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有名なお城も無名な山城も、歴史を知れば行きたくなる!大人になってから城歩きに目覚めました。

砥石くずれさんが過去に回答した読者投稿欄のお題

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オススメは、松代城と真田宝物館です。「真田丸」で有名になり、今更感もありますが、宝物館にある真田関連の資料はとにかく数が多く、見ていて飽きません。さすが、真田氏のお膝元!グッズやここにしかない書籍を見るのも楽しい!

マイナーな資料館ですが…松岡城と「歴史民俗資料館・時の駅」、葛尾城と「坂木宿・ふるさと歴史館」もオススメ。(いずれも小さな資料館です)
「時の駅」では、井伊直虎ゆかりの展示品(期間限定かも)や地元の松岡氏の歴史、「歴史館」では武田氏との戦いを中心に、村上義清のパネルが多く展示されています。村上義清の墓所から近いのもGOOD。

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山城に行くことが多いのですが、堀や切岸を撮るときにはどこから構えれば、角度や傾斜感が出るか…などいろいろ思案します。(堀切の撮り方って難しい…上から撮っても、あのリアルさが出ない!)
結局、堀切を撮るときには、堀底に降りたり、断面側に降りるのがベターなのですが、そこには足を滑らすリスクもあるので注意しています。(以前、足が滑って手からカメラが離れ、堅堀に20mくらい転がっていったことも…)

自分のカメラの使いこなしに限界はありますが、同じ場所で何枚か撮ったり、フィルター機能を使って、色の鮮明さを出してみたり、いろいろいじって楽しんでいます。

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だいたいですが…

1点~跡地のみ、遺構なし、荒れている、破壊されている
2点~遺構が少なく、分かりにくい、
3点~想像通り、遺構がある程度残っている
4点~想像以上に残存(復元)状態が良く、特徴的な遺構が残る。または縄張りが複雑
5点~残存(復元)状態が非常に良く、特徴的な遺構が多く残る。または縄張りが複雑で規模が大きい。

ここに、地元の方の熱意(整備、案内ボランティア、パンフの設置、説明板の有無など)が伝わると、±1となります。

ただ、「1点だからガッカリ…」というのではなく、昔ここに城があったんだ…などと想像で満足できることもあります。(自分が好きな武将の居城など)

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ズバリ「真田丸」です。
それまで全く大河ドラマを見てこなかった、むしろ敬遠していた私にとって、地域の歴史や武将たちの生き方を知る機会となり、ストーリーに惹かれ、ゆかりの場所や城にも興味が沸きました。あらためて大河ドラマの及ぼす影響ってすごい、と感じます。
それ以降、「直虎」や「風林火山」も見ました、こちらも気に入っています。

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まずは、国宝松本城!圧倒的な存在感、重厚な現存天守、どの角度からも見栄えのするお城ですね。また季節を問わず絵になる景色が待っています。次に上田城と高遠城。どちらも大きな戦の舞台となりました。また桜の名所としてもおすすめです。もう一つ、復元が進んでいる松代城も推したいのですが、広い長野県、いろいろな地域から3つ選びました。

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・武田勝頼
・北条五代
・石田光成

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 まずは、城めぐりが好きな方が大勢いることを知ったことでしょうか。いろいろな楽しみ方があるんだな、と。
 あと、情報の多さですね。城の入口や駐車場など、探すのに苦労することがありますが、位置情報を出してくれる団員の方がいて、相当助かっています。また近くの資料館の情報なども役立ちました。以来、自分もなるべくいろいろな情報を出していけたら、と思っています。もう一つは写真に興味を持てたことでしょうか。最近は手軽なスマホで撮ることが多くなりましたが、皆様の写真を見ながらカメラに戻そうかな、とも思います。

