二条城
二条城

[京都府][山城] 京都府京都市中京区二条城町541


  • 平均評価:★★★★☆ 4.03(10位)
  • 見学時間:1時間30分(21位)
  • 攻城人数:5350(7位)

二条城の関連書籍

団員のレビュー

団員のレビューが投稿されている関連書籍をご紹介します。


黒まめさん
カラー図解 城の攻め方・つくり方

城の本質を「軍事的な防御施設」ととらえるということが、当たり前のようでいてハッとさせられた。そこを押さえたうえで、「歴史」「地理・地形」「縄張り(構造)」の3つのポイントを視点に、城について、また、城をめぐる戦いについてを豊富なカラー図版とともに紹介してくれる。また、城の基礎知識にもページが割かれ、初心者にもわかりやすいないようになっている。城を知る3つのポイントを知り、基礎知識も得たら、解説されている「戦いの舞台になった城」、「戦国の城」、「近世の城」に出かけて行きたくてたまらなくなる。


つば九郎さん
日本人なら絶対行きたい日本の名城200

 実際に見てもらえれば分かるんですが、一言で言えば、実に読み応えのある1冊です。
 人気歴史系YouTuber、YUKIMURAさんによる200城の名城紹介本になっております。チャンネル登録者数は19万人超えだそうで、かくいう自分も、その1人です。まだまだ、過渡期ではありますし問題も多々起こってもいますが、時代はもうYouTube等から発信され創られていくんでしょうね。遅れないように生きていかないと。
 選ばれた200城は、配信を見たことのある人には、この人らしいなと納得する選び方だと分かると思います。歴史的舞台になった城や歴史的意義のある城が、より選ばれている印象で、47都道府県全て網羅しておりますが、愛知県が11城、静岡県、岐阜県が9城の一方、1城だけの県も4県あります。2城の県が8県で、正続100名城より地域的な偏りはある感じです。
 一応、アクセスや遺構の記述もありますが、もっぱら城の変遷、城主に関する話、合戦の状況等の要は歴史的記述が、びっしりと書き込まれており、観光的な記述等は、いっさい無く、ひじょうに生真面目な歴史本といった程になっています。 
 写真や図も最低限になっていて、書きたいことが、まだまだたくさんあるんだという感じが、ひしひしと良く伝わってきます。実際の攻城の際に持って行くタイプではなく、じっくりと読み込みたくなる1冊です。
 


つば九郎さん
完全保存版 日本の城1055 都道府県別 城データ&地図完全網羅!

 日本の城を、調べて検索する総覧的な書物としては、今のところ最良の1冊ではないでしょうか。
 どうしても、100名城絡みの本が目立つのと、本の厚み、価格等のこともあるんでしょうが、100〜200城ぐらいの掲載本が多い気がします。しかし、城好きたる者、もうワンランク上の攻城を目指したいところなので、この全国で1000城というのは、最適解という気がします。これ以上、多くなってしまうと、楽しく巡る範疇を超えてしまう感じがしてしまいます。自分だけかもしれませんが。
 22年の発行ですので、情報も、しっかりと新しいですし、県ごとの地図が道路表示も明記されているので、車で攻城している身には、なにより有り難いです。車で廻る際の城の位置関係が、これだと分かりやすいです。けっこう鉄道路線図しか出てない事が多いですので。 
 このものすごい内容量の割には、持ち歩きも可能な大きさですし、正続100名城スタンプ帳を併せたぐらいでしょうか、お値段も、納得のいく範囲内ではないでしょうか。
 無駄のない造りになっており、それでいて、必要なことは、全て網羅されている、なかなか洗練された一冊だと思います。

 


黒将軍さん
完全保存版 日本の城1055 都道府県別 城データ&地図完全網羅!

なんといっても掲載量が多い!
マイナーな城でも本を開けば見つかるし、詳しいことまで教えてくれます。
この本を持っていて損はしないと思います。
それなりに厚めですが持ち運びも十分可能なので、
城好きの方は必ず手に取って欲しいです!


