岐阜城
岐阜城

[岐阜県][美濃] 岐阜県岐阜市天主閣18


  • 平均評価:★★★★☆ 3.74(35位)
  • 見学時間:1時間33分(16位)
  • 攻城人数:4643(9位)

千成瓢箪発祥の地

金華山ロープウェーの山頂駅近くに「千成瓢箪発祥の地」と呼ばれる場所があります。
ここは織田信長が稲葉山城を攻め落とした際に、尖兵をつとめた木下藤吉郎(秀吉)が潜入に成功した場所で、のちに秀吉の馬印として使われることになる千成瓢箪が生まれた場所だそうです。

木下藤吉郎と千成瓢箪
 永禄10年(1567)8月14日、木下藤吉郎(のちに羽柴秀吉、豊臣秀吉と改称)は蜂須賀小六や山麓の猟師堀尾茂助など僅か七名を従えて、岩戸口から稲葉山城のここまで潜入し、薪小屋に火を放って手柄をたてたと伝えられている。この時、藤吉郎は城兵を倒した鎗先に腰から下げていた瓢箪を結び付け、鎗を振り回しながら大音声で勝鬨をあげたという。以来、千成瓢箪発祥の地とされている。岐阜市

勝鬨をあげたのは天狗岩といわれる場所で、現在は刀利天狗の祠があります。

なお、このエピソードは墨俣一夜城と同じように江戸時代以降の創作と思われ、信憑性は低いとされています。

秀吉が稲葉山城を潜入する様子は、幕末から明治前期にかけて活動した浮世絵師・月岡芳年による浮世絵連作『月百姿』の一枚として描かれています。

『稲葉山の月』
   

この記事をいろんなキーワードで分類してみましょう。

この記事のURLとタイトルをコピーする
これからあなたが訪問するお城をライフワークとして記録していきませんか?(過去に訪問したお城も記録できます)新規登録(登録は無料です)

岐阜城の城メモ一覧

あなたのお城巡りをより便利に快適に、そして楽しくするためにぜひ登録してください。

新規登録(登録は無料です)

フォローしませんか

攻城団のアカウントをフォローすれば、SNS経由で最新記事の情報を受け取ることができます。
(フォローするのに攻城団の登録は不要です)

今日のレビュー

猛将妄想録 1 (電撃ジャパンコミックス)

いまでも定期的に読み返す一冊。たまたま見かけたこの本のおかげで攻城団にマンガという武器が加わったと思うと感慨深いです。攻城団で発表した作品を収録した続刊も出版したいと思ってます。

こうの)

書籍ページを表示する

すべてのレビューを表示する

フィードバックのお願い

攻城団のご利用ありがとうございます。不具合報告だけでなく、サイトへのご意見や記事のご感想など、いつでも何度でもお寄せください。 フィードバック

読者投稿欄

いまお時間ありますか? ぜひお題に答えてください! 読者投稿欄に投稿する

トップへ
戻る