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カメラバックに攻城団(金)と関東七名城、伊達政宗、さくらの名城の4つのバッチを付けた怪しい男がいたら、僕の可能性が高いです。あ、あと熊鈴常備。気軽に声をかけてください。喜びます。

車で移動なので駐車場情報あるとよろこびます。
銅像ハンターもしています。皆さまのオススメ銅像教えてください。

まーPさんのレビュー(書籍)

まーPさんは41件のレビューを投稿しています。

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敗れども負けず

タイトルからして気になりませんか?すぐ手にとり目次を確認しました。
どうやら短編集のようです。
上杉憲政に板額御前、結城合戦の物語。
興味のある場所を舞台にした、しかし、あまり語られる事のない人の物語。
パラパラめくることもせず購入しました。

オススメは最初の短編 管領の馬、上杉憲政といえば愚将と思われますが、、、。

とはいえ有名なのは龍造寺隆信くらいなので躊躇してしまうかもしれませんが、新しい世界が拓けるかもしれません。

戦始末 (講談社文庫)

短編集なので読みやすいと思います。基本的に負け戦の殿軍の物語です。まぁ、一番好きな話は籠城戦でしたが。
タイトルの戦始末。最後の作品まで読むと納得出来るのではないでしょうか?

戦国のコミュニケーション〈新装版〉: 情報と通信

何で手に取ったのか覚えていませんが、目次の長尾為景、出羽山伏、情報の錯綜などで読まねばとなりました。
情報の伝達についてどうしても現代の感覚で考えてしまいますが、当時の一端を知ることのできる良書だと思います。
そして、今の世でも思う確かな情報獲得の何と難しいことか。北条氏政氏を笑うことは出来ません。

燕雀の夢 (角川文庫)

上杉謙信、武田信玄、伊達政宗、徳川家康、織田信長、豊臣秀吉の親父殿の物語です。
短編集なのでどこから読んでもOKです。
知られざる?親父殿の奮闘を楽しんで欲しいです。
今回一番のお気に入りは、表題作 燕雀の夢
思わず「あっ!」って言っちゃった。

太田資正と戦国武州大乱~実像と戦国史跡~

発売のアナウンスからずっと待っておりました。最初から期待値満々で読ませて頂きましたが、期待値以上の面白さでした。
第一部では太田資正以前の太田氏から始まるのでまるっきり知らない方でも大丈夫です。よく知らないけどちょっぴり興味あるっていう方なら断然オススメします。
内容は是非読んで欲しいのですが、川越合戦(あえて夜戦といいません)や、武州松山城合戦の裏事情等々の推察に衝撃を受けました。
太田資正関連史跡情報もありますのでいつか廻ってみたいです。
この本では太田資正の人生一部分しか扱っていません。是非続編もお願いしたいです。
個人的に梶原政景が気になってます。

蝮の孫 (幻冬舎時代小説文庫)

誰の事か大体分かると思います。
さらに思うことは「え、小説になるの?」ではないでしょうか?
ご心配にはおよびません。一気に読み終わるほど面白かったので。
どんな物語になるのか、あらかじめ想像してから読んで欲しいと思います。

あ、あくまでも小説です。

奥羽の義 戊辰150年

ついつい買ってしまいました。東北の戊辰戦争だと会津中心に語られがちですが、出版社が宮城県なので仙台藩の関わったこと、仙台藩領内の事件などがメインになっています。
各話に写真や絵があるのですが、個人的にかなり気にいってしまいました。

最上義光の城郭と合戦 (図説日本の城郭シリーズ13)

2部構成です。第1部では最上義光の生涯を。第2部で山形県の選り抜き50城の紹介をしています。

皆さんは最上義光のイメージってどんなでしょうか。陰険な謀略家とか残忍とかマイナスイメージかと思います。もしくは名前は知ってるけどといった人が大半ではないでしょうか。
そんな最上義光が世に出る時点の山形県の状況から説き起こされます。
ここではまるでRPGのような最上義光の人生を楽しんで頂きたいと思います。

第2部の山形県50城ですが、表題が最上義光なので置賜地方の城はあまり取り上げられていません。しかし、村山・最上に関してはアツイ内容になっております。早速近場から廻ってみた次第です。

実のところ第1部でも、関連城の縄張図が紹介されているので、50城以上の情報量があります。
また普通に「最上」義光と呼んでいますが、実は不自然なのをご存じでしょうか。初期の支配地は村山地方なのです。
いろんな説がありますが、そのうちのひとつの答えが提示されています。

