昨日、なかなかすごいニュースがありました。
日本の歴史における最大の謎のひとつともされている「本能寺の変」にかんする史料が見つかったのです。
見つかったのは長宗我部元親と明智光秀の重臣である斎藤利三との間でやり取りされた書状で、その内容からは長宗我部元親が織田信長に恭順の意を示しているというものでした。
「本能寺の変」の理由、つまり明智光秀の動機についてはさまざまな説があり(以前このブログでも紹介)、これまで斎藤利三黒幕説(四国説)は数ある理由の中でも有力だったのですが、それがほぼ否定される形になりました。
ちなみに斎藤利三黒幕説というのは、当初は元親に四国全土の領有を認めていた信長が、突然方針を変更して土佐・阿波2郡のみの領有にとどめるとしたため、元親と姻戚関係にあった利三が(元親と信長の関係が悪化することにともなって)自分の立場を危うんで主君である光秀に謀反を勧めたという説です。
となると、「本能寺の変」が起きたとき、四国攻めの準備として神戸信孝と丹羽長秀は堺にいたということですが、これはどういうことなんでしょうね。
元親はいったん拒否していたようなので、(のちに受け入れたところで)信長が許さなかったということも考えられますし、事実を明らかにするにはもう少し史料が必要でしょうね。
なお、今回見つかった史料の一部は、岡山城のすぐそばにある林原美術館で7月19日から公開される予定です。
[追記]
以下が、「本能寺の変」にまつわる諸説をまとめた記事です。
システムの負荷を下げるため、攻城記録の分析機能を毎月サポーター限定にしました。ただし年間攻城数の推移だけはすべての団員が見れるように残しました。
つづきを読む毎月恒例の月次レポートを公開します。暑い暑いと言いすぎたせいか、いきなり寒くなりましたね。秋はお祭りが全国各地で開催されていてどこに出かけるか迷いますが、攻城団のイベントページなども参考にしてくださいね。では今月もお城と歴史を楽しみましょう!
つづきを読む毎年恒例の卓上カレンダーですが、今年も作りました! 団員のみなさんのおかげで2025年版も素敵なカレンダーになってます!
つづきを読む攻城団と東美濃歴史街道協議会とのタイアップ企画「東美濃の山城を制覇せよ!」が10月11日(金)からはじまります。東美濃エリアにはたくさんの山城があります。多くの遺構が残り、歴史を感じられる、魅力満載の山城をみんなで攻城しましょう!
つづきを読む毎月恒例の月次レポートを公開します。10月だというのにまだまだ残暑が続いていますが、各地でイベントも増えてきているので無理のない計画を立てて遠征を楽しんでください。では今月も攻城団をよろしくお願いいたします!
つづきを読むあなたのお城巡りをより便利に快適に、そして楽しくするためにぜひ登録してください。
攻城団のアカウントをフォローすれば、SNS経由で最新記事の情報を受け取ることができます。
(フォローするのに攻城団の登録は不要です)
攻城団のご利用ありがとうございます。不具合報告だけでなく、サイトへのご意見や記事のご感想など、いつでも何度でもお寄せください。 フィードバック
いまお時間ありますか? ぜひお題に答えてください! 読者投稿欄に投稿する