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片野城は太田道灌の曾孫にあたる太田美濃守資正（三楽斉）が70歳で死去した城として知られています。佐竹義重の客将となっていた資正はこの城を与えられ、小田城主・小田氏治を攻める出撃拠点として整備しています。資正死去後は石塚城から石塚源一郎義国が入城しましたが、1602年（慶長7年）に佐竹義宣が出羽に転封となると、翌年に滝川雄利が二万石で入封しています。しかし子の滝川正利は病弱で嗣子なく改易となり、そのまま廃城となりました。現在城址には土塁や空堀などの遺構が確認でき、曲輪跡とされる七代天神社の前の道沿いに城址碑と案内板が建てられています。また浄瑠璃光寺に太田資正の墓所があります。
片野城を攻城した団員が残してくださったクチコミ（レビュー）です。じっさいに訪問した方の生の声なのでぜひ参考に。
石岡駅からバスに乗車、根小屋入口バス停下車、徒歩約19分。登城口に案内板、城址碑、土塁があり、堀切から二の郭、土橋、本丸へと続いています（2021/07/18訪問）
案内板の先に入って畑がある平地を進むと土橋があり、その先が主郭と思われる。所々に土塁があり、北側に郭間を分ける巨大な堀があります。また、南側の七代天神社なども郭の一つと思われる。（2020/08/22訪問） 
資正公のお墓は静かに佇んでました。が、すぐそこの郭の空堀にはゴミだらけで、わざわざここに捨てに来てるのかと複雑な気持ちに。ほんの少し整備したら迫力あふれるいい城になるかと。藪状態でも土塁に土橋に空堀に、縄張り図片手に探しがいあるいい城でした。（2020/03/29訪問）片野城に関するデータ 情報の追加や修正
（ 20 ｍ）
内郭：-- 外郭：--
八田将監
着工 文永年間（1264年～1274年）
1625年（寛永2年）
八田氏、太田氏、石塚氏、滝川氏
土塁、曲輪、堀
市史跡
| 項目 | データ |
|---|---|
| 曲輪構成 | |
| 縄張形態 | 平城 |
| 標高（比高） | --（ 20 ｍ ） |
| 城郭規模 | 内郭：-- 外郭：-- |
| 築城主 | 八田将監 |
| 築城開始・完了年 | 着工 文永年間（1264年～1274年） |
| 廃城年 | 1625年（寛永2年） |
| 主な改修者 | |
| 主な城主 | 八田氏、太田氏、石塚氏、滝川氏 |
| 遺構 | 土塁、曲輪、堀 |
| 指定文化財 | 市史跡 |
| 復元状況 |
登録日：2022/12/04 01:18:35
更新日：2024/07/27 03:51:36
| 項目 | データ |
|---|---|
| アクセス（電車） |
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| アクセス（クルマ） |
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| 駐車場 |
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御城印を集めるということには、あまり興味なかったのですが、攻城団のはじめての出版本ということで常購入いたしました。購入前の想像を覆す、それぞれの城の簡潔明快な説明文と共に、それぞれの城独自の御城印が面白く、食わず嫌いだったことに反省させられました。多くの人達が夢中になるのも納得です。僕みたいに、あまり御城印に興味なかった人、城に関して興味のなかった人、そしてお城訪問したい初心者にも、とても親切で、新しい世界に招き入れてくれるステキな本を手にしました。次の城からは、御城印に手を出してしまうかもしれない自分を感じます。
（
片桐且元さん）
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