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黒まめさん
おもしろすぎる家康の城図鑑

攻城団のプレゼント企画で当選した本です。私は自分の本になると読む速度が一気に落ちてしまうという人なので、他の本を読みながらゆっくりゆっくり読みましたが、実際はとても読み易く、サクッと読める本です。鯛の天ぷらを食べてタイムスリップして記憶をなくした家康が、千田先生と栗原くんに出会い、記憶を取り戻すため縁の城を巡る…という筋立ても面白く、最後は、家臣の城を巡って…という具合で終わります。子供さんでも楽しめ、大人でも十分楽しい本です。活字は苦手で…という人にもオススメします。


榎本秋さん
三井大坂両替店-銀行業の先駆け、その技術と挑戦 (中公新書 2792)

江戸時代の金融について。膨大な資料を元に読み解かれた一冊。店舗の状況。人事。信用調査について。そして実際のエピソード。分析と内容盛りだくさん。少し難しくもありますが、まずは、はじめのほうをふむふむと読んでエピソードまで読み。再度読み返すといいかなと。知的好奇心を刺激されるとともに江戸の風情もわかるおすすめです


まーちゃんさん
村人の城・戦国大名の城 (歴史新書y)

1月のオンライン評定で榎本先生から紹介があり、かつ北条氏の領域支配について関心があったので読んでみました。北条氏照が如何に領民の事を考えていたかを理解することが出来ました。また、滝山城、八王子城及びその支城について詳細に書かれており、八王子城が小田原城に劣らない程の惣構えと考えられており、かつ領民の避難場所の役割も果たしていることを知りました。先般この本で紹介されていた境目の番城「滝の城」を攻城してきましたが、是非、八王子城の惣構えを歩いてみたい(大部分は山の中ですが・・・)と思えてきました。と言うことで、歴史好きの方のみならず、城好きの方も楽しめる一冊となっています。


リッツさん
〈武家の王〉足利氏 (歴史文化ライブラリー 525)

待望の電子書籍化にて購入しました。足利将軍家の没落は単純な下克上によるものと思っていましたが、それには将軍家の血統による権威の否定による上からの下克上が関与しているとのことでした。単純な人間なので、このような本を読むことで歴史を異なる視点から学ぶことができるのが楽しく、またそのようなことが出来る学者を尊敬してしまいます。


碧さん
もろびとの空 三木城合戦記

時は戦国。三木合戦の1年10ヶ月に及ぶ籠城戦に村人たちが巻き込まれていく様子、さまざまな立場の人たちの視点でストーリーは進んでいきます。
三木の干殺しと言われる悲惨な籠城戦が舞台の小説なので、最初は読むのを躊躇しましたが、とても読みやすく、引き込まれました。


榎本秋さん
江戸大名の本家と分家 (歴史文化ライブラリー)

江戸大名家の本家と分家についてわかり易く解説している。複雑な出自の鍋島家の例などもわかりやすい。また、綱吉期の奥詰設置なども改めて勉強になった。大名家がどのように一族配置、親戚づきあいをしていったかもわかった。


榎本秋さん
君主制とはなんだろうか (ちくまプリマー新書 450)

【君主】に注目して世界史を読み解く一冊。どのように君主が生まれ、君主に役割はなにで、それがどのように変容していたかったがとてもわかりやすい。ルイ十四世の果たした役割。【革命】の意味などもわかりやすく説明されてている。最後は現代の君主の説明もあり、一冊で普段とは違う視点で世界史を振りかえれてとても楽しかった。


あぶさんさん
戦国の山城を極める

厳選された22城を紹介しています。赤色立体地図や縄張図、概略図が掲載されており、カラー写真もとても豊富なのでお城のイメージがしやすいと思います。
攻城団で行きたいお城に登録している高取城や七尾城、観音寺城に月山冨田城と多数掲載されているので購入しましたが、攻城前の予習や攻城後の復習にと重宝しています。


黒まめさん
ざんねんなお城図鑑

「ざんねんなお城」ってどんなお城?という興味で手に取りました。お城はいかに素晴らしくても、運用する人次第ということかなと私は思いました。
見方を変えると、どんなお城でも「ざんねん」なところが必ずあるということをイラストと軽妙な文で綴られています。巻末では、有名武将をこき下ろす…おっとっと、分析する章もあり、面白かったです。


つば九郎さん
東京城址女子高生 4 (ハルタコミックス)

 実は、本格的な攻城漫画の東京城址女子高生、最終巻となる第4巻も登録されたようなので、改めてレビューを残しておきます。ひょんなことから、城巡りをすることになった主人公は、最終第23話まで、世田谷城から 檜原城まで、名城からなかなかマニアックな城まで1年かけて攻城してきました。最初は、イヤイヤ攻城していた主人公でしたが、最後は仲間たちと共に、完全に歴史通の城マニアになっておりました。この間、城巡りを通じての、主人公の成長物語にもなっていました。完全に自分は父親目線で見てましたかね。
 東京だけでも、まだまだいっぱい城はある訳で、いつまでも彼女たちの攻城を眺めていたかったですが、後輩たちに部活は引き継がれ、物語は、ここで終了となりました。
 第3巻で登場した小田原城での城の本物論争あたりが、やはり一番秀逸だったでしょうか。そして、この物語は主人公ふたりのこんな会話で幕を下ろします。
 ここまで連れてきてくれてありがとう。
 こちらこそ一緒に来てくれてありがとう。
 どうしても絵柄からして、完全に少女漫画そのものの世界観なので、なかなかとっつき難いところもあるかもしれませんが、本当に良くできた攻城漫画ですので、ぜひ御一読ください。

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今日のレビュー

平安京の四〇〇年:王朝社会の光と陰

10月の定期ライブで榎本先生が推薦され、かつ来年の大河ドラマが平安時代が舞台と言うことで、予習のつもりで手に取りました。はっきり言って平安時代に関する知識はあまり有りませんでしたが、この著書には桓武天皇が都を平安京に移してから、摂関政治、院政、そして武士の時代までの約400年の貴族の権力闘争や平安京に住む人びとの営みを知る事が出来ました。特に関心を持ったのは平安京のトイレ事情で、汚い話もあり詳細は割愛しますが、テレビや映画ではなかなかお目にかかれない事なので興味深く読ませて頂きました。来年の大河まで時間はそう有りませんが、その前に是非読んでおく一冊だと思います。

まーちゃんさん)

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