山形県をまるごと楽しめる内容になっていますので是非読んでみてください。

南出羽の戦国を読む

山形県の戦国時代を扱っている本は、本当に少ないです。そして手軽に手に入れることができるとなるとほぼないです。このたび「最上義光の城廓と合戦」が出るのでかなり期待してます。
その同じ著者が出しているこの本ですが、鮭延秀綱の面白さや、天童城について等山形県の歴史を見直すきっかけになった本です。よく地元には何もないと言いがちですが、ただ知らないだけなんだと気付かされた本でした。
手軽に山形県の歴史を学べるであろう「最上義光の城廓と合戦」みんな読んでね。

戦国の教科書

近頃推しの天野純希だけでも買い!でしたが、新発田重家の短編もあるとのことで絶!買!になりました。
内容は戦国時代のアンソロジーです。タイトルの教科書とあるのは、戦国時代のキーワードを短編小説で学べるというコンセプトなのです。

それぞれの短編後、同テーマのブックガイドもあり参考になります。

是非是非続編をお願いしたい。

守城の人―明治人柴五郎大将の生涯 (光人社NF文庫)

鶴ヶ城の柴兄弟生家確認記念。
他にもあるのですが、柴五郎について一番最初に読んだ本です。今では小説になって読みやすいものもありますが、これと「ある明治人の記録」はおすすめです。

タイトルの守城は日本の城ではなく、活躍の場も当然外国になってしまいます。攻城団のコンセプトから離れてしまうかもですが、歴史の本ということでご勘弁を。

上杉謙信 「義の武将」の激情と苦悩 (星海社新書)

地元の歴史や人物を調べる上でとたんに気になった上杉謙信。一般的な知識はあると思っていたので、最新の謙信像を知りたく購入。

帯の文面、謙信は「義の武将」ではなかった!はなかなか煽っています。
書状のやり取りから聖将謙信ではない人間謙信の姿を面白く読みました。

維新の墓標 昔々 北越戊辰戦争で

先にレビューした最後の決断の補完本でしょうか。いわゆる北越戦争の流れを追っています。著者の越後愛に共感して、ある部分では泣いてしまいました。新潟県巡り復活の予感。

最後の決断

戊辰戦争における越後といえば、新政府軍VS長岡藩と思いがちですが、この本では高田・長岡・新発田・村上諸藩の決断を取り上げられています。その決断がどのタイミングで行われ、結果どうなったのか、一気に読んでしまいました。

越後史跡紀行 歴史と人物

地元の方に教えて頂いた本です。昨年末(2018年)に出版されています。もともと新潟日報に連載されていたものを地域別にまとめています。

覇道の槍 (時代小説文庫)

三好長慶フィーチャー記念。とはいえ主人公は長慶ではなく父元長で堺幕府の成立と瓦解の物語です。信長登場以前の近畿情勢をよく知らない所で読んだので、複雑ながら面白かったです。物語のラストから三好長慶の凄さを感じてほしいです。

東北の名城を歩く 南東北編: 宮城・福島・山形

○○の名城を歩くシリーズ、南東北版です。福島県の片寄りがちょっとだけ気になりますが、ハズレのない選地だと思います。縄張図や交通アクセス情報も有ります。北東北版も一緒にどうぞ。

下野国が生んだ足利氏

栃木の新聞で連載されていた足利氏関連の加筆・修正版です。メインは栃木県内のお寺なので武より文という感じです。栃木の城巡り+α探しにはうってつけだと思います。

関ヶ原前夜 西軍大名たちの戦い (角川ソフィア文庫)

あまりにも有名な戦いである関ヶ原の戦いですが、本戦と自分にゆかりのある東北版しかわかっていませんでした。副題どうり西軍参加大名を取り上げています。意外にやる気な毛利氏や持てる実力を発揮出来なかった宇喜多氏。従来の説とは違う島津氏など、引き込まれて読みました。これ以後宇喜多氏にはまるきっかけになった本です。

地図で楽しむすごい埼玉

個人的に比企城館群・鉢形城・川越・さきたま古墳公園など埼玉スゲーと思っていたので面白かったです。
現在宮城と埼玉2冊持っているのですが、このレビューのため検索すると、他の県も出てきて悶絶しています。
群馬とか茨城とか超読みてー。

保春院義姫 - 伊達政宗の母 (中公文庫)

