こんにちは、こうのです。
今日は最近ぼくらが取り組んでいる試みについてお話します。
「100万PVを目指す」と宣言して、お城のデータをどんどん登録したりしているのですが、毎月のレポートに書いているように「アクセスを薄めたくない(攻城団の利用者以外のアクセスが大半を占めるような状況は避けたい)」と考えています。
そのために「平均滞在時間」や「リピート比率(再訪問した方の割合)」をチェック項目として見ているのですが、ではどうやって実現するのかについては具体的なことを話してなかったので、最近着手したことを紹介します。
お城めぐりという趣味は毎日毎週おこなうものではありませんので、通常「攻城団のアクセスは不定期で、かつけっこうな間隔があく」ことを容認しています。
「利用する」とは「毎日アクセスする」ことを指すわけではなく、もっと広くとらえています。具体的には「年に数回はお城を訪問して記録を残す(ただしさまざまな家庭や個人の事情で一年以上訪問できないことも十分考えられることは許容する)」といった程度の認識です。
攻城団は無料で利用できます。また登録してログインしなくても利用可能です。
だから必然的に目指すべきは次の2点となります。
以下はそのために実施しはじめたことです。
登録したものの攻城記録を残していない、攻城団のメイン機能を活用されていないアカウントの利用停止処理をおこなうようにしました。
停止措置をおこなった際に一部の方からネガティブな反応もいただいたのですが、なにもぼくらは独裁者として振る舞いたいわけではなく、記録を残さないならアカウントは不要だと思うからです。これがログインしなければ見れないサイトならともかく、通常利用にかんしては制限をかけていないので、ログインすることなくご利用いただくのが双方にとって良いと考えています。セキュリティ対策的にも使わないサービスのパスワードを預けるのは避けるべきですし、また預かる側にとっても抱えるべきではないリスクです。
今後もたとえば登録後1カ月経っても記録を残していない(=ぼくらの定義において利用していない)アカウントについては個別にお知らせして、停止していくつもりです。
同時にこれまでは「無料で登録できますよ」と必要以上に登録を推奨していた部分も多少はあると思うので、「検索したり情報を閲覧したり、ふつうに利用するだけなら登録は不要でしょ」と登録フォームに記載するようにしました。
ほんとうにお城めぐりの記録を残していきたい方だけに使っていただきたいのです。
なお途中で飽きちゃうのはしょうがないと思ってます。そうではなくて記録を残すつもりがないのにとりあえずアカウントを登録しておこうという、お互いにとってとくにメリットのない行為を防ごうというのが目的です。
利用停止処理はいってみれば後ろ向きな施策です。ぼくらもできればやりたくないです。
そのため登録してくださった方(新規団員)が攻城団の諸機能を把握できて使いこなせるように登録直後のサポートを強化することにしました。
これまで登録時に写真投稿機能などを紹介するメールをお送りしてきましたが、すでにかなり長文になっており、そのわりにすべての機能を紹介しきれていないという事態になっていたため、メールを数通に分割して(またあらたにいくつかの機能の紹介を盛り込んで)登録日から約一週間かけて毎日少しずつ紹介するようにしました。
このメールを送るいちばんの目的はもちろん文面を読んでいただいて、サービス内容やさまざまな機能を理解していただくことですが、二番目の目的は簡単に問い合わせできる状況を作り出すことにあります。
メールの場合は返信するだけで問い合わせできますからね。
なお団員の方には昨日一斉メールでお伝えしましたが、この案内メールは昨日登録された方から配信対象になっているため、過去に登録してくださったみなさんには届きません。
そこでいつでも何度でも受信できるページを用意しました。今後メールの内容が修正されたり、案内する機能が増えた場合にもここから再受信することが可能です。
このページは「ヘルプ」からリンクしてあります。
GW明けからすでにトップページには「今日が入団記念日」の団員を表示していますが、本人にはお祝いメールをお送りしています。
このメールには攻城数や写真の投稿枚数など「直近一年間の活動の記録」を掲載しています。こちらのメールはまだ受け取ってない方が大半ですが、届くのを楽しみにお待ちくださいね。
お城めぐりにかぎらず、趣味はだんだんと飽きがきてしまうものです。
ぼくらはライフワークとして、一生楽しんでもらいたいと思ってはいますが、それは強要すべきことではありません。またサイトへのアクセスや旅行に出かけることを頻繁に催促するのもちがうので、年に1回だけやさしくノックする機会をつくらせていただきました。
個人的に自分の誕生日にメールを送ってくるサービスはあまりいい印象を持ってないのですが(宣伝メールを受け取るために個人情報を渡してないので)、入団した日というそのサービスとだけ成立する記念日をお祝いするというのは容認していただけるのではないかなと判断しました。
個々人によって旅行に出かける頻度も異なれば、年間攻城数も差があって当然です。またそれは他者と競うものではないですし、攻城団では可能なかぎりそのような無益な競争原理を持ち込まないようにしています。
ありがたいことに現時点においてもまさに「愛用」と表現するにふさわしいほど、長期にわたって使い込んでくださっている団員の方も多数いらっしゃいます。城主コメントを残し、写真をアップすることはもちろん、なかにはメールでデータのまちがいを指摘したり、城メモに追加したほうがいい情報を報告してくださる方もいらっしゃって、攻城団の価値向上に多大な貢献をしてくださっています。
攻城団のいいところは「なんとなく達成される、ゆるやかなギブ・アンド・テイク」にあります。
ひとり一人が自分の記録のためにサイトに情報を残し(もちろん「公開」する以上ほかの人のためにという気持ちもゼロではないですが)、それが集まることでお城にまつわる情報がどんどん充実していきます。
現在城メモの記事数が圧倒的に不足しているにもかかわらず、それなりに便利に使えているのは、みなさんが記録し公開してくださっている城主メモのおかげです。
ぼくとしてはこの輪をもっともっと大きくしたいと考えています。
ネットに無料で公開している以上、ただ情報を持って帰るだけの人が一定数いるのはしかたがないのですが、できるだけ情報交換・情報共有しあえる仲間を増やしていきたいのです。
そのためになにができるかをこれからも考えつづけて、できることから着手していきます。
みなさんも自分のペースでかまいませんので、攻城団をうまく利用して、楽しんでいただければうれしいです!
toproadさんが城がたり「よくわかる小牧山城」を企画してくれました。愛知県小牧市と調整してくださり、学芸員の方にZoomで話していただけることになりました。小牧山城の歴史、発掘調査の成果など、いろんな話が聞けると思いますのでぜひご参加ください。
つづきを読む昨年に続いて第6回目となる団員総会を開催したのでレポートを書きました。今年は去年と同じ会場でしたが、内容はかなりアップデートしています。とくに「お城ビンゴ」は盛り上がったので、今後の定番ゲームにしていきたいですね。来年はさらに多くの団員と集まりたいです。
つづきを読む美濃守護・土岐氏の庶流である久々利氏の居城、久々利城にも攻城団のチラシを置いていただきました。可児郷土歴史館と久々利地区センター、さらに可児市観光交流館で入手可能です。
つづきを読む小栗信濃守によって築かれた本陣山城(御嵩城)にも攻城団のチラシを置いていただきました。「東美濃の山城を制覇せよ!」キャンペーンの缶バッジ受取場所でもある、御嶽宿わいわい館で入手できます。
つづきを読む土岐明智氏の居城であり、戦国時代にはその一族である妻木氏の居城になった妻木城にも攻城団のチラシを置いていただきました。もとてらす東美濃で入手できます。
つづきを読むあなたのお城巡りをより便利に快適に、そして楽しくするためにぜひ登録してください。
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