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飛騨の東町城(神岡城)を訪れた時に、鉱山資料館で配布されていた「飛騨市・山城マップ(江馬編・姉小路編)」です。東町城をはじめ、両氏にゆかりのある12城が「縄張図付き」で載っています。説明やアクセス方法も充実していて、また行きたくなりました。これ作った人すごいなぁと裏を見たら、編集は飛騨市教育委員会!気合入ってマス。特に姉小路編はラスト1冊、ラッキーでした。攻城団に登録されていない城も多いのですが、いつか訪れたいです。

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興味本位で上田の虚空蔵山城に向かった時でしょうか。和合城の麓から歩き、ゆっくり尾根沿いに行けるところまで行ってみようと進みましたが、途中で連れ(登山愛好家)の山仲間と遭遇。そこから「山城歩き」モードから、「登山」モードに。嫌な予感が…。
真っ直ぐに頂を目指し始め、ペースは上がり、水分補給用のドリンクがどんどん減っていくことに気づいたときには既に遅し、足が上がらなくなり(軽い痙攣)、ヘロヘロ状態に。疲れを隠しながらなんとか下山。「山城愛好家」と「登山愛好家」の違いを感じた瞬間でもありました。やっぱり私は、途中で遺構の写真を撮ったり、縄張り図を見ながら行ったり来たりしながらじっくり歩きたい、頂上を目指すより、山城トレッキングがしたいのだ、と感じました。それ以降、所要時間のかかる山城を目指すときには「ドリンク500ml×2」や栄養剤をリュックに積んでいます。
そんな虚空蔵山城を、今年の全国山城サミット上田・坂城大会でまた訪れることに。虚空蔵山城に行くのはこれで3回目。今回の所要時間は8時間。地元での開催、いい思い出にしたい!

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岐阜城・岩村城・苗木城を選びました。岐阜城は戦国史の舞台としてあまりにも有名。岩村城も同様ですが、見事な石垣、六段壁や門の跡など魅力が多く、城下町の雰囲気を含めて外せないかと。苗木城は懸造りの天守跡、大矢倉などの遺構に加え、最高のロケーションで歴史にあまり興味がない方でも楽しめるかと。(苗木遠山資料館も推しです)

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江戸城です。今まで数回訪れましたが、大雨だったり、大混雑だったり…。なぜかツキがないんです。城のイメージはあるのですが、実際に目にしたのはほんの一部。丸1日時間を使って本丸から、できたら総構まで(…無理かな)、のんびり見てみたい。舟に乗って高架下の石垣など見ながら、ガイドさんに解説してもらいながら、とか最高でしょうね。(そういうツアーあったら参加してみたい)

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「清正の枕石」がある篠島城です。城址から少し離れたところにあるので(港から歩いていくのも遠い)、レンタサイクルで向かうのがおすすめ。小中学校の脇から丘を越えた海辺に石切場があります。矢穴がはっきり残り、波が穏やかであれば間近で見ることができます。ここから名古屋城に運び出そうとしたんですよね。
篠島のちょっとした観光スポットで、案内板もありますし、当日も何人か訪れていました。天気が良ければ最高のロケーションです。数年前、日間賀島とセットで訪れましたが、離島の開放感と相まって、忘れられない思い出です。海の幸、グルメも最高です!

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早落城です(読みは「はやおとしじょう」)。城の紹介文にあるとおりですが、攻められ、早く落城したからといって、そのまま後世に城名として残ってしまったのはなんだか不名誉ですね…。ちなみに洞城、洞山砦、という別名もあるのですが。早落城自体は、小さな山城で、連なる曲輪、堀切など、短時間で楽しむことができます。(近頃、倒木などで遊歩道が通れないこともあるようです)

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・群馬県渋川市の長井坂城。「真田丸・上野1人旅」と勝手にネーミング、沼田城をゴールに、前橋城から車を走らせるも、行けども行けども近づけない(後になってナビに大回りさせられたことに気づく)。どんどん人里から離れ、いつ雨が降ってきても不思議でない寂しい空模様。こんなはずではなかった。やっと着いたところが高速を見下ろす長井坂城の登城口。霧が巻き、あたりはシーンと静まり、動物の鳴き声すらしない、複雑な縄張りも相まって身も心もひんやり。当時は交通の要所でも、今の道路事情からは、陸の孤島とも感じた長井坂城でした。(当日の天気の影響もありますが)