戦国時代の女性でもエピソードが多い方ではないでしょうか。そんな彼女を主人公に据えた歴史小説です。どんなエピソードか知らない方も知っている方にもオススメします。
作家は山形県在住で地名も詳細なので地図で追いかけながら読んでも面白いと思います。

そういえば、最上義光(よしあき)の読みが解ったのは、この妹への手紙のおかげです。

北天に楽土あり: 最上義光伝 (文芸書)

出羽のもう一人を紹介しなければなりますまい。秋田の人とタイトルが似てますが、こちらの方が先に出てます。これは、最上義光の一代記になります。名門でありながら凋落してしまった家を建て直す姿がまるで、SLG+RPGのようで面白いです。是非とも彼の生き様を知って欲しいと思います。かつ、山形城来てください。
現在は文庫本になっていますので、より読みやすいと思います。
そして、この作家さん。他にも面白い題材を扱っているので気になる方はチェックしてください。

斗星、北天にあり (文芸書)

たぶんこれしかないのではないでしょうか?安東愛季(ちかすえ)を主人公に据えた歴史小説は。内容はまさに愛季一代記です。合戦描写はあっさりしていますが、どのような政治を行おうとしたかがメインになっています。
余談ですが、作中で整備される港湾内で、このたび北前船の錨(か?)が発見されたとのニュースがありました。因果を感じたので追記します。
さらに余談、同時期を扱っているので「天を衝く」の一部秋田側から見た描写があったりするので思わずニヤリとしてしまいます。
愛季死後、安東家はさらに激動の時代に突入する訳ですが、そんな続編是非ともお願いしたいです。

最低の軍師 (祥伝社文庫)

発売当初、手に取ってそっと戻した本でした。今回改めて読む気になったのは臼井城攻城と攻城団のレビューでした。読み始めたら止まらず、一気に読んでしまいました。途中話が大きくなっていく為、大丈夫だろうかと心配しましたが、それこそがクライマックスの仕掛けで唸ってしまいました。
ちなみに前に紹介したアンソロジーの小川祐忠の作家はこの人でした。

戦況図解 西南戦争 (サンエイ新書)

前回図解戊辰戦争を紹介するきっかけは、この本につなげる為でした。西南戦争はまったくと言っていいほど知らないことばかりなので、分かりやすく勉強になりました。熊本城籠城組が後から見るとすごい面子なのが驚きでした。

サンエイ新書戦況図解 戊辰戦争 (サンエイ新書 10)

実際のところ戊辰戦争についてほとんど知らなかったことに驚きました。もちろん結果や途中のエピソード等は知っているので、理解していると思い込んでいました。この本は戦況図でこの戦争の流れが分かりやすくなっています。結構いろんな場所で一進一退繰り広げられています。

鄙の武将たち―歴史ドキュメント

麒麟山狐戻し城攻略記念。芦名氏を支えた金上盛備を中心に芦名家の滅亡=盛備戦死まで描かれています。今では「会津執権の栄誉」がありますが、まだ読んでいないのです。

破軍の星 (集英社文庫)

霊山攻略記念です。北方謙三氏といえばハードボイルドのイメージしかなく躊躇してました。北畠顕家に興味が出たとき初めて読みました。個人的にラストシーンがお気に入りです。この作品で南部氏に興味が湧いたり、足利尊氏の凄さを再認識したり。以後、別作品の菊池武光・今川了俊(武王の門)・富樫政親(魂の沃野)など南北朝・室町時代観を広げてくれました。

陸奥伊達一族 (読みなおす日本史)

伊達氏の成り立ちから幕末までを扱った本です。とはいえ独眼竜政宗でほぼ1/3使ってます。でも、ドラマチックなのは独眼竜だけではないと解って頂けると思います。

安東氏―下国家四百年ものがたり

檜山城や脇本城を見て東北の片田舎大名がこんな城を作ったのかと思われる方もいるかもしれません。そんな驚くべき安東氏の中世から近世までの歴史書です。
そして、この秋田の出版社「無明舎」ほかにも面白い本があります。気になる方はHPを。

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今日のレビュー

全国 御城印 大図鑑

マイナーな城の御城印も多く紹介されており、情報量がすごいです。この本だけでも御城印を集めた気分を味わえてしまいます。
御城印のデザインの由来など解説も充実しているので、御城印を集めていない人も楽しめます。
城の写真には提供した団員さんの名前も記載され、攻城団のみんなで作りあげた感が詰まっていて嬉しくなりました。

伝もものふ山田(ヤマー)さん)

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