私を2度目の全国お城行脚に誘いました。

続日本100名城公式ガイドブック (歴史群像シリーズ特別編集)

昨年末、偶然この本を見つけたことで、城めぐり熱が再燃しました。山城に対する認識を変えるきっかけとなった1冊。

カラー版 戦国の名城50 (宝島社新書)

お城の地形や歴史、構造、攻め方・守り方、鑑賞方法まで網羅してあります。ハンデイサイズなので、携帯するのに便利なのが嬉しい。

水の城―いまだ落城せず 新装版 (祥伝社文庫)

以前から、秀吉の小田原攻めで、忍城のみ落城しなかったことに興味がありました。小説を通して、その時代やその場所に思いを馳せる事ってありますよね。そんな1冊。

奇策―北の関ケ原・福島城松川の合戦 (祥伝社文庫)

北の関ヶ原と言われた、福島城松川の合戦(伊達軍対上杉軍)について書かれていますが、本書の主人公・本庄繁長の活躍ぶりが素晴らしい。一気にファンになりました。地元で行われた合戦なのに、この本を読むまで「松川の合戦」について知らなかったのが恥ずかしいくらいです。

大きな縄張図で歩く!楽しむ! 完全詳解 山城ガイド (学研ムック)

代表的な山城は縄張り図が付いていす。お城の巡り方解説もあり、攻城前の予習用参考書として最適です。香川元太郎氏のイラストも素敵。

冬を待つ城 (新潮文庫)

九戸政実が何故、豊臣秀吉に対して兵を挙げたのかが描かれています。この本を読んで、九戸城には絶対行きたいと思いました。妄想を膨らませてくれる1冊

あやしい天守閣 (イカロス・ムック)

書店で偶然見つけ即買いしました。全国各地の天守閣に関する記述満載で、この本を読めば、あなたの天守閣についての見方が変わる!(かも)。

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今日のレビュー

涅槃 上

戦国の梟雄と謳われた宇喜多直家の生涯を描いた歴史小説です。

官能小説かと思わせるくらいの性的な描写があるにも関わらず、全体的に低俗な印象は無く、人間味溢れる物語でした。

備前、備中のお城がよく登場し、下巻では三国一の美女おふくさんもしっかり登場します。

現在のJR岡山駅界隈の発展の礎を築いた人物であると改めて認識しました。

デュラけんさん)

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