たなとす

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平成24年(2012年)1月11日からの攻城を記録。100名城と続100名城を主とし、尾張名古屋を中心に円形に広がるように攻城中!(だいぶ例外あり(笑))

たなとすさんのレビュー(書籍)

たなとすさんは36件のレビューを投稿しています。

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死ぬまでに攻めたい 戦う山城50

渋いところ衝いているなぁと思える山城のチョイスが魅力の本。100名城に選ばれているお城の紹介は少なく、遺構がしっかり残っている山城を紹介している。オールカラー、縄張りの立体イラスト、現地遺構の写真など掲載されており、簡単に言ってしまえばマニア向けだが、山城の魅力に気づかせてくれそうな一冊。

荘園-墾田永年私財法から応仁の乱まで (中公新書 2662)

戦国大名ってよくいいますよね。では「大名」の語源はわかりますか?この本読めばその答えがわかります(笑)。
聴き慣れない単語が多く、その単語を頭の中に留めておきながら本の内容を理解するのは非常に難しいですが、天皇、貴族や武士など、権力の根源となる内容なので、ワンステップ深く歴史を知りたいという方におススメです。この本読んだあとは、きっと疑問に思うことがもっと湧いてくるはずです。実際私も湧きましたから…

もっこすの城 熊本築城始末

文庫本が出版されたので購入し読了。
縄張りの説明はできるだけ詳しく書かれており、名護屋城、西生浦城、蔚山城、熊本城は簡単な縄張り図も掲載されているので理解しやすい。
お城の用語はできるだけかみ砕いて説明されていたり、熊本城天守がなぜあのように石垣から張り出した天守になったのかなど、お城初めての方から熟知した方まで楽しめること間違いなしの1冊。

将軍の日本史 (MdN新書)

読みました。2日で。あっという間でした。
歴代将軍を並べて読んでみると、いつの時代も権力闘争なんだなぁと思いました。そういった意味では鎌倉時代や室町時代に比べて江戸時代はまだ安定していたんですね。
室町は勘合貿易をやめてしまったあたりから、江戸は米価が下がりはじめたあたりから、将軍としての権力が弱まったように感じました。将軍家経済基盤が弱くなる→権力無くなる→倒幕に向かうみたいな感じ?
あと、鎌倉幕府vs朝廷で戦してたんですね。幕府が勝ったのなら何故朝廷を滅ぼさなかったのか、疑問も残りました。
どんな将軍だったかを知ることもできました。将軍という視点から日本史をおさらいする感じで楽しめました。
思ったこと並べたら長文になりました。すみません。次回はどんな切り口で来るか楽しみです。

熊本城天守閣常設展示図録 (復興熊本城別冊 天守閣完全復旧記念)

熊本城内で買いたかったですが、熊本市内の本屋さんで買いました。
内容はおそらく、天守内部の常時展示されているものでしょう(天守に入れなかったので、こんな表現ですみません)。しかし、内容は何時間でも眺めてられる内容です。模型、写真、古写真、イラスト、熊本城の誕生から現在まで網羅されていて、熊本城を知る良い1冊だと思います。

日本史サイエンス 蒙古襲来、秀吉の大返し、戦艦大和の謎に迫る (ブルーバックス)

船の専門家による蒙古襲来、秀吉の中国大返し、戦艦大和について検証した1冊。
古文書や書状による研究も大事だが、物理的な視点に立って検証することも大事なんだなぁと気づかされる。
確かに30kgの鎧を身に着けて8日続けて走って中国大返しするのは困難だろうし、将兵や馬の食料の手配は相当前から準備していないと無理だろうなと痛感。物理的、科学的検証は重みがある。
筆者の伝えたいことはなんかグッとくるし、検証内容はメチャクチャ面白かった。

清須会議 秀吉天下取りのスイッチはいつ入ったのか? (朝日新書)

本能寺の変から関白就任まで3年。もっと時間がかかっていたように感じていたが、この本読んで意外と早かったんだと感じた。
秀吉の人を見る目と先を見越した行動はある意味では凄いと感じる思う。

