白山城は甲斐武田氏の祖である武田信義によって築かれた城です。山麓にある武田信義館の詰の城として築かれました。1186年(文治2年)に信義が死去すると、居館とともに一時廃城になったようです。その後、武田氏が本拠を躑躅ヶ崎館に移すと、信義の次男・忠頼を祖として武田信長が再興した一条氏、武川衆の青木氏、山寺氏が城主となったとされます。武田氏滅亡後、山寺氏は徳川家康に従ったため所領を安堵されました。現在城址は国指定史跡として整備されており、馬出しや枡形虎口などの遺構を確認できます。南東山腹にある白山神社に登山道があります。
白山城を訪問した124人の報告によれば、平均見学時間は1時間20分、平均評価は3.44点となっています。
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