桂ヶ岡チャシはオホーツク海に面した丘陵上に築かれたチャシで、アイヌの人々はここで相対し、交易や祭祀、チャランケ(談判)をしたとされており、チャランケチャシという名称も伝わっています。アイヌ語で「イシメシナイチャシ」(犬が熊を見つけて吠える沢にある砦)や、「リンナイサノプツンチャシ」(網走川の海のほうの川口にある砦)とも呼ばれていたそうです。1935年(昭和10年)に国の史跡に指定され、現在は「桂ヶ岡公園」として整備されています。
目次
項目 | データ |
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おそらく、八王子城の解説本の中で最も重要な一冊でしょう。
八王子城跡が現在のように整備されたのは、落城400年にあたる1990年以降のことです。本書の出版も同時期で、出版後に発見された遺構もあれば、今は目にすることのできない遺構も多数あります。言い換えると、1990年当時の八王子城跡の姿を記録した書であるとも言えます。八王子城に興味を持ってくださった方にはお薦めの一冊です。すでに廃刊となっていますので、古書店か図書館で探してください。
トンネル工事や台風・地震などにより、現在は失われてしまった石垣などの貴重な写真も多数掲載されていますが、白黒で小さいため分かり辛いのが残念。
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