「城をひとつ、お取りすればよろしいか」インパクトのある冒頭の一文に惹きつけられる。早雲庵宗瑞に招かれてきたと言って、北条氏綱に面会した大藤信基は一兵も連れていないのに城を一つ手土産にするという。商人や僧、医者などに扮して敵地に入り込み、敵将の信頼を得た上でその心を操り混乱させ内部から崩していく。内応を誘う調略とも忍者による攪乱とも違う合戦前の心理戦を描く六つの連作短編。登場する主な城 江戸城 国府台城 川越城 臼井城 韮山城 小田原城
タイトル | 城をひとつ |
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著者 | 伊東 潤 |
出版社 | 新潮社 |
発売日 | 2017-03-30 |
ISBN |
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価格 | 1728円 |
ページ数 | 325ページ |
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