本日「マンガでわかる二条城」を公開しました!
毎度のことながら取材した内容をもとに、それ以上の情報をあちこちからかき集めてきて大変充実した内容になっています。ぼくはもう何度も読んでいますけど、二条城をこういう視点で紹介した人はほとんどいないんじゃないでしょうか。
(二条城がマンガに登場すること自体珍しいですけどね)
マンガなので簡略化した部分ももちろんあるのですが、それでもかなり丁寧に取り上げていただいています。
家康が高台院(ねね)と能を鑑賞しているシーンが描かれていますが、じっさい二条城の記録にも「家康、二条城に高台院、公家衆を招いて能を催す。」といったことが残っています。
ほかにも寛永行幸にあわせて櫓門を薬医門に改修したことや天皇が一度も地面に降りることなく御殿から天守まで歩けるように二階建ての橋廊下がつくられたこと、さらには西門に落書きが残っている小ネタまで盛り込んでいただいています。
そして今回も池田長惠と松平信道というふたりの人物を取り上げていますが、ぼくははじめて知りました。
でもこういう方々があの「天明の大火」のさなかで大活躍したからこそ、ぼくらはいまも二の丸御殿を見ることができているわけで、ちゃんと名前を記憶しておくべきだよなと思いました。
またこのマンガの内容をより深く案内する二条城ガイドツアーも現在、参加者募集中です。
詳しくは以下のページをご覧ください。
【団員限定】第5回二条城ガイドツアー参加者募集 | 攻城団(全国のお城検索サイト)
攻城団の二条城ガイドツアーが約1年ぶりに開催されます! 再開にあわせて内容も見直しました。最初にガイドブックを使った短めの講習をおこなって現地をより深く楽しめるようにします。徳川家康が天下普請で築かせ、徳川家光が後水尾天皇の行幸を迎えるために大改修をおこなった徳川家の究極の城をいっしょに満喫しましょう。
1月19日(日)に城たび〈三英傑ゆかりの城!小牧山城ガイドツアー〉を開催しました。いまも現地では発掘調査が続いてますが、「土の城」から「石の城」への転換点とも言える小牧山城をたっぷり案内していただきました。参加できなかった方のために当日の様子をレポートします!
つづきを読む「最近のひとこと」のようにカジュアルに攻城時の思い出などを投稿できる「城活ノート」を公開しました。
つづきを読む毎月恒例の月次レポートを公開します。タイムラインを眺めていると、さっそく多くの団員が城初めの攻城をしているようですね。2025年も攻城団をよろしくお願いいたします!
つづきを読む攻城団をスマホで閲覧する際に最下部に表示されるメニューをスライド対応しました。これまでよりたくさんのメニューが並んでいるので、目的のページへアクセスしやすくなりました。
つづきを読む先週土曜日に「攻城団歴史講座・城がたり〈よくわかる小牧山城〉」を開催しました。今回は小牧市の学芸員・鈴木さんを講師にお招きして、発掘調査を通じてわかってきた小牧山城と城下町のことを教えていただきました。とてもおもしろかったです。
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これまで描いてきた七尾城に丸岡城、明石城では、「城が舞台」の色合いが濃かったのですが、今回はまさしく「城が主役」のマンガになったと思います。
現在遺っている施設で最も歴史が古いものは、総じて徳川秀忠が大御所の頃に手を加えたものです。
そこにはどこにも、秀忠の心意気が凝縮されているのだと、まざまざと感じさせられました。
彼の再評価のためにも、多くの方に読んでいただき、共感してもらえたらと願います。