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浅尾陣屋は蒔田広定によって築かれた陣屋です。広定は「関ケ原の戦い」で改易されますが、和歌山城主・浅野幸長の取り成しにより1万石が安堵され、この地に入封しました。しかしその子の定正が弟の長広に分知したため旗本となり、幕末の1863年（文久3年）に12代・蒔田広孝が江戸警備の功により加増を受け、再び大名に復帰し陣屋を構えました。現在跡地は公園として整備されており石垣が現存するほか、土塀が復元されています。
浅尾陣屋を攻城した団員が残してくださったクチコミ（レビュー）です。じっさいに訪問した方の生の声なのでぜひ参考に。
浅尾藩校集義館駐車場を利用して攻城しました。陣屋碑まで２００メートル。案内にしたがって迷わずに行けました。（2019/09/08訪問）
民家の中だったのでさっと見て帰りました。道が狭いのと自転車が多いので注意です。（2022/01/19訪問） 
周辺の道路は狭いです。陣屋への道標は、集義館跡からしかありません。かろうじて現存しているはずの土塀を発見できませんでした。（2020/09/08訪問）
駐車場の所にある「浅尾藩馬場用水跡」の井戸みたいのが良かった。（2020/03/21訪問）
近くに用事があったのでついでに攻城。丘の上にあり住宅や畑になっていますが切岸などがなんとなく雰囲気を伝えてくれています。残存土塀も思ったより長く残っていました。（2020/03/15訪問） 
小高い丘上にあります。丘全体が陣屋だったようですが本殿跡も含めて住宅地になっており残存部分は少ないです。崩壊しかけた土塀がいい味を出していました。（2019/12/10訪問） 浅尾陣屋に関するデータ 情報の追加や修正
内郭：-- 外郭：--
蒔田広定
着工 1600年（慶長5年）
蒔田広孝
蒔田氏
曲輪、石垣、土塁、空堀
土塀
| 項目 | データ |
|---|---|
| 曲輪構成 | |
| 縄張形態 | 陣屋 |
| 標高（比高） | --（ -- ） |
| 城郭規模 | 内郭：-- 外郭：-- |
| 築城主 | 蒔田広定 |
| 築城開始・完了年 | 着工 1600年（慶長5年） |
| 廃城年 | |
| 主な改修者 | 蒔田広孝 |
| 主な城主 | 蒔田氏 |
| 遺構 | 曲輪、石垣、土塁、空堀 |
| 指定文化財 | |
| 復元状況 | 土塀 |
登録日：2018/09/12 20:26:14
更新日：2024/07/27 04:00:09
| 項目 | データ |
|---|---|
| アクセス（電車） |
|
| アクセス（クルマ） |
|
| 駐車場 | 無料（約5台） |
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太田資正（三楽斎）の名前は知っていたものの、その知識のほとんどは佐竹氏の客将時代のもので、岩付城主時代の活躍や、息子に城を追われた話などはぜんぜん知らなかった。合戦でも活躍した名将だけど、反北条同盟を画策したり、武田氏や上杉氏から佐竹氏への取次を頼まれるなど軍略家として見たときの資正は相当な傑物であると思う。
であるにもかかわらず秀吉から「三楽斎ほどの者が一国も取れぬ不思議よ」と言葉をかけられるほど、戦国時代というのは個人の力量だけではどうにもならない無情さを感じますね。
太田氏の歴史から、現在訪問できるゆかりの地の紹介まで、非常に充実した一冊です。
（
こうの）
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