しぇるふぁさん
日本人なら絶対行きたい日本の名城200

劇場型合戦解説動画で人気を博している歴史系YouTuber、YUKIMURA氏監修の城郭解説本です。
攻城団の団員の中には、彼のチャンネルの登録者で動画を見ている方がいるかと思われますが、私もその一人です。特に彼の「合戦解説動画」は動画に拠りますが、いつも90分前後の超大作動画になっていて合戦に至るまでの経緯、背景、合戦の戦況、結果までがきめ細かく解説しており、それを舞台劇場のような語りスタイルで動画にしているので、歴史や城郭初心者でも非常に分かりやすくてのめりこみやすい動画で、いつも参考にしています。
そんな彼が初めて監修した城郭解説本がこちらの本です。2023年5月25日に発売されたばかりの新書です。
amazonでは即日完売するほどの売れ行きで、amazonのベストセラー本紀行・歴史部門で4位になったそうです。私も涸れのチャンネルの告知で知ってamazonで買おうとしましたが、即日完売だったので後日置いてある近所の書店を調べてゲットしてきました。
内容はタイトルの通り日本の城郭200基の解説が掲載されたもので、「山城」、「平山城」、「平城」、「水城・海城」の4つの章に分けて解説されています。冒頭コーナーにはYUKIMURA氏が独自に選出した「YUKIMURA式最強天守ランキング」と「城めぐりを10倍楽しくするためのYUKIMURA流用語解説」があり、ランキングの方は独自の採点基準でランキングした最強天守ランキングと「一度は行ってみたい観光編」だったり、「戦国武将合戦の舞台編」だったり、「(番外編)ざんねんな建物」だったりとちょっと面白いテーマ別ランキングが記されています。「(番外編)ざんねんな建物」ランキングは意外と面白いランキングだと思いました。
用語解説は初心者でも分かりやすく一部写真や図面付きになっていて、縄張りの種類や天守の装飾の名前、石垣の構造の種類、防御構造の種類などが解説されていて分かりやすかったです。
本編の各城郭解説では一部写真付き、絵図・縄張り図付きとなっており、YUKIMURA氏視点での見所がいろいろ記されていて勉強になりました。本のサイズも普通のハンドブックサイズで日本100名城公式スタンプ帳と同じぐらいの幅なのでそこまでかさばらないので、現地攻城時の際に必携したい一冊ですね。


まーちゃんさん
ビジュアル百科 日本の城1000城 1冊でまるわかり!

攻城団に入団する前、これを見て攻城先を決めていました。今でも攻城したらこの本をチェックして掲載されていれば攻城マークを付けています。本の内容としては城趾一覧に加えて、将軍ゆかりの城、籠城戦の舞台となった城などの特集記事、城の歴史と構造の解説まであり、お城巡り初心者の方にお勧めします。


た〜坊さん
英傑を生んだ日本の城址を歩く

長岡城と山本五十六、明石城と宮本武蔵、鹿児島城と西郷隆盛など30選について城の歴史やそれぞれの人物との関わりが書かれてあります。こういった切り口も面白いと思います。


た〜坊さん
ビジュアル百科 日本の城1000城 1冊でまるわかり!

以前ここのデータベースで取り上げていたので興味があって、購入しました。各都道府県別に1000の城館が掲載されており、面白いです。
8人の戦国部将ゆかりの城、城の合戦、名城秘話の斬り口での解説もあります。


しぇるふぁさん
完全保存版 日本の城1055 都道府県別 城データ&地図完全網羅!

書店の歴史コーナーの新刊書でたまたま見かけて試し読みしたら、内容が凄すぎで思わず購入。
発行日を見ると今年11月に発行されたばかりの新しい城郭参考書で、日本全国の1055基の城郭を網羅して解説している一冊です。掲載城も日本100名城・続日本100名城クラスの有名な城から、市史跡指定城郭や全く指定を受けてない超マイナーな城、中にはお城だけでなくチャシや山口藩庁などの幕末に建てられた城館・陣屋・屋敷まで、いろんな城郭が紹介されていました。
各城郭の解説は、日本100名城や現存天守城では特集ページが組まれていてかなり濃く解説されています。そのほかの城も、築城年、築城主、特徴、所在地、交通アクセスを最低限として掲載しており、今まで知らなかったマイナーな城郭を新たに知ることができました。この中には攻城団未登録城が何基かあり、城郭DB構築プロジェクトに登録申請する上で、決定的な書籍資料として使えるのでオススメしたいです。
ページが448ページあるので少し幅を取る本ですが、持ち歩き用の資料としても使えるかなと思います。


