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劇場版 タイムスクープハンター -安土城 最後の1日-

「タイムスクープハンター」は歴史好きには有名なドラマですね。
(正確にはドラマではないんだけど、あえていうならドラマ仕立ての教養バラエティですかね)

主人公は時空ジャーナリストの沢嶋雄一(要潤)で、彼はタイムスクープ社という未来の通信社の記者として、タイムワープ技術を使い、教科書に載らない名もなき人々に密着取材するという設定です。
これまでテレビ版でも戦国時代や江戸時代が舞台として取り上げられてきましたが(市井の人々が主役ということで飛脚や落武者や町人などが登場)、今回はその映画版としてスケールも大きくなり、安土城焼失の謎がテーマとなっています。

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安土城は「本能寺の変」(6月2日)の13日後の6月15日に炎上して天守や本丸が焼失しているのですが、その理由についてはいまだに謎のままなんですよね。
明智秀満説や織田信雄説など、「本能寺の変」の動機や黒幕と同様にいくつかの諸説はあるものの、これだという断定できるものがないのです。

いちばんの注目はこの映画では安土城焼失を誰の犯行としているのか(どの説を採用しているのか)という点で、その答えはネタバレになるのでここには書きませんが、エンドロールまで見逃せない展開になっています。
事前に諸説について知っておくと、より楽しめると思います。

あとはじっさいに安土城址で撮影されているので、そこも見所です。
しかもロケ当日(2012年9月30日)は記録的な大型台風17号が日本列島を縦断していった日だったそうで、沢嶋たちの一団が石段を駆け上がり、摠見寺仁王門をくぐり抜けていくというシーンはとても迫力があります。
ああいうのは人工の雨では出ない雰囲気ですよね。

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本丸などの撮影は彦根城で行われたそうです。
西の丸三重櫓の下に伸びている竪堀や太鼓門櫓が使われていて、ここで敵の弓矢をかいくぐって攻めこむシーンが撮影されました。

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そういうロケ地の場所を知ってから見返すと、また別のおもしろさが発見できますよね。

映画公開の際にアップされたクイズ動画はこちら。

YouTubeには予告などのムービーもアップされていますね。

   
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