宇都宮二荒山神社(うつのみやふたあらやまじんじゃ)は宇都宮城が築城される以前からある神社で、古くは宇都宮大明神などとも呼ばれました。
正式名称は「二荒山神社」ですが、日光の二荒山神社(ふたらさんじんじゃ)との区別のために鎮座地名を冠して「宇都宮二荒山神社」と呼ばれています。現在は通称として「二荒さん」とも呼ばれています。
最近はパワースポットとしても知られています。
主祭神の豊城入彦命(とよきいりひこのみこと)は武徳にも優れ、藤原秀郷、源頼義、源義家、源頼朝、徳川家康など著名な武将らも戦勝祈願し、種々の寄進や社殿の改築をしたと伝えられています。
社殿は戦国時代以降、戦火あるいは失火による焼失に見舞われています。
北条氏による宇都宮侵攻の際、また宇都宮宿における幾度かの大火、さらに宇都宮戦争(戊辰戦争)の際に新政府軍の砲弾攻撃により破壊され焼失しています。