富士見櫓は1619年(元和5年)、本多正純が城の改修を行った際に建てられた2重2階の櫓です。
現在の富士見櫓は2007年(平成19年)3月25日に復元されたものです。
富士見櫓 Fujimi-yagura
宇都宮城本丸の土塁南西部にあった櫓で、江戸時代の絵図には瓦葺きで描かれており、広さ三間(5.9メートル)×四間(7.9メートル)と記録されています。
富士見櫓の名のとおり、まわりに高い建物がなかった江戸時代には、遠く富士山の姿が望めたと考えられます。
内部を見学することもできます。
本丸内部から見た富士見櫓です。