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コースケ(こうすけ)さん 武将   フォロー

お城から派生したさまざまな文化をゆるゆると楽しんでいます。最近プライベートで攻城が出来ていない分、皆さんの写真や城主コメントを見ながら、現地を想像するのが、日々の楽しみです。

コースケさんのレビュー(書籍)

コースケさんは86件のレビューを投稿しています。

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ワイド&パノラマ 鳥瞰・復元イラスト 日本の城

鳥瞰図でお城全体を把握できることで、現地を歩いて、縄張りを実感する楽しさを補完してくれます!A3で見やすいのもポイント高です。

日本全国波瀾万城

お城を擬人化し、さまざまなエピソードが描かれている。メジャーなお城が多く取り上げられているし、うんちくもとてもしっかりしていて楽しく読めます。

現代語訳 信長公記 (新人物文庫)

Kindle版のほうで購入。現代語訳ですごい読みやすかった。織田信長に興味がある人は、よんでおいて損はしないと思う。流布している信長像がそれなりに脚色されているんだなってことも、わかった。

戦国大名の城を読む 築城・攻城・籠城 (SB新書)

各地のお城の特徵を詳しく書いてあって、いろいろ知れるので楽しい。写真もそれなりに載っているんだけど、写真と文がどう繋がっているのかが、ちょっとわからないページもある。

信長・秀吉と家臣たち (学研新書)

文献をもとに検証したことをわかりやすく描いてくれているので、すごい説得力というか納得しながら読むことができました。

戦国武将の死亡診断書

エピソードや行動から死因を推測している本。学術的な書き方じゃなくって、まさに診断書体裁なので、さらっと読めて雑談のネタになる感じの本です。

CG復元 戦国の城

かつてはこんな風にお城があったんだなぁと読める本。合成画像で、現在と重ね合わせてあるページはすごいいいです!

歴史人別冊 戦国武将の家紋の真実 (ベストムックシリーズ・34)

大名家が用いていた家紋についての知識をしることができる本です。それぞれ由縁があっての家紋なのですねぇ。

戦国時代は裏から読むとおもしろい!―「敗者」から見たもうひとつの戦国合戦史 (青春文庫)

いわゆる通説ではなくて、「異説」「もう1つの説」を戦国史を通して書かれています。深掘りしてあるわけじゃないので、気軽に読むのにおススメです。

歴史ドラマと時代考証 (中経の文庫)

ご自身が歴史ドラマの考証・監修をされたさいのエピソードを踏まえて「歴史ドラマの考証のしかた」を紹介しています。時代劇をみてて「時代考証ってなんだろう」って興味があれば、きっと楽しめる本です。

信長の原理

分厚いけれども一気に読めました。文章が読みやすいです。パレートの法則の視座から織田家という組織づくりが描かれていて、今まであまり読んだことがない時代小説でした。

花鳥の夢 (文春文庫)

面白い。当時の洛中のざわめきが字から聞こえる。ただ、狩野永徳の苦悩がずっと続き、最後まで救われない。むしろライバルとして登場した長谷川等伯を判官贔屓しすぎているせいか、永徳が実に狭器量な印象を与えるかも。

風神雷神 風の章

謎とされている「俵屋宗達」が主人公。ミステリー作家さんが描く歴史小説です。この章は一介の扇の絵付け職人から、どう人生の分岐点を過ごすかーが丁寧に描いています?

風神雷神 雷の章

風の章はいわば下巻。「風神雷神」がいよいよ描かれていくのですが… 。
文の合間合間には、現代語による案内や登場人物の役回り説明がはいるので、歴史小説苦手な人でも、読めるようになると思います

遊戯神通 伊藤若冲

伊藤若冲没後の末裔と、神坂 雪佳(明治期の図案家さん)を通じて、若冲存命当時の話を聞きつつ。。。。という形でものがたりが進んでいきます。江戸と明治の2つの空気感が醸し出されていて、日本絵画に興味がある人は、楽しみながら読めると思います。

レオン氏郷(うじさと)

織田信長に惹かれ、豊臣秀吉から疎まれはじめる「レオン氏郷」が描かれています。洗礼名どおりにキリシタン大名的な立ち位置から、蒲生氏郷が描かれていて、読み応えがありました。

信長燃ゆ〈上〉

主に朝廷側の近衛前久ら公家衆が織田信長をどう見ているか、さらに勧修寺 晴子と信長の出会いを通して、従来の織田信長モノとは異なる視点からの「織田信長像」が描かれています。

信長燃ゆ〈下〉

<下>のほうでは、武田氏を滅亡させて、徳川家康を安土城へ招待した前後から、本能寺の変に至るまでを、近衛前久や勧修寺晴子、明智光秀、羽柴秀吉との人間関係を蜜に描いています。本能寺の変以外にフォーカスして綿密に書かれている小説です。