しぇるふぁさん
元離宮 二条城

二条城の売店で購入しました。中身は二ノ丸御殿と本丸御殿を中心とした解説付きフォトブックです。
二条城を見学する際の決定的な弱点としては、やはり二ノ丸御殿内部が全面撮影禁止ということが一番に挙げられると思います。なので、撮影できずどんな内装だったか忘れて思い出せない人が多いと思います。
それを完全に解決してくれるのがこの一冊。1ページ1ページ美麗な写真で二ノ丸御殿の中の様子が掲載されており、今は工事で見ることができない本丸御殿の内部も写真付きで解説が掲載されています。他にも清流園の四季の移ろいの様子が写真で紹介されてて、どれも綺麗な景色でした。こんなに美麗なフォトブックなのに、定価が762円とかなり求めやすい価格かと思います。
私のオススメのページとしては、やはり40〜41ページ目の本丸御殿の花車の杉戸絵ですね。ここに載っている写真の中では一番印象が残っています。現物は見たことないので、本丸御殿修復工事終わったら見に行きたいです。


つば九郎さん
名城の石垣図鑑

 お城好き、とりわけ石垣好きには、堪らない一冊です。お城といえば、この人、小和田哲男さんが書かれた本です。残念ながら、掲載させている写真が、すべて白黒なのと、地の文章がピンク色になっているところが多いので、目が慣れないと読みづらく感じる方がいらっしゃるかもです。自分は、かつて参考書に引きまくった、マーカーの蛍光ピンク色を思い出しました。
 第壱章は、知っておきたい石垣の基礎知識となっていますが、基礎じゃないでしょというレベルで書き込まれています。石垣のつくり方も、調達から積み上げまで、凄い労力だろうなと思わされながら、絵図で分かりやすく説明してあります。
 第弐章、第参章は、北は北海道から南は沖縄まで、石垣の名城75城が、石垣に特化して詳細に解説、説明されています。巻頭で「豆知識」のところを読むだけでも城石垣のスペシャリストになれますと書いてありますが、どこを読んでも見ても、物凄い情報量です。石垣ですので、そこは当然、西日本のお城の方が、比率は高く紹介されています。ぜひ、同じ形式で名城の土塁図鑑も出していただきたいところです。 
 自分は、かなりの石垣好きで、石垣は必ず眺めるだけでは飽き足らず、直接実際に手でさわってみるぐらいなので、ありがたい一冊です。


惟任日向守十兵衛さん
日本100名城公式ガイドブック (歴史群像シリーズ)

日本百名城のガイドブックとスタンプ帳です。また、日本城郭検定の公式テキストにもなっています。


惟任日向守十兵衛さん
レンズが撮らえた幕末日本の城―永久保存版

今はもう見られないような建築物などの貴重な写真が載っています。


鼬鼠丸(仮)さん
「関ヶ原」を読む: 戦国武将の手紙

関ヶ原までの期間、西軍東軍それぞれの武将にいったい何があったのかを残された手紙から解明していく本になっています。著者の外岡先生は大谷吉継の著書を以前に出版されているのもありやはり大谷吉継の出来事が沢山書いてありました。むしろ吉継の本の可能性も。個人的に興味深いなと思ったのは伏見にて島津義弘に招かれた吉継がお酒の飲み過ぎで二日酔いになってしまうお話です。普段は神秘的な吉継の人間臭い面を知れて嬉しかったです。


伝もものふ山田(ヤマー)さん
名城の石垣図鑑

おもに100名城、続100名城の石垣の見どころが紹介されています。
序章では石垣の基礎知識について解説されているので、初めての方も理解しやすいと思います。
写真も豊富に掲載されており、視覚的に理解しながら読むことができました。写真はモノクロなので、必要に応じて攻城団の写真も参考にすると分かりやすいです。


しぇるふぁさん
日本100名城公式ガイドブック (歴史群像シリーズ)

日本100名城公式スタンプ帳の解説ページをさらに拡張したようなガイドブックです。さらに、巻頭にはお城の構造や分類についての解説が分かりやすく掲載されています。お城めぐり始めたばかりの方でも読みやすく、理解しやすい中身なのでオススメします。スタンプ帳付きですが、こちらは破れやすく、耐久性が思わしくないのでこちらについては公式スタンプ帳を購入して集めた方が良いでしょう。
また、日本城郭検定の2級、3級を受検される方は問題の出題元がこのテキストとなっているのでマストで購入を推奨します!