図解 「地形」と「戦術」で見る日本の城 (イースト新書Q)

山城の入門編的な書籍。57城と少なめの掲載量だが、ほとんどのお城に縄張りのイラストがあるので、この本持って攻城すれば、縄張り図が読めなくてもどんなお城だったか理解できると思う。

「土地と財産」で読み解く日本史

土地と財産という視点から日本史を掘った本。経済基盤からという視点が斬新。この本によれば経済基盤が弱くなった、または奪われた権力者から衰退している説を上げている。
この本を読むと疑問が次々浮かぶし、違った視点で日本史を楽しむことができると思います。

「関ヶ原」の決算書 (新潮新書)

戦をするにもお金がかかるんだなぁと実感。現代の「円」に換算して説明しているので、わかりやすくおススメです。
関ケ原の合戦後、豊臣家と徳川家の権力がなぜ逆転したのか、納得できた気がしました。

信長を生んだ男 (新潮文庫)

織田信行が主人公の小説。通説の真面目で、謀反を起こし信長に殺されるという事柄は踏襲しつつも、こんなにも兄信長のことを考えている信行を表現できるなんて。実際はどうだったか分からないけど、出来ればそうであってほしい信行像でした。

桃山 美術 ~ 天下人が愛でた美の世界 (時空旅人別冊)

タイトル通り桃山時代の美術に関する書籍です。
障壁画や屏風等の美術がメイン、絵師についてもページが割かれている。
お城としては天下人の城(安土城、大坂城、聚楽第、二条城、名古屋城)に触れられている。
入門編としてピッタリかもしれません。

全国 御城印 大図鑑

まずは御城印の多さに圧倒されますね。まさに「図鑑」。これから御城印を集めたい方向けのQ&Aやコラム、オリジナル御城印の紹介など掲載されており、攻城団らしさを感じる1冊。私は攻城団耳より情報が一番ツボにはまりました。

笑って泣いてドラマチックに学ぶ 超現代語訳 戦国時代

お城は好きだけど、歴史はちょっと苦手だなぁ・・・という方にピッタリの本。
関ケ原の戦いと真田三代の歴史を主に、超かみ砕いた文章で本編がで書かれているのが特徴的。本編の内容のように戦国武将が言ったかは別として(筆者も多分言ってないとツッコミ入れてる。(笑))、大まかな歴史の流れは掴めるし、面白い内容にまとめられていると思います。

卍の城物語―城下町弘前の誕生

弘前のお城、城下町、主な藩主について描かれています。マンガなので読みやすいです。弘前城内の武徳殿休憩所で入手できます。

決算! 忠臣蔵 (新潮文庫)

映画公開まで待てなくて読んじゃいました。大石内蔵助って高給取りだったのね。ネタバレになっちゃうので、あまり書けないけど、映画も面白く仕上がっていそうなので、今から楽しみです。

古写真に探る 熊本城と城下町増補・改訂版

熊本城の古写真が豊富で感動します。私はこの本を見て、天守まで入城できないとわかりつつも震災後の熊本城を攻城してしまいました。
現在は絶版で、なかなかお目にかかれない本ですが、インターネットで1500〜2000円程で入手できるようです。

時空旅人 2019年 11月号 Vol.52 熊本城

熊本城の築城から西南戦争、3年前の被災から10月5日(あ、今日ですね。)から始まる特別公開までの情報が凝縮に詰まった一冊。特別公開前の予習にいかがでしょうか。
次回行く機会があれば加藤清正廟所の本妙寺と一緒に熊本城を巡りたいなと思いました。

現代語訳 信長公記 (新人物文庫)

現代語訳なので読みやすいです。購入してから暫く寝かせていたのですが、読み始めてから、あっという間に読み終えてしまいました。
漢字は違えど今でも使われている地名がたくさん出てくるので、特に愛知県にお住まいの方は信長が本当に存在していたんだなぁと実感できる内容だと思います。

