神辺城は山名氏の居城として大内氏と尼子氏の争いに巻き込まれた城です。その後、毛利氏の直轄となり、1591年(天正19年)には毛利元就の子、毛利元康が城主となりました。「関ケ原の戦い」後には毛利氏に代わって安芸国広島城主として入封した福島正則の家老、福島正澄が神辺城主となりました。この際、近世城郭として整備され天守も築かれましたが、福島氏の改易にともない入封した水野勝成は新たに福山城を築いたため、神辺城は廃城となりました。福山城築城の際に解体され、石垣や櫓の多くは流用されたたため、現在遺構はほとんどありませんが、福山市北吉津町の実相寺に移築門があります。なお、神辺城の名は廃城後に付けたれたものであり、歴史上は「村尾城」が正確な呼称です。
目次
神辺城に関するデータ 情報の追加や修正
133 m( 115 m)
内郭:-- 外郭:--
3重
福島氏の時代に天守や櫓が築かれたが福山城築城にともない破却または移築された
朝山景連
着工 1335年(建武2年)
1619年(元和5年)
山名理興
朝山氏、山名氏、杉原氏、福島氏
曲輪、空堀、石垣、移築現存門
項目 | データ |
---|---|
曲輪構成 | 連郭式 |
縄張形態 | 山城 |
標高(比高) | 133 m( 115 m ) |
城郭規模 | 内郭:-- 外郭:-- |
天守縄張、天守形式 | |
天守の階数 | 3重 |
天守の種類 | 非現存天守 天守の分類 |
天守の高さ | |
天守台石垣の高さ | |
天守の広さ(延床面積) | |
天守メモ | 福島氏の時代に天守や櫓が築かれたが福山城築城にともない破却または移築された |
築城主 | 朝山景連 |
築城開始・完了年 | 着工 1335年(建武2年) |
廃城年 | 1619年(元和5年) |
主な改修者 | 山名理興 |
主な城主 | 朝山氏、山名氏、杉原氏、福島氏 |
遺構 | 曲輪、空堀、石垣、移築現存門 |
指定文化財 | |
復元状況 |
更新日:2024/03/19 14:47:06
項目 | データ |
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アクセス(電車) |
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アクセス(クルマ) |
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駐車場 | 歴史民俗資料館駐車場(無料、10台) |
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この本は日経新聞の土曜朝刊別刷に掲載中の「何でもランキング(1〜10位)」の旅に関する記事をまとめたもの(2019年8月発行)。《第1部、絶景を見に行く》のコーナーには「闇夜に浮かぶ城、冬こそ必見」、《第2部、そぞろ歩きを楽しむ》には「1日で散策満喫、ほどよいサイズの城下町」のページがあってそれぞれ10の城と城下町が紹介されています。松本城と弘前城は両方にランクイン、また「〜城下町」の方にはこうの団長のコメントや「調査の方法」のところには「お城ファンサイト「攻城団」などの推薦や…」というちょっと嬉しい表記も。
たまには攻城しないお出かけ先を探してみようと久しぶりに書棚から出したのですが、やっぱり「城、城下町」のページを真っ先にチェックしました。さて、同行者の満足ポイント(街歩きと地元の食やお酒)があって、ほどよく攻城できる次の行き先はどこになるかな。
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