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河和田城は馬場城（水戸城）主・大掾氏の一族である鍛冶弾正貞国（のちの河和田入道）の居城として知られています。その後「難台山合戦」の功により江戸氏に与えられると、常陸江戸氏と大掾氏の合戦の舞台となりました。1426年（応永33年）には大掾満幹が城を留守にした隙に、江戸通房は馬場城を奪い取り居城を移すと、この城には家臣の春秋氏を入れています。豊臣秀吉による「小田原征伐」の際は江戸氏は北条氏と同盟関係にあり参陣しなかったため豊臣方についた佐竹氏に攻められ落城しました。現在城址は河和田小学校や中城幼稚園などの敷地となっており、小学校と天徳寺のあたりに二重堀が残っており、ほかにも土塁や空堀を確認できます。また報仏寺の山門脇に城址碑があります。
目次
河和田城を攻城した団員が残してくださったクチコミ（レビュー）です。じっさいに訪問した方の生の声なのでぜひ参考に。
城域の広い平城。遺構が点在しており、じっくり散策すれば見どころはかなりある。八坂神社の北奥から河和田小学校前バス停あたりにかけての一帯が最も広域に良好な形で遺構が残っている。（2024/02/03訪問） 
水戸駅からバスの場合、「河和田小学校」か「桜川車庫」下車もお勧めです。とくに桜川車庫は少し離れています(報仏寺まで徒歩5分位)が一番本数多いです。（2020/02/22訪問）
郭の一つが"報徳寺"さんというお寺になっていまして、駐車場もあります。周囲に遺構が点在していますので、境内だけではなく、周りも少し散策されるのをおすすめします。（2023/10/14訪問）
広範囲にわたって遺構が残っていた。 木々と草でわかりにくかったが、 小学校南西の二重堀はすごい。（2022/01/03訪問）
水戸駅からバスに乗車、桜川バス停ににて下車、徒歩五分。河和田小学校の案内板、報仏寺の城祉碑を確認。ルート上に空堀や土塁が点在していて、かなりの広域です。（2021/03/28訪問）
赤塚駅から河和田団地車庫行バスで河和田団地入口下車、 小学校の案内板確認後天徳寺、報仏寺と回る。かなり民家などに飲まれてしまっているが、お寺と学校が一部を守ってくれています。（2021/03/20訪問） 
報佛寺、天徳寺、河和田小学校と見所が点在しています。小学校の西側の校門近くと南側のフェンスに縄張図つきの案内図があるため、小学校付近から見てまわるのが良いと思います。（2020/09/13訪問） 
報仏寺駐車場を利用。山門脇の城址碑と寺院を取り巻く土塁、堀は良く残っています。（2020/02/15訪問）河和田城に関するデータ 情報の追加や修正
内郭：-- 外郭：--
鍛冶貞国
着工 1336年（延元元年／建武3年）
1590年（天正18年）
鍛冶貞国、江戸氏、春秋氏
曲輪、土塁、空堀
| 項目 | データ |
|---|---|
| 曲輪構成 | |
| 縄張形態 | 平城 |
| 標高（比高） | --（ -- ） |
| 城郭規模 | 内郭：-- 外郭：-- |
| 築城主 | 鍛冶貞国 |
| 築城開始・完了年 | 着工 1336年（延元元年／建武3年） |
| 廃城年 | 1590年（天正18年） |
| 主な改修者 | |
| 主な城主 | 鍛冶貞国、江戸氏、春秋氏 |
| 遺構 | 曲輪、土塁、空堀 |
| 指定文化財 | |
| 復元状況 |
登録日：2021/03/25 01:22:08
更新日：2024/07/27 03:51:35
河和田城へのアクセス情報 情報の追加や修正
| 項目 | データ |
|---|---|
| アクセス（電車） |
|
| アクセス（クルマ） |
|
| 駐車場 |
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御城印を集めるということには、あまり興味なかったのですが、攻城団のはじめての出版本ということで常購入いたしました。購入前の想像を覆す、それぞれの城の簡潔明快な説明文と共に、それぞれの城独自の御城印が面白く、食わず嫌いだったことに反省させられました。多くの人達が夢中になるのも納得です。僕みたいに、あまり御城印に興味なかった人、城に関して興味のなかった人、そしてお城訪問したい初心者にも、とても親切で、新しい世界に招き入れてくれるステキな本を手にしました。次の城からは、御城印に手を出してしまうかもしれない自分を感じます。
（
片桐且元さん）
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