団員が投稿した書籍のレビューを最新順で表示しています。
日本全国にある神社。
そのうちの
「印鑰社」
「ソウドウ社」
「女体社」
「ウナネ社」
について調査結果をまとめた一冊。
そもそも、社の種類とかの知識もなかったのでずっと「ふむふむ」と読んでました。お住いの地域の社の勉強や観光時の広がりにつながるかもです。
女子高生とお城の漫画と聞いて気になっていました。全巻あっという間に読んでしまいました。
今まで素通りしていた街や山も、お城にハマると「気づかなかっただけで実は昔そこにあったんだ」と気付いて、知ったことにうれしくなったりワクワクする気持ちはとても分かる〜!☺️
またみんなで楽しく勉強しながら城巡りする様子や、主人公のあゆりがどんどん城巡りを好きになっていく姿を見て、自分ももっと色んなお城を巡りたい!と思いました。
長屋王の資料などをもとに古代荘園についてわかりやすく説明する論集。荘園の種類、相続。氏の財産から菩提寺への移行などなどはじめてのお話も多く楽しめました。
大形本。お城巡りをしていて街道について興味を持った方向けの入門本。
全国の街道についてオールアバウト的に地理関係、歴史などを知ることができる。
東海道、中山道は各宿についても説明、キービジュアルがある。
海城をテーマに江戸時代から今までの高松の発展を紹介。
多彩な地図、マップ、写真、関連知識のコラムでとても楽しく高松について学べる。
高松発展史展が一冊にまとまった感じ。文章も読みやすく、都市デザインや地形の勉強にもなっておすすめです!
攻城団定期ライブで榎本先生により紹介され、かつ大河ドラマでも平安時代が舞台となっている事から手に取りました。紫式部、藤原道長、清少納言などが活躍する時代を時系列的に書かれています。清少納言は宮中ライフを謳歌していたようですが、紫式部は夫宣孝の死後道長の勧めで中宮彰子の女房として宮中入りしますが、「若紫物語」「源氏物語」が既に知られ、道長の強い後ろ盾があることが知られており、皆に敬遠され宮中での生活は息苦しかったようです。ちなみに紫式部と清少納言は宮中ではオーバーラップしていないそうです。蛇足ですが、11月1日は「古典の日」となっていますが、寛弘5年(1008)11月1日、「源氏物語」の名がはじめて記録された記念すべき日だそうです。
「琉球の歴史ってあんまり知らないなぁ」と思い、手にとった本です。日本における江戸時代の頃の琉球の歴史が、首里城内から庶民の生活に至るまで、とてもわかり易く書かれています。本当に違う歴史をたどってきた独立国家(?)だったんだなぁと実感します。領域そのものは東西約1000km、南北約400kmとなかなかに広大ですが、小さな島々の集まりである琉球は、弱く小さな国です。その国を生き永らえさせるための柔軟さ、したたかさに驚かされました。この本の中で、私が強烈に心に残ったのが、首里城正殿前の赤白のシマシマの意味と王妃の選び方です。「えっなになに?」と思った方は、読んでみてください。
古地図からわかる城下町の様子と、現代に残る痕跡が語られています。近世城郭は、都市計画ありきで成り立っていることがよくわかりました。近世において「築城する」ということは、すなわち「お城を中心にしたまちづくり」なんだなぁと実感。加藤清正が城下に豊前街道を通したのは、そこを通って参勤交代する島津氏を監視するとともに、城の威容を見せつけ、戦意を消失させる意図だったとか…。築城名人は、都市計画もできる人だったんですね。
もうすでにお二人の方がレビューされているので言わずもがなですが、エンジニアの視点でデータを数値化して検証していくのがとても面白いです。著者がこの本でずっと述べている日本のものづくりの素晴らしさにも感動しました。また、「秀吉に戦艦大和を運用させたら…」という仮定に一瞬「おぉ、それは見てみたい」と思いましたが、亡くなった大勢の方々には申し訳ないけれど、あそこで負けておいて良かったのだと私個人は思います。
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