宇都宮城址公園に設置されている案内板の内容を紹介します。
宇都宮城址公園
ここは、近世宇都宮城の本丸があったところです。
宇都宮城址公園は、歴史資料や発掘調査結果に基づいた本丸の一部復元、中心市街地の活性化の拠点づくり、防災の拠点づくりを3つの柱として整備したもので、復元した土塁(どるい)や堀、櫓、土塀(どべい)は、江戸時代中期の姿を現代によみがえらせたものです。
宇都宮城のはじまりは、平安時代の後期に築かれた館(やかた)だといわれています。中世には宇都宮氏が500年にわたって城主をつとめ、戦乱の世を乗り切っていきます。江戸時代には譜代大名(ふだいだいみょう)の居城として威容(いよう)を誇りました。また、釣天井伝説の舞台、関東七名城の一つとしても有名です。
この城址公園は、宇都宮の新しいシンボルであり、次代を担う子どもたちに宇都宮の歴史を伝えるとともに、市民や多くの来訪者の憩いの場です。
城址公園の全体図の拡大画像です。