名城絶景 (ぴあMOOK)

奇麗な写真多数!日本の四季が感じれますね。撮影ポイントの参考にもなるのでおススメ。

光秀からの遺言: 本能寺の変436年後の発見

明智光秀と言えば「本能寺の変」という印象が強く、光秀が前半生をどのように生きてきたか、よく知らなかった。歴史捜査により解明された光秀の前半生は驚きの連続でした。
大河ドラマ放送前に読むことができて良かった。ぜひ皆さんにも読んでほしい、おススメの一冊です。

明石城完全攻城ガイド

明石城築城の背景や歴代城主のことがマンガに凝縮されており理解しやすい。マンガの漢字にはふりがなもふられており、小学生でも読みやすいように配慮されている。
香川元太郎さんのイラスト、写真、絵図等も豊富。箇条書きスタイルの説明文もわかりやすい。
明石城を攻城した時に知ることができなかった情報を得ることができたので、違った視点で明石城を見ることができるかもしれないですね。また明石城に行きたい!と思いました。

女信長 (新潮文庫)

織田信長は実は女性だった!という視点でのお話です。(実際には違うのですが・・・)
数年前にお正月特番の時代劇で天海祐希さんが演じられてましたね。
本能寺の変のシーンとかどうするのだろうと少し心配なりますが、きれいにまとめられていたのが印象的でした。

本丸御殿の至宝 重要文化財名古屋城障壁画

復元画ではなく原画の図録であるということ、本丸御殿の障壁画がほぼ全て収録されているということが凄い!この本があれば、本丸御殿でゆっくり鑑賞できなかった障壁画を思う存分見ることができます。
私は名古屋城本丸御殿のミュージアムショップで購入しました。

[新版]図説 城下町都市

城下町がどのように形成され、どのように現在の街となったかをざっくり知ることができます。(57の城下町掲載)
建築の学生とか、城下町や都市計画に興味がある方におススメです。お城めぐり始めたばかりの方には、少々マニアックな内容ですかね。

城と縄張り 全国100城 (双葉社スーパームック)

タイトル通り、多くの縄張りの絵図と写真が掲載されている。
1ページに5城載っている部分はさすがに細かいところまでは読み取れない。
縄張りの雰囲気はわかるので、多くの縄張りを知りたいという方にはおススメできるかもしれません。

いくさの子 1―織田三郎信長伝 (ゼノンコミックス)

「花の慶次」や「北斗の拳」を描いた原 哲夫氏 作画、織田信長が主人公のコミック。
幼少期から物語はスタートし、11巻現在、桶狭間の戦い前までとスローペースな進展。おぉーい!信長の人生描ききれるかぁ?(笑)とちょっと心配ではある。
コミックですし、キャラクターは濃いので、気楽に楽しめます。

3D江戸城探訪 (DIA Collection)

江戸城の散策を前提にしている為、櫓と門のガイドが主な内容。
櫓、門の掲載量が豊富で現況とCG復元の両方が掲載されている。
巻末のQRコードリストを持ち出して江戸城を散策すれば、現地でスマホから復元CGを見ることができ理解も深まるかなと思います。

信長の棺〈上〉 (文春文庫)

「信長公記」を書いた太田牛一が主人公という斬新な視点で、本能寺の変で倒れた信長の遺体の謎に迫った小説。
筆者の本能寺の変の解釈も奇抜で面白い。
何年も前の記憶だが、この小説は読みやすいなという印象があった。
信長ファンという方は上・下巻で是非!

CGで大解剖! 戦国の城

オールCGで再現されている。
望楼型の会津若松城がカッコいい!表紙見て即買いしてしまいました。
こんなお城だったのか!と妄想するには良い1冊。

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今日のレビュー

猛将妄想録 1 (電撃ジャパンコミックス)

いまでも定期的に読み返す一冊。たまたま見かけたこの本のおかげで攻城団にマンガという武器が加わったと思うと感慨深いです。攻城団で発表した作品を収録した続刊も出版したいと思ってます。

こうの)

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