宇都宮城
宇都宮城

[栃木県][下野] 栃木県宇都宮市本丸町旭1丁目


  • 平均評価:★★★☆☆ 2.93(297位)
  • 見学時間:43分(293位)
  • 攻城人数:421(146位)

釣天井伝説(宇都宮城釣天井事件)

宇都宮城には釣天井伝説があります。
これは江戸時代初期、当時の宇都宮城主で江戸幕府年寄の本多正純が、3代将軍・徳川家光を暗殺するために、宇都宮城に釣天井(吊り天井)を仕掛けたことにより、本多家は改易、正純が流罪となったというものです。

じっさいには宇都宮城に釣天井の仕掛けは存在せず、改易は別の原因によるもので、この伝説は創作されたものだと考えられています。

宇都宮城ものしり館にパネルが展示されています。

宇都宮城釣天井事件

この釣天井伝説のもとになったと考えられるのが、宇都宮城釣天井事件(本多正純改易事件)です。
これは幕府内で絶対的な権力者となった本多正純が、その存在を疎ましく思っていた土井利勝らの謀略により、2代将軍・徳川秀忠暗殺の嫌疑をかけられ改易、正純が流罪となった事件です。

なおこの事件の背景、黒幕には複数の説があります。
秀忠の姉で奥平忠昌の祖母・加納御前の恨みによるという説、秀忠自身が父である家康の代から幕閣の中で影響力を大きく持ち、自らの意に沿わない正純を疎ましく思っていたという説など、いずれも正純にとってはぬれぎぬを着せられる形となっています。

本多正信・正純父子自身も政敵である大久保忠隣を謀略によって失脚させているため、因果応報ではあるんですよね。
   
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