デュラけんさん
新装版 最後の将軍 徳川慶喜 (文春文庫) (文春文庫 し 1-65)

司馬遼太郎著の江戸幕府の最期の将軍、徳川慶喜の生涯を描いた歴史小説です。
尊王攘夷思想の水戸史観を持ち合わせ、多芸多才で、家康公再来ともてはやされるも、賢しこ過ぎるが故に孤立してしまう人物像に惹かれました。
城巡りをしている時に、偶然出会った19歳の司馬遼太郎ファンの方に紹介してもらい、読むことにしました。
彼にあっていなければ、読んでいなかったかもしれない、思い出に残る書籍となりました。


デュラけんさん
燃えよ剣(上) (新潮文庫)

司馬遼太郎の代表作であり、幕末の騒乱期、新撰組を描いた歴史小説です。
筆者は、元新聞記者であり、徹底的に調べてから書くスタイルなので、時代考証も信頼出来ると思います。
子供の頃から活字嫌いで、本を読むことが苦手であった私でさえも夢中にさせられました。
京都の通り名と地名、関西から北海道の由縁のある名所からお城まで、聞いたことのある場所、知っている場所も沢山出てきたので、どういう軌跡を辿っていったか容易に想像すること出来ます。
機会をみて巡りたいと思います。

対になる作品、「竜馬が行く」も同時期に書き上げたらしく、次に読もうと思います。


デュラけんさん
豊臣家の人々 (中公文庫)

貧農の出であるがゆえ、征夷大将軍ではく公家の最高権威 関白になる道を選んだ豊臣秀吉と運命を翻弄される一族を描いた歴史小説です。
北の政所寧々に対する淀殿茶々と秀頼、追い込まれる秀長、政治の道具として扱われる妹と母など、短編でありながら物語は繋がっており、登場人物の性格 特徴 生き様を見事に描いた司馬遼太郎ワールドにひきこまれます。
関連するお城もたくさん出てきます。


さあやんさん
日本100名城公式ガイドブック (歴史群像シリーズ)

攻城団加入後に購入。スタンプ帳付き。当時は名前すら知らなかったお城が多かったので、下調べに活用しました。B5版で少し重いので現地に持っていくことはなかったのですが、これを購入してから私の名城めぐりが始まった思い出深い本です。


黄金玉子さん
名城の石垣図鑑

天守や櫓などのお城構築物の次に興味を持つのは石垣でしょうか。石垣に興味が湧くとお城の対象が増えます。
石垣の写真集は別途購入してぼーっとみていましたが、こちらは石垣の特長や見所を解説しています。
説明文字が黒とピンクで印刷されていて、少々目が疲れますけれど面白いです


castle.TATOさん
幕末維新の城 - 権威の象徴か、実戦の要塞か (中公新書)

買う前は「明治維新前後の城郭の保存史を詳しく記した本」と個人的に思って買いましたが「城郭を軸に見る幕末維新の歴史」と言った感じの本です。時代の動乱期に戦場となった城郭が次々と登場します。買う前に個人的に思っていた「城郭の保存史」の点では福岡城の項目などは大変興味深いものでした。

中公新書ですがそこまで硬くて読みづらい本ではないです。


こめつぶさん
カラー図解 城の攻め方・つくり方

豊富なカラー写真、縄張り図、イラストを使って解説する総合的な城の入門書。初心者が興味を持ちやすい近世城郭はもちろん、戦国時代の「土の城」「山城」にもかなりのページを割いて、その魅力をアピールしている。また、実際に戦いの舞台となった城の解説では、城の周囲の地形や支城群や陣城、部隊の配置などの図により、歴史のターニングポイントになった戦いのイメージをつかみやすい。


castle.TATOさん
幕末なるほど新聞

1年間を1つの新聞の日付と見立てて新聞紙面風のレイアウトで1844年から1878年までを描きます。

普通の書籍で幕末の通史を学ぶのはなかなかトピックが多くなるので大変ですが、こちらであれば幅広い内容を書籍よりは気楽に読むことができます。

当時に発行されたと仮定した新聞風に書かれているので、我々からしたら既にわかっている結末についても「〜すると見られる」や「どうなるのだろうか」となっており、少しタイムスリップしたような気分にもなれます。


castle.TATOさん
日本の城の謎〈攻防編〉 (祥伝社黄金文庫)

日本城郭協会設立者である井上宗和さんの著作。30年前の本ですが今でも十分に通じる読み応えです。

城にまつわる謎や疑問点から、攻防編では城造りのテクニックやその城にまつわる知識に加え、合戦の描写も説明してくれます。

築城編もそうですがこの本に出てくる知識はなかなか深く掘り下げたのが多く、考察も興味深いです。


castle.TATOさん
日本の城の謎〈築城編〉 (祥伝社黄金文庫)

