いよいよ今年の大河ドラマ「麒麟がくる」が来週から放送開始となりますね。
昨年末からNHKだけでなく民放各局でも戦国時代や明智光秀を題材にした番組が増えていて、盛り上がってきたなあと実感していますが、攻城団もこの波にはぜひ乗っておきたいということで、榎本秋先生に明智光秀をテーマにした新連載をお願いしました。
題して「榎本秋の『明智光秀と麒麟たち』」です。
「麒麟がくる」の主人公・明智光秀のほか、すでに斎藤道三や細川藤孝、足利義昭など多くのキャストが発表されているように、戦国時代のおもしろさは魅力的な人物同士の関係性にあります。
その関係性のひとつの終着点が「本能寺の変」という謀反だったわけですが、一介の浪人にすぎなかった光秀が同時代のさまざまな人物と関わり、歴史がつむがれていくのを一年間たっぷり楽しみましょう。
今回の連載は「麒麟がくる」をより深く味わうために、毎週「明智光秀と〇〇」として光秀の人生の時系列に沿って、出会っていく人々を取りあげていこうと思っています。
「麒麟がくる」はオリジナルの脚本なのでどのような展開になるか、最新の研究成果がどこまで反映されるかは未知数ですが、ドラマの展開にかかわらず楽しんでいただける連載になると思います。
最後に、榎本先生からコメントをいただけたのでご紹介します!
初回の原稿は明日公開しますので、団員の方はタイムラインを、それ以外の方はツイッターやFacebookの更新情報をチェックしてくださいね。
toproadさんが城がたり「よくわかる小牧山城」を企画してくれました。愛知県小牧市と調整してくださり、学芸員の方にZoomで話していただけることになりました。小牧山城の歴史、発掘調査の成果など、いろんな話が聞けると思いますのでぜひご参加ください。
つづきを読む昨年に続いて第6回目となる団員総会を開催したのでレポートを書きました。今年は去年と同じ会場でしたが、内容はかなりアップデートしています。とくに「お城ビンゴ」は盛り上がったので、今後の定番ゲームにしていきたいですね。来年はさらに多くの団員と集まりたいです。
つづきを読む美濃守護・土岐氏の庶流である久々利氏の居城、久々利城にも攻城団のチラシを置いていただきました。可児郷土歴史館と久々利地区センター、さらに可児市観光交流館で入手可能です。
つづきを読む小栗信濃守によって築かれた本陣山城(御嵩城)にも攻城団のチラシを置いていただきました。「東美濃の山城を制覇せよ!」キャンペーンの缶バッジ受取場所でもある、御嶽宿わいわい館で入手できます。
つづきを読む土岐明智氏の居城であり、戦国時代にはその一族である妻木氏の居城になった妻木城にも攻城団のチラシを置いていただきました。もとてらす東美濃で入手できます。
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この度、2020年のNHK大河ドラマ「麒麟がくる」にあわせて攻城団にて一年間の連載を持たせていただくことになりました。
タイトルは「明智光秀と麒麟たち」。大河ドラマ主人公である光秀と、ドラマの中で彼と出会うであろうさまざまな人々の関係性を中心に置きながら紹介していくつもりです。
麒麟、というのは中国の神話伝説に残る聖獣で、日本人にはキリンビールのロゴで親しんでいるものでしょう。動物園のキリン(ジラフ)とは別物です。
その出現が徳のある王が現れたことを示す瑞獣としても知られるこの獣の名を戦国時代末期のドラマに入れ込むということは、「混乱の時代を治めるものは誰だ?」というテーマがあると考えていいのでしょう。もちろん私たちはその答えを知っているわけですが、結論がわかっても楽しめるのが歴史ドラマというもの。
みなさんがこのドラマを楽しむ助けとなるべく、歴史的知識でフォローさせていただければと思います。一年間、よろしくお願いします。