四百年の長きにわたり会津を治めながら、相次ぐ当主の早世で嫡流の男系が絶えた芦名家。常陸の佐竹家より新たな当主として婿養子を迎えたものの、家中に軋轢が生じ、北からは伊達政宗の脅威が迫る。芦名家の行方は家臣筆頭の金上盛備の双肩にかかっており、ついに伊達家との摺上原での最終決戦を迎えた。
会津蘆名氏には、家督相続を巡る内紛を伊達政宗に付け込まれ滅亡したと言う、負の印象がどうしても拭えませんでしたが、そこに一石を投じる作品です。「金上盛備」「富田隆実」ともに、摺上原合戦で敗れた武将、程度の印象でしたが、見方が変わりました。
タイトル | 会津執権の栄誉 (文春文庫) |
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著者 | 佐藤 巖太郎 |
出版社 | 文藝春秋 |
発売日 | 2019-07-10 |
ISBN |
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価格 | 702円 |
ページ数 | 276ページ |
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