昨年11月にはじまった「七尾城を中心とした観光開発事業」ですが、まず最初のステップとして(発信する前に)自分たちが七尾城や城下町のことをよく学び、その魅力を再発見しようと決めました。
そして発信というのはけっして上からおこなうものではなく、ぼくたち自身が学んだことをフラットにシェアしていくことであり、そのために石川県立七尾東雲高等学校に協力をいただきながら、七尾城跡と市街中心部の観光マップを制作することにしました。
これには高校生の目線で見てもらうことだけでなく、むしろ地元の歴史を知るということにかんしては大人も子どもも関係なく、ほとんどの人がゼロからの出発であったため、彼らに自分たちを重ねつつ進めてきたといったほうが正確です。
そしてついに「七尾歴史たびマップ」が完成しました(これまでマップの名称は「七尾城跡観光マップ」などそのときどきでなんとなく呼んでいたのですが今回から統一していきます)。
8月下旬にはこのマップの完成報告をかねた発表会の開催が予定されていますが、ひと足先にマップを公開しますね。
オモテ面の「七尾城跡マップ」は空からの目線ではなく、横からの目線で山城ならではの高低差がわかるようなマップになっています。これは制作にご協力いただいた矢田郷公民館の永田館長のアイデアによるものです。
現地にいってマップを見ながら七尾城跡を散策すると、きっとこの高低差を体感できると思います。
そしてウラ面は七尾市街地の散策マップ「七尾市街マップ」になっています。
おもにJR七尾駅前を中心としたマップですが、城たびや城メモに掲載されている山の寺寺院群や、小丸山城跡もカバーしていますので、七尾城跡を訪れた方には便利な情報だと思います。こちらにはJR七尾駅から七尾城跡への行き方や、バス停案内、名物などの情報も掲載されています。
過去のレポートでもお伝えしてきましたが、この「七尾歴史たびマップ」はすべて高校生による手書きです。現物は七尾市外にも設置されていく予定ですので、見かけたらぜひ手に取ってみてくださいね。
ようやくマップが完成しました。そしてその過程でぼくらも七尾城のこと、城下町のことが一年前よりもはるかに深く理解できるようになりました。
つづいては今回のマップづくりについての成果報告会を来月末におこないます。これは誰でも参加できるようにしてもらったので、近日中に開催概要を発表しますね。
そして生徒のみなさんには現地ガイドになるための研修を受けてもらいます。
彼らのガイドデビューは9月17日(日)に開催される「七尾城まつり」の関連イベントとしておこなう予定ですので、こちらも詳細が決まり次第ここで発表します。
(おそらく前日に開催されますので前泊で予定を組んでいただけるといいと思います)
なお、きれいなマップのデータは城メモにアップされていますので、あわせてこちらもご覧ください。
toproadさんが城がたり「よくわかる小牧山城」を企画してくれました。愛知県小牧市と調整してくださり、学芸員の方にZoomで話していただけることになりました。小牧山城の歴史、発掘調査の成果など、いろんな話が聞けると思いますのでぜひご参加ください。
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