沢良宜城の詳細は定かではありませんが、藤井三位の居城として知られています。三位は1399年(応永6年)に起きた「応永の乱」の際、足利義満の直参旗本として出陣したとされますが、その後の藤井氏の動向は不明で、おそらく「応仁の乱」前後には廃城となっていたようです。現在城址は「美沢公園」となっており、城址碑と案内板が設置されています。公園に隣接する佐和良義神社の参道は当時の馬場跡とされます。
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駐車場 |
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おそらく、八王子城の解説本の中で最も重要な一冊でしょう。
八王子城跡が現在のように整備されたのは、落城400年にあたる1990年以降のことです。本書の出版も同時期で、出版後に発見された遺構もあれば、今は目にすることのできない遺構も多数あります。言い換えると、1990年当時の八王子城跡の姿を記録した書であるとも言えます。八王子城に興味を持ってくださった方にはお薦めの一冊です。すでに廃刊となっていますので、古書店か図書館で探してください。
トンネル工事や台風・地震などにより、現在は失われてしまった石垣などの貴重な写真も多数掲載されていますが、白黒で小さいため分かり辛いのが残念。
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