団員が投稿した書籍のレビューを最新順で表示しています。
倉本先生の「平安貴族とは何か」を読ませて頂き、もう少し藤原道長の事を知りたいと思っている時に、攻城団テレビ【定期ライブ】で榎本先生から紹介がありましたので、今回読んでみました。
著書の内容は藤原道長の自筆本「御堂関白記」の中から歴史上重要な時期の部分を抜き出して解説し、道長の人となりを理解することが出来ます。
特に一条天皇とのやり取り、一条天皇から三条天皇に譲位される時、その後の後一条天皇の即位など歴史上の転換期について同時期に書かれた日記「小右記」(藤原実資)「権記」(藤原行成)の内容も合わせて詳細に解説されおり、道長がどのようにして栄華を極めていったのかが非常に良く理解出来ました。
やはり、ここ一番の動きが敏速であり、道長のような栄華を極める事が出来る人は生まれながらにそのような資質を持っているのでしょうね。
2024年の大河ドラマ「光る君へ」に登城する藤原道長に注目です。
茨城のお城歩きは、まずは、先に刊行されている図説茨城の城郭を中心に歩いていただいて、その隙間にある色々なお城を訪ねるととても充実した楽しいお城歩きになると思います。
図説茨城の城郭に掲載されていない城、隙間を埋めるのがこの本です。
図説茨城の城郭に掲載されている以外のお城となると、すごくマニアックなお城が掲載されていると感じてしまうかもしれませんが、そんなことはないです。
図説茨城の城郭と併用することで、茨城県の中世史を更によくざっくりとではありますが、俯瞰できると思います。
この図節シリーズを片手に、実際に城に足を運ぶことで、茨城の城も歴史もより深く理解できると思います。
茨城のお城歩きの時に必ず手元にほしい一冊です。縄張図と詳細な解説は茨城のお城歩きの手助けになると思います。2023年の4月に茨城県の中世城館という県内の城館調査報告書が公開されましたが、図説茨城の城郭に記載の城であれば、こちらの本の方が、解説はより詳しいです。ただ、縄張図が刷新されているものもありますから、併用していただくとまちがいないと思います。
続刊の「続・図説茨城の城郭」や「図説茨城の城郭3」と合わせると、茨城の中世史をざっくり俯瞰できます。
手に入れてから 毎日この本を眺めています。
次は、どの城に行こうかな…と(*´艸`)
ページを捲る毎に
ここの皆さんの知った名前が出てきて
とても身近に感じ嬉しく思います(*^^*)
コメントを掲載いただいて
皆さんと一緒に
この本の制作に ささやかながら関われて
私にとって 宝物のような本です。
自分のコメントも掲載されており非常に嬉しく思います。団員の方のコメントも写真も多数掲載されており、こんなに身近に感じる本は生まれて初めてです。これからは常時携帯して攻城に役立つこと間違いなしの一冊です。
次回の大河ドラマで平安時代が舞台となることもあり、平安時代をもっと知りたくて手に取りました。この著書は藤原道長「御堂関白記」、藤原行成「権記」、藤原実資「小右記」の古記録を読み解いて、平安貴族とは何かを解りやすく説明しています。中でも藤原道長の「御堂関白記」は自筆本となっており、書き方や消し方から解ることもあり、古写本では解らない藤原道長の性格等をよく知る事が出来ました。なお、この自筆本、現在まで残っていたことは奇跡だし、道長も約1000年後に大勢の人に見られるなんて予想だにしなかっただろうな、と感じました。一方、藤原行成「権記」、藤原実資「小右記」は古写本となっていますが、その当時の事が詳細に書かれているので、摂関政治として栄華を極めた藤原道長を理解するのに非常に有用な古記録のようです。大河ドラマ「光る君へ」の放映が待ち遠しくさせる一冊でした。
Amazonで注文したおかげで、自分は書店をめぐることなく、無事に発売日にクリスマスプレゼントが届きました。まさにサンタクロースでしたね。Amazonさんもありがとうございます。
素敵な本が、できあがりましたね。攻城団の皆んなで作りあげた、素晴らしい一冊になっています。どの写真も、どのコメントも、よく見知った名前の方々ばかり、城愛があふれかえっています。こんな素敵な本に、自分も、ちょっとだけ、関わることができて幸せですね。
本の内容も、文句なしですが、カレンダーも良いですね、さっそくスワローズカレンダーの隣に貼って1年眺めて楽しみたいと思います。もちろん、攻城団卓上カレンダーも、机の上にありますけど。
何はともあれ、素敵な1冊を、ありがとうございます。ずっと舐めるように眺めて読んでいられそうです。嬉しいな!
実際に見てもらえれば分かるんですが、一言で言えば、実に読み応えのある1冊です。
人気歴史系YouTuber、YUKIMURAさんによる200城の名城紹介本になっております。チャンネル登録者数は19万人超えだそうで、かくいう自分も、その1人です。まだまだ、過渡期ではありますし問題も多々起こってもいますが、時代はもうYouTube等から発信され創られていくんでしょうね。遅れないように生きていかないと。
選ばれた200城は、配信を見たことのある人には、この人らしいなと納得する選び方だと分かると思います。歴史的舞台になった城や歴史的意義のある城が、より選ばれている印象で、47都道府県全て網羅しておりますが、愛知県が11城、静岡県、岐阜県が9城の一方、1城だけの県も4県あります。2城の県が8県で、正続100名城より地域的な偏りはある感じです。
一応、アクセスや遺構の記述もありますが、もっぱら城の変遷、城主に関する話、合戦の状況等の要は歴史的記述が、びっしりと書き込まれており、観光的な記述等は、いっさい無く、ひじょうに生真面目な歴史本といった程になっています。
写真や図も最低限になっていて、書きたいことが、まだまだたくさんあるんだという感じが、ひしひしと良く伝わってきます。実際の攻城の際に持って行くタイプではなく、じっくりと読み込みたくなる1冊です。
10月の定期ライブで榎本先生が推薦され、かつ来年の大河ドラマが平安時代が舞台と言うことで、予習のつもりで手に取りました。はっきり言って平安時代に関する知識はあまり有りませんでしたが、この著書には桓武天皇が都を平安京に移してから、摂関政治、院政、そして武士の時代までの約400年の貴族の権力闘争や平安京に住む人びとの営みを知る事が出来ました。特に関心を持ったのは平安京のトイレ事情で、汚い話もあり詳細は割愛しますが、テレビや映画ではなかなかお目にかかれない事なので興味深く読ませて頂きました。来年の大河まで時間はそう有りませんが、その前に是非読んでおく一冊だと思います。
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