下天は夢か 一 (角川文庫)

「武功夜話(前野家文書)」を下地として、尾張時代から織田信長を描いています。文体がとても淡々としていますので、いわゆる小説を読んだ時のドラマティックな印象はあまり起きません。ひとつの織田信長像を提起した作品であることに間違いはないと思います。(このあと、「覇王の夢」を読むといいかも)

小説 直江兼続 北の王国 全一冊 (集英社文庫)

直江兼続を題材に、政治や藩の運営にかんする小説、という印象でした。行政家としての直江兼続を描いているので、そうなるのかな。歴史の人物を通して「なにかを学びたい」的な感じの方であれば面白く読めると思う(ぼくはそうでした)

覇王の夢 (幻冬舎文庫)

織田信長が生きていた時代は、世界史的には「大航海時代」。その渦中の中で信長はなにを目指していたのか、なぜ明智光秀は謀反したのかーをミステリー歴史小説として書いているのが面白いです。

歴史を考えるヒント (新潮文庫)

いわゆる「網野史学」の入門みたいな感じの一冊です。百姓=農民ではない、「日本」という言葉をいつから使うようになったのか、など「言葉」から中世の歴史を読み解いています。言葉が世の中に浸透していった背景などを紐解きつつ、定住農耕民族以外の「無縁」社会についての史学観にふれることが出来ます。(余談ですが、隆慶一郎さんの小説は、網野史学を大いに取り入れていますね)

影武者徳川家康〈上〉 (新潮文庫)

関ヶ原の戦い直後から、徳川家康は入れ替わっていた!という話です。影武者自身の葛藤と、敵だったはずの相手がいつの間にか味方になっている人間模様がじつに興をそそります。引用もあるせいかフィクションなのに「さもありなん」と思いはじめてしまう位に読み応えがあります。

信長政権 ---本能寺の変にその正体を見る (河出ブックス)

革命家、革新家と位置づけられる傾向がある織田信長を「実際の織田信長は、従来の説と違うんじゃないか」という、近年の流れのなかでの本です。本能寺の変についても諸説について検証から反駁をしていて、面白いです。ただ、二次史料からの引用による説を批判しつつ、ときおり矛盾(自身も二次資料を引用)したことも書かれているので「あれ?」と思う点もあります。

家康、江戸を建てる (祥伝社文庫)

家康というより、職人さんや江戸幕府官僚の人たちがどのようにして、湿地帯だった江戸を開拓(開発)していったかをオムニバス形式で書いている本です。江戸、いまの東京の基礎、利根川の流れを変えたとか、神田上水をどうやって作ったかとか、そういう話が盛りだくさん。今でいうと「プロジェクトX」や「プロフェッショナル仕事の流儀」みたいな感じです。(戦モノの話ではありません)

安土 信長の城と城下町―発掘調査20年の記録

安土城の発掘調査結果を豊富な写真と図解で、丁寧に説明してあります。安土城攻城後に購入したのですが、読んでいると、本をもって再訪したくなりました。

ビジュアル版 逆説の日本史 5 真説 秀吉英雄伝 (ビジュアル版逆説の日本史)

井沢元彦氏の「逆説の日本史」をビジュアル化。さらに秀吉にフォーカスして、写真や図版、考察で構成された本です。ガイドブックみたいなページもあるので、軌跡をたどる旅程も立てやすそう。

よみがえる金沢城〈2〉今に残る魅力をさぐる

金沢城内の建造物や石垣を中心に、写真と図版を豊富につかって説明しています。石垣の作り方に60ページちかく割いていて、石切や石積みなどもよくわかります。

歴史REAL大坂の陣と真田戦記 (洋泉社MOOK 歴史REAL)

真田氏については最初の20ページくらい。あとは大坂の陣に関して各所での戦模様の開設と、参陣した武将の紹介が中心です。イラストや図版が多めなので、想像力を補ってくれます。

日本戦国史 (別冊宝島 2160)

戦国時代とはいつからはじまったか、を端緒に室町幕府衰退、戦国大名の登場以降の各地の戦いを紹介しつつ歴史を追ったムック本。

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今日のレビュー

図説 徳川家康と家臣団 平和の礎を築いた稀代の〝天下人〟

中の写真、図が多くて「読みやすそう」と手に取りました。家康を生んだ松平氏について、戦国大名徳川家康の苦悩、家康を支えた家族、家臣団についてなど最新の情報で詳しく著されています。大河ドラマの予習としてもいいですが、「ここはこう解釈されたのか」と復習しながらよむのも一興です。今まで定説になっている「鳴かぬなら鳴くまで待とうホトトギス」の家康像とは、少し違った家康像が見えてきます。

黒まめさん)

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