能見城の築城時期は不明ですが、1581年(天正9年)に武田勝頼が新府城を築いた際に支城(または惣構の防塁)として整備されたとも、武田一門の穴山氏が穴山氏館の詰城として築いたともいわれています。あるいは1582年(天正10年)、武田氏滅亡後に勃発した、徳川家康と北条氏とのいわゆる「天正壬午の乱」において家康によって築城された可能性も指摘されています。現在城址には土塁跡や空堀跡と思われる遺構を確認できます。山頂には配水場があり、その脇に能見城址の看板と「守屋一族発祥の地」と書かれた石碑が建てられています。
能見城を訪問した106人の報告によれば、平均見学時間は32分、平均評価は2.75点となっています。
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