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小河城は小田政治の家臣である薗部兼泰の居城でした。小田氏と薗部氏が激しく争奪した城で、まず兼泰の子の薗部兼彦が小田氏に敵対する大掾慶幹と通じため、政治によって城から追い出されます。兼彦は一度は江戸氏の支援を得て城を奪還したものの、政治の子の小田氏治に攻められ再び城を奪われました。その後は佐竹氏の家臣である茂木筑後守治良が城主となり、佐竹氏が秋田に移封されると代わって戸沢政盛が入城し、さらに戸沢氏が松岡城に移ると、以降は水戸藩領となり廃城となりました。現在城址には小美玉市立小川小学校が建てられており、遺構は残っていません。
小河城を攻城した団員が残してくださったクチコミ（レビュー）です。じっさいに訪問した方の生の声なのでぜひ参考に。
旧小川小学校の校舎取り壊し工事が始まっていたので邪魔にならないようにしましょう。（2024/07/24訪問）
石岡駅からバスに乗車、小川中央バス停から徒歩9分。城址碑等は小学校内なので避けましたが、隣接する小川公民館の小川八景の石碑や素鵞神社内稲田姫神社の銅板に薗部城の記載があります。この稲田姫神社は城内で祀られていたのを移転改築したものだそうです。（2021/07/18訪問）
休日の夕方に訪問しましたが、学校前の駐車場に塾帰り？の子供を待つ親御さん達の車が駐車していて、ちらちら程度しか確認できませんでした。（2020/08/22訪問）小河城へのアクセス情報 情報の追加や修正
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たぶんこれしかないのではないでしょうか？安東愛季(ちかすえ)を主人公に据えた歴史小説は。内容はまさに愛季一代記です。合戦描写はあっさりしていますが、どのような政治を行おうとしたかがメインになっています。
余談ですが、作中で整備される港湾内で、このたび北前船の錨(か？)が発見されたとのニュースがありました。因果を感じたので追記します。
さらに余談、同時期を扱っているので「天を衝く」の一部秋田側から見た描写があったりするので思わずニヤリとしてしまいます。
愛季死後、安東家はさらに激動の時代に突入する訳ですが、そんな続編是非ともお願いしたいです。
（
まーPさん）
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