日本城郭協会設立者である井上宗和さんの著作。30年前の本ですが今でも十分に通じる読み応えです。

城にまつわる謎や疑問点から、築城編では城造りのテクニックやその城にまつわる知識を教えてくれます。


castle.TATOさん
読めば行きたくなる「日本の城」 (じっぴコンパクト文庫)

全国45箇所の有名な城を厳選して雑学や歴史などを簡潔に説明してくれます。
城に興味を持った方が旅行前に下調べするにはぴったりな城のチョイス&記述量だと思います。

城の所在地を示す場所が実際の場所からずれていたり、羽柴秀長を長秀と書いているなど誤植も見られましたが、自分が持っているのが初版1刷なので今では訂正されているかもしれません


こめつぶさん
現代の都市設計家が解説 絵解きでわかる日本の城

日本の名城を都市設計家である著者が描いたスケッチで紹介する。スケッチなので写真に写りこんでしまう余計な構造物や植栽を省略でき、写真とは違った細部の意匠や造形の美しさを感じられる。こんなスケッチがさらっと描けたらいいのにと思う。メインの21城のほか81城の簡単なガイドも載せる。日英バイリンガル表記。


七郎麿さん
ビジュアル百科 日本の城1000城 1冊でまるわかり!

すごく色々なお城が載っていて面白いです。
地方別に載っていたり、戦いのことも載っていたりするので読んでみてください。


sumboさん
カラー図解 城の攻め方・つくり方

目からウロコの旅の友です。お城を巡り始めてから半年を越えたのにいまだ基礎知識がなかった2017年夏、コンビニでふと手に取ったら一から十まですべてが目からウロコでした。ただ残念なことに4回読んだところで列車の座席に置き忘れてそれっきりです。
今でも覚えているのは「防御の要として切岸が見直されている」ということと、筆者が熱く豊前長野城を推していたことくらいですが、知らず知らずのうちに本の内容が血肉となっていたような感じがしています。


こめつぶさん
日本の城 君も「城」博士になれる!

沖縄の首里城から北海道の五稜郭まで16のお城の歴史を鳥瞰復元図(香川元太郎氏)で紹介する図鑑。小学生の調べ学習向けに城の変遷や天守の構造、城のつくりかた等を丁寧に解説している。行ったことがある城、まだ行ったことがない城、それぞれ鳥瞰図を眺めて楽しんだ。


こうのさん
二条城にはふたつ天守閣あり (大竜門シリーズ)

郷土史家、永井太一郎さんが書かれた二条城の詳細な研究本。あまりに詳しいのでたぶん読む人を選ぶと思うけど、二条城に興味を持ってより深く学びたいと思った人であればぜひ読むべき一冊だと思う。ひとことで言うと「すごい」本です。


こうのさん
「二条城展」公式図録

6年前に開催された「二条城展」の図録。当時はそこまで興味や関心がなかったので開催されてることすら知らなかったけど、じつに悔やまれる。せめて図録だけでもと古本で入手したけど予想通り素晴らしかった。
なかでも大きく拡大された屏風の写真と、巻末の詳細な年表はありがたい。


十林寺さん
すぐわかる寺院別障壁画の見かた

障壁画の解説が丁寧で、時代背景や作者の思考まで想像しながら読み進めることができる一冊かと思います。障壁画鑑賞時に携帯したいです。


こうのさん
すぐわかる寺院別障壁画の見かた

二条城二の丸御殿、名古屋城本丸御殿の障壁画についての解説がある(ほかにも南禅寺や知恩院などいろいろ)。解説の対象が部屋のどの位置の襖かを鳥瞰図で示してくれてるのでわかりやすい。


土耳古法師(仮)さん
日本100名城公式ガイドブック (歴史群像シリーズ)

スタンプ帳が切り取って携帯できる小ささなので、私はこちらを使っています。
スタンプ設置場所の記載ありますが、変わってることもあるので攻城団等で調べておいた方だ良さそう。


藤式部卿さん
日本100名城公式ガイドブック (歴史群像シリーズ)

日本100名城についての解説書。この本が、私を2度目の全国お城行脚に誘いました。


hiro.Eさん
よみがえる名城白亜の巨郭徳川の城―決定版 (歴史群像シリーズ)

現存天守である姫路城を遙かに凌駕した寛永期江戸城や駿府城・徳川期大阪城など、再現されているだけでワクワクします。徳川期城郭の主役、藤堂高虎一代記もとても興味深かったです。天下統一なった徳川だからこそ実現した白亜の大規模城郭が堪能できます。


