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富岡城は唐津城主・寺沢広高が「関ケ原の戦い」の功により与えられた天草郡を治めるために築いた城です。1637年（寛永14年）に勃発した「島原の乱」では一揆軍の攻撃を受け、落城寸前まで追い込まれました。その後、寺沢氏に代わって山崎家治が入城し富岡藩が成立しました。家治はすぐに城の改修に着手しましたが、改修完了の年に家治は丸亀城に移り天領となります。さらに1664年（寛文4年）に田原城より戸田忠昌が入城し再度富岡藩が立藩しました。忠昌は城の維持管理が領民への負担を強いていることを案じて、1670年（寛文10年）に本丸・二の丸を破却し廃城としています。これを「戸田の破城」と呼び、良策として後世に評価されました。廃城となったのちは三の丸に陣屋（富岡陣屋）がおかれ天草の行政の中心となりました。当時の遺構は天領時代に代官をつとめた鈴木家の墓所がある端林寺に代官所正門が移築現存しています。また、2005年（平成17年）4月には本丸跡に「熊本県富岡ビジターセンター」がオープンし、周辺に櫓や高麗門が復元されています。
目次
富岡城を攻城した団員が残してくださったクチコミ（レビュー）です。じっさいに訪問した方の生の声なのでぜひ参考に。
本渡バスセンターから富岡港行バスに乗り終点で下車(60分)し徒歩10分で登城口に至ります。築城最適地にあり、天草・島原の乱の舞台になった場所でもあります。よく整備されていて資料館やビジターセンターも見学することができます。（2024/01/22訪問）
天草初代代官の鈴木重成がこの地域で大変尊敬されていることがよく分かる資料が展示してありました。（2013/08/13訪問）
現在コロナ対応でビジターセンターや歴史資料館は天草地域の人に限定されています。ただ城内の散策はOKでした。 山頂の石垣・櫓群、麓の門跡・石垣、全てスケールのでかい城でした。（2021/10/18訪問） 
富岡城無料駐車場に停めて攻城。（2021/07/20訪問）
天気が良いと、天草灘から富岡半島、島原半島まで見渡せます。ちょうど桜が満開できれいでした。車で行く場合途中道路工事(水道管の工事のようでした)で通行止めになっているところがありましたが、別の道から二の丸駐車場まで行くことができました。（2021/03/22訪問）
ビジターセンターはコロナの影響で当分の間､天草市民のみ閲覧可能ですので要注意です！ 私は入館不可でした(T_T)（2020/12/07訪問）
綺麗に整備されていて出丸からうの眺めは最高です。干潮時間に合えば近くにある「おっぱい岩」を見るのも楽しいです。（2019/09/01訪問）
想像以上でした。たとえ復元でも建物があるなしで印象が大きく変わりますね。もっと認知度が上がればよいです。（2019/06/11訪問）富岡城に関するデータ 情報の追加や修正
51 ｍ
内郭：-- 外郭：--
寺沢広高
着工 1602年（慶長7年） 〜 竣工 1605年（慶長10年）
1670年（寛文10年）
山崎家治
寺沢氏、山崎氏、戸田氏（2万1千石）
石垣、堀切
石垣、櫓、門、塀
| 項目 | データ |
|---|---|
| 曲輪構成 | 梯郭式 |
| 縄張形態 | 平山城 |
| 標高（比高） | 51 ｍ（ -- ） |
| 城郭規模 | 内郭：-- 外郭：-- |
| 築城主 | 寺沢広高 |
| 築城開始・完了年 | 着工 1602年（慶長7年） 〜 竣工 1605年（慶長10年） |
| 廃城年 | 1670年（寛文10年） |
| 主な改修者 | 山崎家治 |
| 主な城主 | 寺沢氏、山崎氏、戸田氏（2万1千石） |
| 遺構 | 石垣、堀切 |
| 指定文化財 | |
| 復元状況 | 石垣、櫓、門、塀 |
登録日：2014/05/20 16:51:34
更新日：2024/07/27 03:30:27
富岡城には「攻城団コラボチラシ」があります。入手場所など詳しくは城メモをご覧ください。
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富岡城の見学情報・施設案内 情報の追加や修正
無料
毎週水曜日（休日の場合は翌日）
| 項目 | データ |
|---|---|
| 営業時間 |
|
| 料金（入城料・見学料） | 無料 |
| 休み（休城日・休館日） | 毎週水曜日（休日の場合は翌日） |
| トイレ | |
| コインロッカー | |
| 写真撮影 | |
| バリアフリー |
富岡城の見所は城メモをご覧ください
さらに先の週間天気予報については気象庁のサイト 等で確認してください。
| 項目 | データ |
|---|---|
| アクセス（電車） |
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| アクセス（クルマ） |
|
| 駐車場 | 城山駐車場（80台） |
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御城印を集めるということには、あまり興味なかったのですが、攻城団のはじめての出版本ということで常購入いたしました。購入前の想像を覆す、それぞれの城の簡潔明快な説明文と共に、それぞれの城独自の御城印が面白く、食わず嫌いだったことに反省させられました。多くの人達が夢中になるのも納得です。僕みたいに、あまり御城印に興味なかった人、城に関して興味のなかった人、そしてお城訪問したい初心者にも、とても親切で、新しい世界に招き入れてくれるステキな本を手にしました。次の城からは、御城印に手を出してしまうかもしれない自分を感じます。
（
片桐且元さん）
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![富岡城（外観）[提供：苓北町]](https://img.kojodan.com/photo/90x90/crop/190018.jpg)
![歴史資料館（外観）[提供：苓北町]](https://img.kojodan.com/photo/90x90/crop/190019.jpg)
