新バッジ「出世城」を公開しました。
出世城は明確にこの城とこの城というような定義があるわけではないのですが、一般的にそう呼ばれることの多い岡崎城や浜松城をはじめ、豊臣秀吉が最初の持城として築城した長浜城などいくつか追加してバッジにしました。
ちなみに数少ない由来のひとつとして、明治期の俳人で「第二の芭蕉」とも呼ばれた松島十湖(まつしまじっこ)が詠んだ「はま松は、出世城なり、初松魚」という俳句があります。
ひとくちに「出世」といっても織田信長の時代と、天下統一を果たした豊臣秀吉の時代、さらに徳川家康が開いた江戸幕府の時代ではその意味合いも異なります。
江戸時代の場合は老中や大老などに昇進した城主の数が目安になりますが、信長の頃はひとりの武将の立身出世の意味合いが強くなりますし(長浜城=秀吉)、豊臣政権下では五奉行や三中老クラスの武将が対象になるかと思いますが、いずれもはっきりしていません。
今回、清州城を選んでいるのは家臣ではなく信長自身が天下取りの出発点となった城であることが基準ですので、三英傑が世に出るきっかけとなったお城プラスアルファくらいの感覚で考えるのがちょうどいいかと思います。
いずれにせよ、縁起の良いお城であることはまちがいないので、バッジの獲得を狙ってみてはいかがでしょうか。
余談ですが、インターネットで検索するとお酒の名前になっていますね。
一度飲んでみたいものです。
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