玄之丞さん
レンズが撮らえた幕末日本の城―永久保存版

幕末から昭和にかけて、
レンズにおさめられた貴重な城郭が
惜しみなく掲載されている。
廃城令や戦災で失われた城も多く、
一般に発売されている資料としては
超一級品だと思う。
事前に見てから攻城すると、
天守閣がなくなっていたり、
遺構が少ない城跡でも、
当時の情景が重ねられて、
タイムスリップできた気分になれる。
城好きには一家に一冊あって
絶対損しない資料。


散歩者さん
ビジュアル・ワイド 日本名城百選

日本100名城の選定は、お城巡りを楽しむ人の裾野をずいぶん広げたと思う。また、山城の魅力も認知されてきている。しかし、それより以前に城の機能に特化して、独自に100の名城を選定した先進性 は、現在でも色褪せていない。朝鮮倭城の記述があるのも面白い。
個人的に一番面白かったのは、各都道府県から5城を選び、100城を絞っていく過程が書いてある巻末ですね。
日本100名城や続日本100名城に選定されている城と比較してみるのも興味深いです。
読んだことない方は、図書館などで一読されることをおすすめします。


こうのさん
レンズが撮らえた幕末日本の城―永久保存版

この本でしか見られないような貴重な写真がたくさん掲載されています。こういうのを見ると写真で記録することの価値の大きさを実感しますね。


斎木惟勝さん
カラー図解 城の攻め方・つくり方

滝山城や飯盛城等、山城の紹介や縄張り図が多数掲載されており、実際に訪問の際に持っていっても役立ちそうです。
また、お城に関する基礎知識(石垣の積み方等)もあり、初心者の方にもお勧めです。


たなとすさん
レンズが撮らえた幕末日本の城―永久保存版

古写真の掲載量が半端ない。
この本は「読む」ではなく「眺める」本かなと思います。中にはボロボロとなった修理前の現存天守の古写真など衝撃を受ける古写真もあり、お城の過去の状態を知ることができる、おススメの1冊です。


たなとすさん
二条城完全攻城ガイド

絵図、イラスト、古写真など豊富に掲載されている。説明文章はコンパクトに、お城の基礎用語から建築部材の専門用語など掲載されおり、ここまで凝縮された一冊は、なかなかお目にかかれないと思います。


やすまろさん
レンズが撮らえた幕末日本の城―永久保存版

永久保存版のタイトルに偽りなし。
写真の多さに圧倒されます。どの写真も貴重な資料です。


Aichirouさん
二条城完全攻城ガイド

ガイドツアー参加者限定特典ではありますが、そのクオリティーの高さに驚かされました。
見所毎に団員の撮った写真を取り入れたり、説明もしっかりポイントを絞り、見やすく読みやすい内容になってます。
攻城団らしさが詰まった一冊だと思います。


なめちぃさん
レンズが撮らえた幕末日本の城―永久保存版

この本は本当に永久保存版だと思います。この本を見ていると失ってしまったものの重要性を考えさせられてます。だから今、沢山の写真を残しておくことが重要だと思います。


弥一左衛門さん
レンズが撮らえた幕末日本の城―永久保存版

今は無き天守や櫓、門や御殿等々、134城720点の写真が紹介されている資料性の高い写真集です。萩城や津山城、岡城等今は石垣しかない城郭の天守が在りし日の姿はわくわくします。つくづく明治廃城令が恨めしくなります。


hiro.Eさん
レンズが撮らえた幕末日本の城―永久保存版

私も愛読しています。この写真に収められている建物がすべて現存していれば・・・と思わずにはいられません。天守だけでなく、江戸城の蓮池巽三重櫓や大阪城の本丸三重櫓群、津山城の壮大な櫓群を見るとつくづく残念な思いがします。欲を言えば、全部復元してほしいです。


なめちぃさん
二条城完全攻城ガイド

持ち歩きやすいサイズで、中は本屋さんに並んでいてもおかしくないような出来栄えです。娘が修学旅行前の予習に使いました。


土耳古法師(仮)さん
二条城完全攻城ガイド

贅沢な作りで、読みやすく、図も豊富で見やすい。まさに完全攻略!

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海神の子

明から清へとうつる動乱の時代、長崎平戸から、中国、台湾を舞台に繰り広げられる海賊の物語です。

近松門左衛門の国性爺合戦を著者川越宗一先生が独自の視点で描いております。

それぞれの立場の人達が、行き場を失い、運命に争い、大海原に活路を求めて生きていく様は心を打たれました。

デュラけんさん)

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