宇都宮城ものしり館は復元された本丸土塁の内部にある展示室です。
内部には、宇都宮城の復元模型など宇都宮城の歴史にまつわる資料が展示されています。
本丸の復元模型です。左側の赤線で囲われた部分が現在の城址公園の敷地です。
「宇都宮城本丸将軍家御泊城ノ節建物ノ図(うつのみやじょうほんまるしょうぐんけごはくじょうのせつたてもののず)」をもとに制作されています。
城下町も含む広域の復元模型です。
城下町宇都宮
宇都宮に城がつくられたのは、平安時代の終わりごろといわれています。しかし、周囲に水をたたえた堀や石垣・土塁を廻らした本格的な城になったのは、江戸時代に入ってからです。特に、計画的に城と周囲の町を整備したのは、1619年(元和5)城主になった本多正純(ほんだまさずみ)であり、南北900m、東西850mに及ぶ巨大な城郭になりました。
これが、市街地のもとになっています。