小さい頃に戦国時代にハマりはじめてから歴史と言えば山本博文先生でしたが残念ながらこちらは先生の遺作著書になるのでしょうか。
特に最後のページにかけて関ヶ原までの島津氏の事が書かれていましたが一番印象的だったのが島津義弘が国元にいる息子の忠恒に出した兵士の数に不満を漏らした書状です。関ヶ原当日に「島津は動かなかった」なんて言われますが島津氏にもそれぞれ事情があった事がこの本でわかりました。
戦をするにもお金がかかるんだなぁと実感。現代の「円」に換算して説明しているので、わかりやすくおススメです。
関ケ原の合戦後、豊臣家と徳川家の権力がなぜ逆転したのか、納得できた気がしました。
タイトル | 「関ヶ原」の決算書 (新潮新書) |
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著者 | 山本 博文 |
出版社 | 新潮社 |
発売日 | 2020-04-16 |
ISBN |
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価格 | 880円 |
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