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都道府県3名城にリーチがかかっている「岐阜城」、「太田金山城」には行ってみたい。また小牧山城も再訪したいです。過去の大河ドラマで紹介された城が、「行きたいお城」にたまっています。いつか訪れたいです。

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マイルールは、リア攻め。現地入り→攻城、です。主郭とか本丸まで行ければ一番良いですけど。山城、城跡は何かポイントになるもの、標柱や案内板を見つけた時にも攻城、としています。(逆に何もない所だと困ってしまう)
また土地勘があるお城についてはなるべく攻城メモを残す、といったところです。

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どんな存在か、、、自分の趣味を広げてくれた場所です!
初めは地元のお城しか興味がなかったのですが、攻城団からの紹介や団員さんの写真、コメントなど見て、「こんな見どころがあるんだ」、「次はどこに行こうか」となどと考えるのが楽しい、今はそんな使い方をしています。他にも、お城の細かな情報が載っていること、たくさんのお城が登録(暫定含む)されていることも攻城団の大きな魅力です。
仕事とは全く関係のないジャンルなので伸び伸び?活動させてもらっています。
仕事とのバランスを考えながら、これからも細く長く利用できればと思っています。

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・丸子城(駿河)長い横堀、丸馬出、三日月堀、竪堀など仕掛けがいろいろ。
・大島城(信濃)大きな丸馬出、二重の三日月堀、井戸曲輪など個人的に推し。織田軍の信濃侵攻時、自落するも、堅固な城だけに「もし戦っていたら…」という想像込みで。
・小里城(美濃)屋敷跡と山頂の天守台、作りかけ?放置された感じが謎。
・妻木城(美濃)御殿跡、山城をセットで、どちらも石垣が素晴らしい。
・林城(信濃)小笠原氏の城跡、大城、小城の2つの山城がある。その谷にある大嵩崎(おおつき)地区の遺跡もセットで。

以上、攻城したお城から選びました。

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自然の中を歩くことになります。靴はトレッキングシューズ、滑らない靴がおすすめ。また汗対策で脱着しやすいウェアの準備を。汗は油断大敵、時期によっては虫が寄ってきます。蚊ならまだしも、アブ、ハチに刺されたら大変。首、手、頭など肌を隠す工夫が必要ですね。山城といっても様々、高低差(比高)の少ないところ、逆に高低差のある登山に近いところもあります。まずは高低差が少ない山城、情報量が多く、登城路の案内板など整備が行き届いた山城から始めてみてはいかがでしょう。失敗談としては、山中で飲み物、菓子などを食べきってしまったこと。その後、体は冷え、足は軽く痙攣。。。その日はたまたま登山愛好者に同行、ちょっと下見のつもりが、彼らのペースは早く、目標めざし先へ先へ。結局スタミナ切れ、ヘロヘロで下山。というわけで、備えあれば憂いなし!水分、飴などは多めに準備を。マイペース、安全第一で、楽しい山城歩きを!

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戦国の城の一生: つくる・壊す・蘇る (歴史文化ライブラリー)

戦国時代の城が築かれてからその役目を終えて廃城になるまでの「城の一生」を、文献史料を丹念に読み解いて探る一冊。築城の仕方、日々の使われ方や維持管理、不要になったときの処理の仕方、使われなくなった城の再利用まで、決して多く残されている訳ではない史料の中から浮かび上がってきて、攻城戦や縄張りだけではないお城の魅力を引き出してくれる。「城掟」から読み解く城のメンテナンスや警備、城兵に課せられた禁止事項などが興味深い。

こめつぶさん)

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