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ごましおさん
城郭移築建造物大全 西日本編

財布に優しくないのが難点ですが、城郭「移築」建造物(不確かなものを含みます)について、数多くの写真と解説、評価、一覧表が収録されており(一覧表にしか収録されていないものもあります)、中身は非常に充実しています。ただ民家に移築された建造物については住所が非公開になっているので実際に見学するにはこの本の情報だけでは困難なものがあるのは残念です(個人情報の関係があるということなので仕方がないですが)。また原則的に「現存」建造物は扱っていません。あと西日本のお城のみです。私は東日本の人間なので東日本編の発売を楽しみにしています(西日本編も買いましたが)。なお、この本の一覧表に載っている移築建造物のうち、明石城・姫路城・龍野城・岡山城・備中松山城の5城分、計13件については実際に見学してみました(本の一覧表には15件収録されていましたが、民家所有で住所が非公開のもの1件と、備考に取り壊しと書いてあるもの1件は除きました)。本は大きくて重いので、本で調査&メモ(自宅)→遠征して5城分見学(現地)→本で復習(自宅)という使い方をしてみました。移築建造物についてまとまっている本は今まで聞いたことがなかったのと、インターネットだけでは入手しづらい情報もあり、とても役に立ちました。


こうのさん
隆元さんー厳島合戦てんこもりの巻ー

毛利隆元を主人公にしたマンガ。「厳島の戦い」における最新の学説が反映されているので勉強になる。奇襲で勝ったというより、合戦に至るまでの毛利元就の戦略構想が見事で、戦う前に勝率を限界まで引き上げていたことがよくわかった。


しぇるふぁさん
戦国LOVEWalker2024 ウォーカームック

地元の書店で購入しました。
いろいろなお城10選が書かれていて面白かったです。その中に地元のお城が選ばれて紹介されていた時は結構嬉しい気持ちになりました。金ヶ崎の退き口と上田城合戦、厳島の戦い、越後上杉氏米沢移封の足取りと辿ったり、アップアップガールズと散歩形式でめぐる小田原城下の紹介があったり面白い特集でした。
最後には御城印紹介の特集がありましたが、入門編とあったのでかなり初歩的な紹介が書かれています。御城印を初めて知った人や集め始めた人向けの内容だったので、いわゆる「玄人」なコレクターの方はちょっと物足りないかもしれませんが、次号で中級編上級編特集が組まれる可能性があるので期待したいですね。


まーちゃんさん
藤原道長「御堂関白記」を読む (講談社学術文庫)

倉本先生の「平安貴族とは何か」を読ませて頂き、もう少し藤原道長の事を知りたいと思っている時に、攻城団テレビ【定期ライブ】で榎本先生から紹介がありましたので、今回読んでみました。
著書の内容は藤原道長の自筆本「御堂関白記」の中から歴史上重要な時期の部分を抜き出して解説し、道長の人となりを理解することが出来ます。
特に一条天皇とのやり取り、一条天皇から三条天皇に譲位される時、その後の後一条天皇の即位など歴史上の転換期について同時期に書かれた日記「小右記」(藤原実資)「権記」(藤原行成)の内容も合わせて詳細に解説されおり、道長がどのようにして栄華を極めていったのかが非常に良く理解出来ました。
やはり、ここ一番の動きが敏速であり、道長のような栄華を極める事が出来る人は生まれながらにそのような資質を持っているのでしょうね。
2024年の大河ドラマ「光る君へ」に登城する藤原道長に注目です。


えんさん
続 図説 茨城の城郭

茨城のお城歩きは、まずは、先に刊行されている図説茨城の城郭を中心に歩いていただいて、その隙間にある色々なお城を訪ねるととても充実した楽しいお城歩きになると思います。
図説茨城の城郭に掲載されていない城、隙間を埋めるのがこの本です。
図説茨城の城郭に掲載されている以外のお城となると、すごくマニアックなお城が掲載されていると感じてしまうかもしれませんが、そんなことはないです。
図説茨城の城郭と併用することで、茨城県の中世史を更によくざっくりとではありますが、俯瞰できると思います。
この図節シリーズを片手に、実際に城に足を運ぶことで、茨城の城も歴史もより深く理解できると思います。


