実は、本格的な攻城漫画の東京城址女子高生、最終巻となる第4巻も登録されたようなので、改めてレビューを残しておきます。ひょんなことから、城巡りをすることになった主人公は、最終第23話まで、世田谷城から 檜原城まで、名城からなかなかマニアックな城まで1年かけて攻城してきました。最初は、イヤイヤ攻城していた主人公でしたが、最後は仲間たちと共に、完全に歴史通の城マニアになっておりました。この間、城巡りを通じての、主人公の成長物語にもなっていました。完全に自分は父親目線で見てましたかね。
東京だけでも、まだまだいっぱい城はある訳で、いつまでも彼女たちの攻城を眺めていたかったですが、後輩たちに部活は引き継がれ、物語は、ここで終了となりました。
第3巻で登場した小田原城での城の本物論争あたりが、やはり一番秀逸だったでしょうか。そして、この物語は主人公ふたりのこんな会話で幕を下ろします。
ここまで連れてきてくれてありがとう。
こちらこそ一緒に来てくれてありがとう。
どうしても絵柄からして、完全に少女漫画そのものの世界観なので、なかなかとっつき難いところもあるかもしれませんが、本当に良くできた攻城漫画ですので、ぜひ御一読ください。
4巻で登場する城址は石神井城、品川台場、天神山城、郡上八幡城、大垣城、滝山城、檜原城、杉田屋敷。残念ながら最終巻となりますが、感情豊かな女子高生たちの目線で描かれる城址巡りは本当に楽しかったです。
タイトル | 東京城址女子高生 4 (ハルタコミックス) |
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著者 | 山田 果苗 |
出版社 | KADOKAWA |
発売日 | 2021-03-15 |
ISBN |
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価格 | 814円 |
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