家康<一> 信長との同盟 (幻冬舎時代小説文庫) 文庫

藤式部卿
藤式部卿さん

地元の新聞に連載されていたので愛読していましたが、この度文庫化されたので、購入し再読しました。第1巻は桶狭間から清州同盟まで描かれています。

桶狭間合戦で今川義元が討ち死にすると、家康は難なく岡崎城に戻って今川家から独立し、信長と同盟した印象を持っていましたが、実はそうでもなく、綱渡り的な展開だったことに少々驚きました。我々は歴史の結末を知っているので、歴史の流れを「当たり前」と思うことが少なからずありますね。

コースケ
コースケさん

面白くて一気に読めました。次巻が楽しみ。家康19歳、桶狭間の戦いから物語がはじまります。家康視点で桶狭間を描くと、こうなるのかと。城や地名、登場人物を検索しながら読み進めると現地に行きたくなりますね。信長と出会って流通経済に気づき学ぶなど、経済論的視点からのストーリーも入っています。

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書籍の情報

タイトル 家康<一> 信長との同盟 (幻冬舎時代小説文庫)
著者 安部 龍太郎
出版社 幻冬舎
発売日 2020-07-08
ISBN
  • ISBN-10 434443000X
  • ISBN-13 9784344430006
価格 759円

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今日のレビュー

涅槃 上

戦国の梟雄と謳われた宇喜多直家の生涯を描いた歴史小説です。

官能小説かと思わせるくらいの性的な描写があるにも関わらず、全体的に低俗な印象は無く、人間味溢れる物語でした。

備前、備中のお城がよく登場し、下巻では三国一の美女おふくさんもしっかり登場します。

現在のJR岡山駅界隈の発展の礎を築いた人物であると改めて認識しました。

デュラけんさん)

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