志摩城の詳細は不明ですが、千田氏の居城だと推定されています。1455年(康正元年)に起きた「享徳の乱」では千葉城(猪鼻城)を追われた上杉方の16代当主・千葉胤直が弟である胤賢とともにこの城に籠城しましたが、古河公方方の馬加氏や原氏に攻められ落城し自刃しました。このとき胤直の嫡子・胤宣も多古城に籠城するも敗死することとなり、千葉宗家は滅亡しました。そのまま廃城になったと思われます。現在城址には主郭部が農業公園として整備されており、遺構は残っていません。近隣にある東禅寺には胤直一族や家臣のものと伝わる五輪塔が立ち並んでいます。
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あり(無料、20台)
項目 | データ |
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アクセス(クルマ) |
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駐車場 | あり(無料、20台) |
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おそらく、八王子城の解説本の中で最も重要な一冊でしょう。
八王子城跡が現在のように整備されたのは、落城400年にあたる1990年以降のことです。本書の出版も同時期で、出版後に発見された遺構もあれば、今は目にすることのできない遺構も多数あります。言い換えると、1990年当時の八王子城跡の姿を記録した書であるとも言えます。八王子城に興味を持ってくださった方にはお薦めの一冊です。すでに廃刊となっていますので、古書店か図書館で探してください。
トンネル工事や台風・地震などにより、現在は失われてしまった石垣などの貴重な写真も多数掲載されていますが、白黒で小さいため分かり辛いのが残念。
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