「福島城には本庄繁長を」直江兼続が、その名を出したとたん、上杉景勝の顔が歪んだ。「裏切るぞ、あれは」ー慶長五年(1600)、関ヶ原で東西両軍が激突した。その間隙を縫うように、東北の覇権を狙う伊達政宗が二万の兵を進める。福島城を守る上杉方は僅か四千。圧倒的不利の中、すでに老いさらばえ、しかも裏切りの常習者である本庄繁長は、いかにして戦うか!?
北の関ヶ原と言われた、福島城松川の合戦(伊達軍対上杉軍)について書かれていますが、本書の主人公・本庄繁長の活躍ぶりが素晴らしい。一気にファンになりました。地元で行われた合戦なのに、この本を読むまで「松川の合戦」について知らなかったのが恥ずかしいくらいです。
タイトル | 奇策―北の関ケ原・福島城松川の合戦 (祥伝社文庫) |
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著者 | 風野 真知雄 |
出版社 | 祥伝社 |
発売日 | 2003-07-01 |
ISBN |
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価格 | 669円 |
ページ数 | 361ページ |
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