えんさん
改訂版 図説 茨城の城郭

茨城のお城歩きの時に必ず手元にほしい一冊です。縄張図と詳細な解説は茨城のお城歩きの手助けになると思います。2023年の4月に茨城県の中世城館という県内の城館調査報告書が公開されましたが、図説茨城の城郭に記載の城であれば、こちらの本の方が、解説はより詳しいです。ただ、縄張図が刷新されているものもありますから、併用していただくとまちがいないと思います。
続刊の「続・図説茨城の城郭」や「図説茨城の城郭3」と合わせると、茨城の中世史をざっくり俯瞰できます。


さららさん
戦国LOVEWalker2024 ウォーカームック

手に入れてから 毎日この本を眺めています。
次は、どの城に行こうかな…と(*´艸`)
ページを捲る毎に
ここの皆さんの知った名前が出てきて
とても身近に感じ嬉しく思います(*^^*)
コメントを掲載いただいて
皆さんと一緒に
この本の制作に ささやかながら関われて
私にとって 宝物のような本です。


Kジョニーさん
戦国LOVEWalker2024 ウォーカームック

自分のコメントも掲載されており非常に嬉しく思います。団員の方のコメントも写真も多数掲載されており、こんなに身近に感じる本は生まれて初めてです。これからは常時携帯して攻城に役立つこと間違いなしの一冊です。


まーちゃんさん
平安貴族とは何か 三つの日記で読む実像 (NHK出版新書 707)

次回の大河ドラマで平安時代が舞台となることもあり、平安時代をもっと知りたくて手に取りました。この著書は藤原道長「御堂関白記」、藤原行成「権記」、藤原実資「小右記」の古記録を読み解いて、平安貴族とは何かを解りやすく説明しています。中でも藤原道長の「御堂関白記」は自筆本となっており、書き方や消し方から解ることもあり、古写本では解らない藤原道長の性格等をよく知る事が出来ました。なお、この自筆本、現在まで残っていたことは奇跡だし、道長も約1000年後に大勢の人に見られるなんて予想だにしなかっただろうな、と感じました。一方、藤原行成「権記」、藤原実資「小右記」は古写本となっていますが、その当時の事が詳細に書かれているので、摂関政治として栄華を極めた藤原道長を理解するのに非常に有用な古記録のようです。大河ドラマ「光る君へ」の放映が待ち遠しくさせる一冊でした。


つば九郎さん
戦国LOVEWalker2024 ウォーカームック

  Amazonで注文したおかげで、自分は書店をめぐることなく、無事に発売日にクリスマスプレゼントが届きました。まさにサンタクロースでしたね。Amazonさんもありがとうございます。
 素敵な本が、できあがりましたね。攻城団の皆んなで作りあげた、素晴らしい一冊になっています。どの写真も、どのコメントも、よく見知った名前の方々ばかり、城愛があふれかえっています。こんな素敵な本に、自分も、ちょっとだけ、関わることができて幸せですね。
 本の内容も、文句なしですが、カレンダーも良いですね、さっそくスワローズカレンダーの隣に貼って1年眺めて楽しみたいと思います。もちろん、攻城団卓上カレンダーも、机の上にありますけど。
 何はともあれ、素敵な1冊を、ありがとうございます。ずっと舐めるように眺めて読んでいられそうです。嬉しいな!

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今日のレビュー

塞王の楯

一乗谷の戦いから関ヶ原の戦いまで、強固な石垣を組み、城を守ろうとする石垣職人集団・穴太衆。強力が故に決して使われない砲をつくろうとする鉄砲職人集団・国友衆。己の信念を貫き、それぞれの技術の競いあう様を描いた歴史小説です。
石垣から当時の歴史が見えてくる、そんなことを考えさせてくれる一冊であると思いました。

デュラけんさん)

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