紹介文

常滑城は緒川城主・水野氏の一族である水野監物忠綱によって築かれた城です。忠綱からはじまる常滑水野氏はその後、大和守忠清、監物守次とつづき三代にわたる居城となりました。1582年(天正10年)に水野守次は明智光秀に味方したため城を退去し、その後は織田信雄の家老である星崎城主・岡部重孝に与えられましたが、羽柴秀吉の謀略で重孝が信雄によって殺害されると、刈谷城主・水野忠重も攻められ落城しました。その後は徳川家康の家臣である高木広正が城主となりましたが、家康の関東移封に従ったため廃城となりました。現在城址は宅地化のため遺構はありませんが、城主・水野氏三代の遺徳を偲んで建立されたという正法寺の前の公園に城址碑と案内板が建てられています。

常滑城を訪問した151人の報告によれば、平均見学時間は18分、平均評価は2.57点となっています。

常滑城をいろんなキーワードで分類してみましょう。

訪問ガイド

常滑城を攻城した団員が残してくださったコメント(クチコミ)です。じっさいに訪問した方の生の声なのでぜひ参考に。

  • 猫セブン 車の方は常滑駅から徒歩がよいです。駅構内の「常滑市観光プラザ」でマップが頂け、城址についての丁寧な説明もしていただけました。城址碑のある正法寺はかつての城域の西端であり、もう一つの城址碑位置情報の辺りが本丸であったそうです。(2024/08/18訪問)
  • 狸親父 常滑駅の観光案内所で「古地図と現代地図でたどる常滑城」のパンフを入手して、徒歩15分で正法寺に至ります。遺構は認められませんが城址碑と案内板があります。パンフには周辺にある城に関係する場所の記載があり、天理教分教会にある城址碑を確認しました。(2024/02/14訪問)
  • なおき 城址までは徒歩になります。 常滑城趾西側の階段より登城しました。(2022/03/04訪問)
  • 河内守泰吉 廃城からかなりの年月が経過していることから、宅地化が進み、これと言った遺構は、ありませんが、海に面し、制海権を維持するのにうってつけの位置にあります。攻城後は、焼き物巡りをして楽しみました。(2022/02/20訪問)
  • 松乃森 石碑と案内板がありました。(2022/01/20訪問)
  • priusイワ 住宅地の一角に小高い丘の上に位置しています。 石碑と案内板のみがある場所でした。(2021/12/11訪問)
  • ロンさん 常滑駅から徒歩で攻城できる距離ですが、暑い日は一時間に一本運行している路線バスを利用してもよいかと思います。 狭い路地の住宅地に突然高台が現れ、驚かされます。(2021/07/23訪問)
  • ぐこ 常滑駅を県道252号で南下し市場の交差点から南東に見える丘が城址です。そこから東方に6つの曲輪その間に堀切もあったようです。(2021/03/20訪問)
すべてを表示(16コメント)

構造

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曲輪構成

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縄張形態

平山城丘城

標高(比高)

-- m

城郭規模

内郭:-- ha  外郭:-- ha

築城主

水野監物忠綱

築城開始・完了年

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廃城年

1590年(天正18年)か

主な改修者

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主な城主

常滑水野氏

遺構

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指定文化財

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復元状況

---

登録日:2021/02/21 01:26:46

更新日:2024/10/09 14:50:09

城メモ(見所)

観光情報

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営業時間

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料金(入城料・見学料)

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休み(休城日・休館日)

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トイレ

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コインロッカー

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写真撮影

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バリアフリー

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常滑城の見所は城メモをご覧ください

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アクセス

地図

アクセス

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アクセス(電車)

  • 名古屋鉄道常滑線・常滑駅から徒歩約16分

アクセス(クルマ)

  • 知多横断道路・常滑ICから8分

駐車場

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    図説 近世城郭の作事 櫓・城門編

    三浦先生が書かれた「近世城郭の作事 天守編」に続き、今回は「櫓・城門・土塀」編を読みました。特に、城門、土塀については書いてあることのほとんどが初めて知る事でした。城門の種類ですが、薬医門は安土桃山時代だけで、高麗門は文禄・慶長の役で朝鮮半島での築城時に発明され、構造は薬医門と変わりませんが屋根が小さいので防戦上で有利、屋根が小さいので用材が少なくて済むなど、関ヶ原の戦い後、薬医門から進化した高麗門に取って代わられたそうで、現在城跡に残っているのは圧倒的に高麗門で、医薬門は少ないとの事です。また、関ヶ原以前の櫓門では石落がないので、櫓門の石落は関ヶ原以降の発明と考えられるとの事を初めて知ります。土塀についても、付壁塀、築壁塀など色々な種類があるそうで、天守、櫓以外に城門、土塀にも注目することにより、新たなお城巡りの楽しみを再発見させてもらえた一冊だと思います。

    まーちゃんさん)

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