みんなのレビュー

団員が投稿した書籍のレビューを最新順で表示しています。

レビューを投稿するには
まず以下のリンクにある検索フォームで書籍を検索してください。検索結果にある「レビューを書く」という緑のボタンを押せば入力欄が表示されます。このページに並んでいるレビューのようにすでにほかの団員がレビューを書いている場合は、書籍のページの右上にある「レビューを書く」を押しても投稿できます。
書籍の検索ページ

た〜坊さん
奈良中世城郭事典(図説日本の城郭シリーズ17)

北和地域32城、西和地域5城、中和地域20城、宇陀地域11城、五條・吉野地域10城、合計78城について書かれています。
またそれぞれの城について位置と歴史、現況、評価、探訪にあたっての注意事項についてまとめてあります。
地図と縄張図も掲載されてあるので、とても参考になります。


黒まめさん
日本史サイエンス〈弐〉 邪馬台国、秀吉の朝鮮出兵、日本海海戦の謎を解く (ブルーバックス)

エンジニアの播田氏が、前作に続き、歴史の謎をエンジニアの視点で紐解いていきます。特に造船エンジニアとして様々な検証を数値化したことで、おもしろい仮説となっています。邪馬台国への意外な道筋や、秀吉の朝鮮出兵の失敗原因(しかし、スペインやポルトガルの植民地化を結果的に防げたのではないかとも…)、また、「東郷ターンによる奇跡の勝利」と言われた「日本海海戦」も、実は勝つべくして勝ったなど、科学の目で見た説が展開されます。前作と共に、日本人の「暗黙知」を重要視する精神性から生まれた「ものづくり」のチカラが歴史の流れを支えて来たということがよくわかりました。


榎本秋さん
〈小さき社〉の列島史 (法蔵館文庫)

日本全国にある神社。
そのうちの
「印鑰社」
「ソウドウ社」
「女体社」
「ウナネ社」
について調査結果をまとめた一冊。
そもそも、社の種類とかの知識もなかったのでずっと「ふむふむ」と読んでました。お住いの地域の社の勉強や観光時の広がりにつながるかもです。


た〜坊さん
福岡県の城

出版社のホームページによると、北九州地区56、京築地区61、筑豊地区50、福岡地区45、太宰府地区10、北筑後地区44、南筑後地区42の城の掲載があります。
縄張図も掲載してあるものもあり、参考になります。
歴史、遺構、アクセス等の項目に分けて書いてあればより読みやすかったと思いますが、これだけの数について触れている事は有難いです。
巻末には福岡県城址一覧があります。


初芽さん
東京城址女子高生 1 (ハルタコミックス)

女子高生とお城の漫画と聞いて気になっていました。全巻あっという間に読んでしまいました。
今まで素通りしていた街や山も、お城にハマると「気づかなかっただけで実は昔そこにあったんだ」と気付いて、知ったことにうれしくなったりワクワクする気持ちはとても分かる〜!☺️
またみんなで楽しく勉強しながら城巡りする様子や、主人公のあゆりがどんどん城巡りを好きになっていく姿を見て、自分ももっと色んなお城を巡りたい!と思いました。


榎本秋さん
古代荘園: 奈良時代以前からの歴史を探る (シリーズ古代史をひらく)

長屋王の資料などをもとに古代荘園についてわかりやすく説明する論集。荘園の種類、相続。氏の財産から菩提寺への移行などなどはじめてのお話も多く楽しめました。


榎本秋さん
街道アトラス: 歴史の道をたどる日本地図帳

大形本。お城巡りをしていて街道について興味を持った方向けの入門本。

全国の街道についてオールアバウト的に地理関係、歴史などを知ることができる。

東海道、中山道は各宿についても説明、キービジュアルがある。


榎本秋さん
高松 海城町の物語: 瀬戸内の海城が開いた都市デザイン

海城をテーマに江戸時代から今までの高松の発展を紹介。

多彩な地図、マップ、写真、関連知識のコラムでとても楽しく高松について学べる。

高松発展史展が一冊にまとまった感じ。文章も読みやすく、都市デザインや地形の勉強にもなっておすすめです!


まーちゃんさん
紫式部の実像 (朝日選書1041)

攻城団定期ライブで榎本先生により紹介され、かつ大河ドラマでも平安時代が舞台となっている事から手に取りました。紫式部、藤原道長、清少納言などが活躍する時代を時系列的に書かれています。清少納言は宮中ライフを謳歌していたようですが、紫式部は夫宣孝の死後道長の勧めで中宮彰子の女房として宮中入りしますが、「若紫物語」「源氏物語」が既に知られ、道長の強い後ろ盾があることが知られており、皆に敬遠され宮中での生活は息苦しかったようです。ちなみに紫式部と清少納言は宮中ではオーバーラップしていないそうです。蛇足ですが、11月1日は「古典の日」となっていますが、寛弘5年(1008)11月1日、「源氏物語」の名がはじめて記録された記念すべき日だそうです。


黒まめさん
増補版 知れば知るほどおもしろい琉球王朝のすべて

「琉球の歴史ってあんまり知らないなぁ」と思い、手にとった本です。日本における江戸時代の頃の琉球の歴史が、首里城内から庶民の生活に至るまで、とてもわかり易く書かれています。本当に違う歴史をたどってきた独立国家(?)だったんだなぁと実感します。領域そのものは東西約1000km、南北約400kmとなかなかに広大ですが、小さな島々の集まりである琉球は、弱く小さな国です。その国を生き永らえさせるための柔軟さ、したたかさに驚かされました。この本の中で、私が強烈に心に残ったのが、首里城正殿前の赤白のシマシマの意味と王妃の選び方です。「えっなになに?」と思った方は、読んでみてください。

フォローしませんか

攻城団のアカウントをフォローすれば、SNS経由で最新記事の情報を受け取ることができます。
(フォローするのに攻城団の登録は不要です)

今日のレビュー

平安京の四〇〇年:王朝社会の光と陰

10月の定期ライブで榎本先生が推薦され、かつ来年の大河ドラマが平安時代が舞台と言うことで、予習のつもりで手に取りました。はっきり言って平安時代に関する知識はあまり有りませんでしたが、この著書には桓武天皇が都を平安京に移してから、摂関政治、院政、そして武士の時代までの約400年の貴族の権力闘争や平安京に住む人びとの営みを知る事が出来ました。特に関心を持ったのは平安京のトイレ事情で、汚い話もあり詳細は割愛しますが、テレビや映画ではなかなかお目にかかれない事なので興味深く読ませて頂きました。来年の大河まで時間はそう有りませんが、その前に是非読んでおく一冊だと思います。

まーちゃんさん)

書籍ページを表示する

すべてのレビューを表示する

フィードバックのお願い

攻城団のご利用ありがとうございます。不具合報告だけでなく、サイトへのご意見や記事のご感想など、いつでも何度でもお寄せください。 フィードバック

読者投稿欄

いまお時間ありますか? ぜひお題に答えてください! 読者投稿欄に投稿する

トップへ
戻る